手軽に使えてどんな食材にも合わせやすいシーチキンを常備されている人も多いのではないでしょうか。美味しくてペロリと食べられるシーチキンですが、油漬なのでカロリーが気になりますよね。この記事では、
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シーチキンの油は太る?
シーチキンと聞くと「カロリーが高い食品だから太る」と考える人は多いのではないでしょうか。シーチキンは油漬だけでなく水煮もあるので、カロリーが気になるなら水煮を選ぶという選択肢もあります。ここでは、シーチキンのカロリーについて紹介します。
油が入っている理由
シーチキンの元になるのは日本で初めて作られたイワシの油漬けの缶詰です。油が入っていることで空気を遮断して保存性が高まり、旨味がアップしています。
カロリーに注意
シーチキンのカロリーを調理方法別に比較してみましょう。
油入り水煮:1缶(80g)あたり・液汁含む 98kcal
水煮:1缶(70g)あたり・液汁含む 53kcal
調理品(オイル不使用):1缶(70g)あたり・液汁含む 54kcal
油漬タイプはカロリーが高いことがわかります。ダイエット中にシーチキンを食べるなら、しっかり油を切ってから使うか、カロリーの少ない水煮タイプを選ぶとよいでしょう。
(引用:はごろもフーズ)
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シーチキンの油が美味しい
シーチキンの油は主に綿実油や大豆油が使われています。シーチキンを料理に使うときは、油や水煮の汁は使っていますか?捨てている人も多いのではないでしょうか。実は缶詰の油や水煮の汁の中には、旨みや栄養が含まれているんですよ。ここでは、シーチキンの油について紹介していきます。
ツナの旨味がたっぷり
シーチキンの油や水煮の汁には、旨味成分・イノシン酸がたっぷりと溶け込んでいます。イノシン酸は昆布に含まれるアミノ酸の一種・グルタミン酸などと組み合わせると相乗効果が生じ、複雑で強い旨味を引き出せるといわれています。
栄養素もたっぷり
シーチキンの原材料であるマグロやカツオには、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれています。オメガ3系脂肪酸は必須脂肪酸と呼ばれ、体内で合成できない脂肪酸です。そのため、食事からの摂取が必要になります。シーチキンは必須脂肪酸を摂取するのに適した食材です。
油を料理にちょい足しで美味しく栄養補給
シーチキンの油には調味液も加えられているため、料理に使うと美味しさがアップします。料理に少し加えて美味しく栄養補給しましょう。カロリーや脂質は高めなので、使いすぎには注意してください。
おすすめレシピ
シーチキンに含まれるイノシン酸とグルタミン酸を含む食材の相乗効果を狙ったおすすめレシピを紹介します。
ツナと豆のシチュー:ミックスビーンズ・ツナ・玉ねぎ・ブロッコリーを使った相乗効果で美味しいシチューです。豆類も使うことでイソフラボンやビタミンの効果も得られます。
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注意
カロリーが低い食品でも、調味料や合わせる食材が高カロリーでは摂取カロリーがオーバーするので注意が必要です。また、特定の食品はカロリーが低くても、油断して高カロリーなお菓子や飲み物を飲んでいては痩せるのは難しくなるでしょう。
食べ過ぎには注意
シーチキンの水煮タイプが低カロリーでも、食べ過ぎは肥満に繋がります。シーチキンに限らず、低カロリーだからといって同じ食品ばかり食べていると栄養バランスが偏ります。色々な食材を組み合わせて栄養を補給し、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
ヘルシー・健康志向の方向けの水煮(ノンオイル)も
水煮タイプのシーチキンは脂質や糖質が控えめの高タンパク低カロリーな食品です。ビタミン・ミネラルも豊富に含まれています。また、シーチキンの原材料のマグロやカツオに含まれるDHAには脂肪燃焼効果が、EPAには血行促進と新陳代謝がアップする効果があります。ヘルシーで栄養豊富なシーチキンの水には、ダイエット向きの食品といえるでしょう。
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まとめ
シーチキンの栄養などについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- シーチキンの油漬タイプは高カロリー・高脂質
- シーチキンの油にはツナの旨味や栄養素がたっぷり含まれている
- シーチキンの油を料理に少し足すと美味しくて栄養補給もできる
- シーチキンの水煮タイプが低カロリーでも食べ過ぎは肥満に繋がり、栄養バランスが偏る恐れがある
シーチキンの油には体に良い栄養素が豊富に含まれています。しかも旨味もたっぷりなので、食べ過ぎてしまう恐れも。シーチキンの油漬は高カロリーなので、油はちょっぴり足す程度にしましょう。
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