成人式や誕生日など、日本のお祝いの席に欠かせない食事と言えば「お赤飯」ですよね。モチモチとした食感と小豆の風味が相まって、何とも言えない美味しさを感じることができます。今回は、赤飯を食べることで得られる健康上のメリットについて解説していきます。
赤飯はもち米が使用されているため、ダイエットに効果的などという情報もありますが、実際はどうなのでしょうか。今回紹介していくテーマは、
- 赤飯は健康にいい?
- 赤飯はダイエットに効果がある?
- ダイエット中に赤飯を食べるポイント
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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赤飯は健康にいい?
赤飯に含まれるカロリーや糖質量、具体的な栄養素などについて解説していきます。赤飯を食べることでどのような効能が得られるのか、詳しく見ていきましょう。
カロリー・糖質
まずは赤飯のカロリーや糖質量について見ていきましょう。赤飯のカロリーは使用する原料によって多少の前後はするものの、おおむね1膳あたり(約150g)で284kcalと言われています。
一般的な白ご飯のカロリーは1膳あたり(約150g)で252kcalですから、カロリーは白ご飯よりも若干高いと言えるでしょう。一方糖質量は、1膳あたり(約150g)で63.6gが一般的と言われています。
同量の白ご飯と比較してみると、白ご飯の糖質量は55.6gなので、糖質量でも赤飯の方が多く含まれているということがわかります。
栄養
赤飯にはカロリーや糖質の他にも、たんぱく質やビタミン、ミネラルといった成分も多く含まれています。たんぱく質は1食あたりで5.85g、ビタミンはビタミンk・B1・B2・葉酸、ミネラルは銅・亜鉛・マンガン・モリブデンなどを含んでいます。
他にも食物繊維も多く含まれており、少量食べても腹持ちが良いためダイエット効果が望めるとも言われています。
効果効能
赤飯には様々な栄養素が含まれていますから、食べることによって様々な健康効果を得ることができます。例えば鉄分は、体に必要な必須ミネラルの一つで、血液中の酸素を運搬するための重要な栄養素と言われています。
他にもビタミンB群は、皮膚や髪などを健康に保つため高い美容効果が得られると言われています。むくみの改善や便秘の解消など、赤飯を食べることで様々な健康効果を得られるでしょう。
赤飯はダイエットに効果がある?
赤飯は主食ですから、炭水化物が多く含まれていることは言うまでもありません。しかし一方で、「赤飯を食べるとダイエット効果が望める」という情報もあります。炭水化物=肥満というイメージがありますが、一体どういうことなのでしょうか。
たんぱく質
赤飯を食べるとダイエットに効果的と言える理由として、たんぱく質が含まれていることが挙げられます。赤飯には小豆やささげ豆などが使用されるため、大豆たんぱく質を摂取することができます。
たんぱく質は基礎代謝をアップさせる効果や、筋肉量を増やす手助けをしてくれるため、「痩せやすい体作り」に繋がります。このことから、赤飯を食べるとダイエットにつながると言われている所以があります。
亜鉛
もう一つの理由は亜鉛を摂取できるからです。亜鉛は体に必要な必須ミネラルの一つで、ホルモンの分泌に作用したり、髪や肌を健康に保つといった効果が見込めます。他にも新陳代謝を促す効果が期待でき、この効果がダイエットに効果的と言われています。
新陳代謝をあげるということは、痩せやすい体作りに繋がります。いくら食生活に気を付けたとしても、筋肉の量が減少し、体の機能が低下していけば死に近づくことはいうまでもありません。
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ダイエット中に赤飯を食べるポイント
減量中でも赤飯を食べる効果はあるのでしょうか。ダイエット中の赤飯の食べ方や食べる量について解説していきます。
一日の適量
ダイエット中の方は、摂取カロリーや摂取糖質量についてかなり気を使っているかと思います。赤飯にもカロリーや糖質量は多く含まれているため、食べる量には気を付ける必要があります。
一般的に1食というと150ℊ程度を指すことが多いですから、それよりも少ない量を食べた方がよいでしょう。赤飯は食物繊維が含まれているため、少量食べるだけでも満腹感を得られます。
ゆっくり噛んで食べる
ダイエット中に赤飯を食べる場合、よく噛んで食べるようにしましょう。よく噛んでゆっくり食べることで、より少量で満腹感を得られるでしょう。
特に赤飯の原料となるもち米には、アミロペクチンと呼ばれるデンプンが多く含まれており、消化に時間がかかることがわかっています。満腹感が長続きすれば間食の量も減りますし、より高いダイエット効果が実感できるでしょう。
まとめ
今回は、赤飯の健康効果やダイエット効果について解説していきました。
この記事をまとめると
- 赤飯は白ご飯と比較すると、カロリーや糖質量は高いため、食べ過ぎてしまうと肥満を招く可能性も。
- 一方で、ビタミンやミネラル、食物繊維やたんぱく質などを多く含んでいることから、赤飯の方が優れている点もある。
- 赤飯を食べる時はよく噛んで食べる・食べる量に注意するということが大切。
いかがでしたか?赤飯を食べることで得られるメリットやデメリットについて、少しでも知識が深まれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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