ここ数年、注目を集めている果物の一つに「シャインマスカット」があります。あなたはシャインマスカットを食べたことがあるでしょうか?シャインマスカットは、食べ過ぎると太るとも言われています。今回の記事では、シャインマスカットに含まれる栄養素などを詳しく解説していきます。
先に、記事内容の一覧を見ておきましょう。
- シャインマスカットとはどんなフルーツ?
- シャインマスカットの食べ過ぎで太る?
- シャインマスカットの健康的な食べ方とは?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、シャインマスカットを上手に食べる方法を身に着けてしまいましょう。
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目次
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シャインマスカットとは
シャインマスカットとは「ぶどう」の品種の一つです。一体どんな特徴をしているのでしょうか?詳しく解説していきます。
特徴
シャインマスカットとは「安芸津21号」と「白南」というぶどうを掛け合わせて作られた大粒のぶどうの品種です。それぞれの元のぶどうは、アメリカ品種とヨーロッパ品種です。アメリカ品種のぶどうは、病気などには強い品種ですが、甘みは少なめ。
一方のヨーロッパ品種のぶどうは病気に弱く、甘みは強めという特徴があります。それぞれの特徴を補い合って「病気に強く、甘みが強いぶどう」にしたのが、シャインマスカットになります。楕円形の形をしていて、糖度は20度から25度もあるのが特徴です。
種も無く、そのまま食べられるぶどうの品種になっています。
旬の時期
シャインマスカットは「8月下旬から9月下旬ごろ」に旬を迎えます。シャインマスカットが栽培されているのは、長野県、山梨県、岡山県、山形県などの比較的寒暖の差が激しい地域です。旬の時期以外もお店に並ぶことはありますが、甘みが強いのは8月から9月ごろになります。
また、収穫後の保存方法も以前より精度が高まり、12月ごろまで鮮度を維持したまま保存することも出来るようになりました。お歳暮の商品としても活躍しています。
栄養素
シャインマスカットに含まれている栄養素を見ておきましょう。
- 糖質
- ポリフェノール
- レスベラトロール
- ビタミンB1
- 食物繊維
シャインマスカットは非常に甘いぶどうの品種です。なので、一粒でかなりの量の糖質が含まれているのが特徴です。また、ポリフェノールなどの抗酸化作用が強い物質が含まれているので、アンチエイジングなどを意識している人にもおすすめしたい果物となっています。
さらに特筆すべきは「レスベラトロール」という栄養素です。レスベラトロールとはポリフェノールの一種の物質ですが、通常のポリフェノールの数倍の抗酸化作用を持っています。なので、シャインマスカットは、アンチエイジング効果を得たい人には、かなり有効なのです。
食物繊維も豊富なので、綺麗にダイエットも出来るでしょう。
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シャインマスカットは太る?
シャインマスカットは、当り前ですが食べ過ぎると太ります。一体どれくらいのカロリーや糖質が含まれているのでしょうか?
カロリー・糖質
まずは、シャインマスカット100gあたりに含まれるカロリーや糖質を調べてみました。
カロリー | 64kcal |
糖質 | 16g |
このように、甘みが強いフルーツなので、かなり糖質の量は高めです。カロリーはあまり高くありませんが、糖質は非常に高いので、食べる時に注意しましょう。ちなみに、この糖質は一気にぶどう糖に変わり、エネルギー効率はいいので、量さえ気を付けて食べていれば、問題はありません。
一日の適量は?
シャインマスカットの1日の適量は、おおよそ10粒程度が限度です。この量を超えて食べてしまうと、カロリーや糖質を完全に燃やすためにかなりハードな有酸素運動が必要になります。限度量を守って正しく食べるようにしましょう。
いくら糖質が燃えやすいといっても、燃焼しきれなかった糖質は体に脂肪として蓄積されてしまいます。
1日の果物の摂取量
厚生労働省による健康指針「健康日本21」では、近年、果物の摂取量が不足していることが指摘されています。摂取目標として、健康のために果物を1日200g以上摂ることが勧められています。
健康な人の場合、1日の目安量は、シャインマスカットなどの大粒品種で1日10~13粒程度となります。
ちなみに、子供は6歳以上の学童期になると、果物は成人と同じ200gを目標量となります。ただし、5歳以下の乳幼児は、年齢や体格によって調節してください。
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シャインマスカットの健康的な食べ方
では、最後にシャインマスカットを健康的に食べる方法を、いくつかご紹介しておきます。
皮ごと食べる
シャインマスカットは「皮ごと食べる」のがイチオシです。なぜなら、皮の部分に抗酸化作用が高い「レスベラトロール」がたくさん含まれているからです。皮を剥いて食べてしまうと、シャインマスカットの美味しい部分の大半を捨ててしまうことになります。
シャインマスカットは、皮ごと食べやすいように品種改良されたぶどうなので、皮が苦手な人でも食べやすいはずです。
ジュースやスムージーとして
シャインマスカットは、ジュースやスムージーにするのがおすすめです。房からもぎ取り、そのままジューサーに入れられるので、調理も簡単です。バナナなどの他の果物と一緒にジュースにすると美味しいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はシャインマスカットを食べ過ぎると本当に太るのか?ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりとまとめたので、簡単に振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- シャインマスカットは非常に食べやすいようにアレンジされたぶどうの一種
- シャインマスカットは糖質が高いので、食べ過ぎると太る
- シャインマスカットは抗酸化作用が高い栄養素が満点なので、アンチエイジング効果も期待できる
こんな内容になっていました。あなたも早速スーパーでシャインマスカットをゲットして、食べてみられてはいかがでしょうか?
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