皆さん、赤飯はお好きでしょうか?お祝い事などでも出される料理として有名ですが、普通のおにぎりと違ってもち米を使用しているため詰まらせやすいので特に小さなお子様や高齢の方は注意が必要です。
今回は赤飯をのどに詰まらせることはあるの?という疑問についてこちらの内容でお答えします♪
- 赤飯とはどんな料理か?
- 赤飯を喉につまらせることはある?
- 食べ物が喉に詰まらないようにするには?
実は赤飯をのどに詰まらせて死亡したという例もあり、食べるには注意が必要なご飯です。それではさっそく説明していきます。
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目次
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赤飯とはどんな料理か?
そもそも赤飯とはどんな料理なのでしょうか?おめでたい席では定番のお赤飯で結婚式の引き出物としてもよく利用されますが、食べる時には少し注意が必要です。詳しく説明していきます。
赤飯の材料は?
赤飯の材料は主に、もち米と小豆またはささげです。昔はこれらの具材を蒸して作られていましたが、自宅で作るときは簡単に作ることができる炊飯器を活用する場合が多いです。またトッピングにゴマ塩が使われることも多いですよ。
赤飯の意味は?
赤飯は今ではお祝い事で食べられることが多いですが、昔は邪気を払う、魔よけの意味で食べられていたそうです。日本では昔から赤色は邪気を払うと信じられており、赤色の食べ物を神様にお供えして食べる風習があり、そこから邪気を払う意味でお祝いの席で食べられるようになったそうです。
いつから食べられるようになった?
赤飯には長い歴史があり、縄文時代から食べられていたと言われています。その時代はもち米ではなく「赤米」というインディアカ米を蒸して作られていました。そして現代でも食べられる赤飯が実際に食べられ始めたのは室町時代と言われています。なぜもち米が使われるようになったかははっきりと分かってはいませんが、冷めても固くならない、蒸して作るにはもち米の方が向いていることなどが挙げられています。
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赤飯を喉につまらせることはある?
赤飯はのどに詰まらせてしまうことはあるのでしょうか?結論から言うと赤飯はのどに詰まらせやすい料理の1つ。詳しく説明していきます。
普通のおにぎりと何が違う?
赤飯は普通のおにぎりのお米とは違いもち米が使われています。もち米はその名の通り「餅」にも使われているお米で、のどに詰まりやすいと言われています。
なぜ赤飯の方が詰まりやすいのか?
もち米は粘り気が強くのどですんなり通らないので詰まらせやすいと言われています。
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食べ物が喉に詰まらないようにするには?
赤飯に使われているもち米がのどに詰まりやすいことは分かりましたが、詰まらないようにするにはどのようにすればよいのでしょうか?詳しく説明していきます。
食べ物での窒息事故は年間どれぐらい?
食べ物による窒息事故は厚生労働省の人口動態調査によると、年間約3,500人以上、そのうち80歳以上が2,500人と言われています。
どんな食材が危険なのか?
食べ物での窒息事故の原因は主に「餅」「ミニカップゼリー」「飴類」「パン」「肉類」「魚介類」「果実類」「米飯類」など。特にお餅を食べることが多いお正月での発生が多いと言われ、高齢者だけでなく子供も窒息事故が多く発生しています。
食べる時の注意点
窒息事故を起こさないためにいは
- 食べ物を小さく切ってから食べる
- 急いで飲み込まない(ゆっくり噛んで飲み込む)
などが挙げられます。
喉に詰まった時の対処方法とは?
もしも食べ物がのどに詰まってしまった場合は早急に詰まってしまった異物を取り除くことが重要です。もしも指で簡単に取り除くことができれば取り除く、それが不可能であれば胸部突き上げ法(背後から脇の下に手をまわししっかり握り、すばやく自分側に引き上げるように圧迫する※妊婦や幼児には行わないでください)や背部叩打法(のどに詰まった人が前かがみになり相手の肩甲骨の間を手のひらで強くたたく)などがあります。もしも相手の反応がなければ心肺蘇生法を行います。これらは応急手当ですので、必ず救急車を呼ぶようにもしてください。
また一人でいるときに食べ物を詰まらせてしまった場合は、救急車を呼びつつ強く咳をする、手でのどに詰まったものを取り除くなどの対処方法があります。喉に食べ物が詰まった場合は呼吸ができなくなり死亡する例もあるため、普段から食べ物が詰まらないようにすることを心掛けてください。
まとめ
以上、赤飯はのどに詰まるの?という疑問についてお答えしましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 赤飯はもち米と小豆またはささげを材料として作られる
- 昔から赤いものは縁起が良いと考えられており、邪気を払う・魔よけの意味で食べられており、そこからお祝いの席で食べられるようになった
- 赤飯に使われているもち米は粘り気がありのどに詰まりやすい食材の1つ
- 赤飯を食べて窒息死した例もあり、一気に食べるのは絶対にNG
- のどに詰まらせないためにも、少量ずつ、ゆっくり噛んで食べることが大切
- もしものどに詰まらせてしまった場合は早急に異物を取り除くことが大切で、手で取り除けない場合は胸部突き上げ法や背部叩打法を使って詰まったものを出す
お祝い事で食べられることが多い赤飯ですが、のどに詰まりやすい分一気に食べたりするのはやめましょう。ぜひ美味しく安全に赤飯を食べてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。