お祝い時に食べる機会の多いお赤飯。「たくさん作ったけど余ってしまった!」「食べきれないけれどいつまで日持ちする?」そんな方向けに、お赤飯の日持ちや保存方法について着目しました。今回は、
- お赤飯の日持ち/賞味期限
- 赤飯は腐るとどうなる?
- 冷蔵庫で固くなる原因と対処法
- お赤飯の保存方法
これらのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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お赤飯の日持ちは常温・冷蔵・冷凍でどのくらい?
お赤飯は冷蔵保存よりも冷凍保存が向いているので冷凍する方も多いかと思いますが、どのくらい保存できるのでしょうか?
お赤飯飯の日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…1日
- 冷蔵保存…約2日
- 冷凍保存…約1ヶ月
お赤飯は涼しい時期でその日のうちなら常温保存でもOKです。炊飯器に入れっぱなしにするのは、その日にうちに消費できる場合のみです。
冷蔵保存は2日ほど日持ちしますが、赤飯が硬くなってしまうのでオススメではありません。すぐに食べない場合は、冷凍保存がオススメで1ヶ月ほど日持ちします。
お赤飯は腐ると・傷むとどうなる?
お赤飯は腐ったり異端だりするとどうなるのでしょうか?炊いた赤飯は傷みやすいです。冷蔵保存していたも傷むことがあります。
腐ったり傷んだりしたお赤飯の特徴を確認してみましょう。
- 黒っぽく変色している
- カビくさい臭いがする
- カビが生えている
- ねばねば糸を引いている
お赤飯は腐るとカビが生えたり糸を引いたり、くさくなったりします。特に暖かい時期に炊飯器に入れっぱなしにしておくと、このような状態になりやすいです。
すぐに食べないお赤飯は、冷蔵か冷凍で保存してください。冷蔵庫で保存していても、長時間放置すると腐ってしまうので気をつけましょう。
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お赤飯が冷蔵庫で固くなる原因
お赤飯を冷蔵保存すると、腐ってはいないけれど硬くなることがあります。これはお米が含む“でんぷん”が変化したことによるもので、食べられないわけではありません。
ただ、食感や味が劣化しているので美味しくないと感じる方が多いでしょう。ちなみに、 冷凍庫保存の場合はでんぷんが劣化しないので、解凍後ももっちりとした食感が残ります ◎
ご飯に含まれるでんぷんは、0〜3度の時に変質しやすく、冷蔵庫は5度前後に設定されているので劣化してパサパサしたり、味が落ちる原因となってしまうのです。
お赤飯が固い時の対処法
お赤飯が固くなったりパサパサになった時の対処法としては、“水をかけて電子レンジで加熱する方法”があります。茶碗1杯分の赤飯に対して小さじ1杯の水をかけ、ラップに包んでレンジ加熱します。赤飯に水分が入っていくので、食感が戻りますよ。
お赤飯を長持ちさせる保存方法
炊いたお赤飯の保存方法について、常温・冷蔵・冷凍別にご紹介いたします。
常温保存
炊いたお赤飯を常温で保存するには、下記の項目が必須となります。
- その日のうちに消費する場合のみ常温可能
- 涼しい時期に限る
冷蔵保存
炊いたお赤飯は冷蔵保存も可能ですが、でんぷんが変化して硬くなったり乾燥しやすくなるので、あまりオススメではありません。冷蔵保存の日持ち目安は、約2日です。
冷凍保存
冷蔵保存したお赤飯はどうしてもパサパサしたり、味が落ちてしまうので、できれば冷凍保存がオススメです!冷凍おにぎりや冷凍チャーハンが販売されているように、冷凍したお赤飯は劣化しにくいのが特徴です。
冷凍庫ではでんぷんが変化することもないので、1ヶ月以上保存しておくことができます。
- 温かいうちにラップに包む
- 粗熱が取れたら冷凍庫へ入れる
- 更に密閉袋に入れると乾燥しにくい
ラップには小さな穴が空いているため、ラップだけだど乾燥してしまいます。更に保存容器や密閉袋に入れることで、より乾燥から防ぐことができます。
まとめ
この記事をまとめると
- お赤飯の日持ち日数は、常温:1日(涼しい時期のみ)
- 冷蔵:約2日 / 冷凍:約1ヶ月
- お赤飯は冷蔵保存するとデンプンが変化して固くなる
炊いたお赤飯をすぐに食べない時は冷凍保存の方が美味しく保存できるので、冷蔵庫ではなく冷凍庫で長期保存させましょう♩
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