子供から大人まで、食べる機会の非常に多い食材であるウインナーソーセージ。その中でも特に有名なシャウエッセンは、「パリッ」という噛んだ時の音が大きな魅力ですよね。
このシャウエッセン、ついうっかり食べ忘れて未開封のまま冷蔵庫に残っていた!なんてことが、誰でも一度は経験があるのではないでしょうか。
- シャウエッセンはいつまで食べることが出来るの?
- ウインナーが腐敗したときのサイン
- シャウエッセン以外のウインナーについて
今回はこちらについて詳しく解説します。
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目次
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シャウエッセンのウィンナーはいつまで食べれる?
シャウエッセンに記載されている賞味期限は冷蔵保存を条件として、製造日から50日間の設定となっています。食品に記載されている賞味期限表示ですが、同じような言葉で消費期限という記載がされている食品を見たことがあるのではないでしょうか。
実は、この賞味期限と消費期限、言葉の持つ意味合いが全く異なるのです。
賞味期限
シャウエッセンに記載されている「賞味期限」とは、製品の品質が保たれる目安の期限です。そのため、賞味期限を過ぎたとしてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
賞味期限が付けられる主な製品としては、
- シャウエッセン(ウインナーソーセージ)
- 卵
- 乾物
などが挙げられます。
消費期限
対して消費期限とは、製品が腐敗したりすることなく安全に食べることが出来る期限の日付のこと。賞味期限と違い、消費期限は1日でも過ぎてしまうだけで食中毒などが発生するリスクが高くなります。
そのため、消費期限は賞味期限よりも短い日数が付けられており、期限を過ぎてしまったものはもったいないと思わず確実に廃棄することが大切です。
消費期限が付けられる主な製品としては、
- 生肉
- 菓子パン
- 生菓子
などが挙げられます。
開封後の保存期間は?
一度開封したシャウエッセンは賞味期限内であったとしても出来るだけ早く食べ切ることが大切です。保存期間としては、2~3日程度となります。これには2つ理由があります。
賞味期限は未開封状態を保証するものであるため
賞味期限について、期限を多少経過としてもすぐに食べられなくなるわけではないことを解説しました。しかしこれは、あくまで「未開封状態」であることが条件となります。食品は一度開封してしまうと空気に触れた部分から品質の劣化が始まります。品質劣化のスピードは例え冷蔵庫に入れていたとしても急激な速度で進行します。
そのため、一度開封したシャウエッセンは、賞味期限に関わらず出来るだけ早く食べきることが大切になるのです。
シャウエッセンには保存料が使用されていないため
シャウエッセンのもつ商品特徴の1つに「保存料不使用」であることがあげられます。一般的なウインナーソーセージは出来るだけ日持ちさせることが出来るように食品添加物として保存料を添付することが多いです。その場合、日持ちはするものの味はどうしても落ちてしまいます。
しかし、シャウエッセンの製造メーカーである日本ハム株式会社では、工場の製造工程から店頭までを全て10℃以下の低温度管理を行うことで製品への保存料不使用を実現しています。
ただし、一度開封してしまうと品質劣化が早くなることも保存料不使用の特徴と言えます。そのため、やはり開封後は出来るだけ早めに食べきることが大切となります。
なお、開封後、数日経過後にシャウエッセンを食べる場合は出来る限り火を通して食べることをおすすめします。これは、体に悪影響を及ぼす細菌は高温で死滅するものが多いためです。ただし、「腐敗」の特徴が出ている場合は、食べずに廃棄を行いましょう。
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腐ったウィンナーはどうなる?
腐った時の状態
一般的なウインナーが腐敗した場合、以下の特徴が現れます。
- 酸っぱいような異臭がする
- ウインナーから濁った水分が出る
- 触るとヌルヌルする
これらの特徴が1つでも発生した場合は、絶対に食べずに廃棄しましょう。そのまま食べてしまうと腹痛や嘔吐など食中毒を発祥してしまう可能性が高くなります。
なぜ袋がパンパンになる?
未開封のウインナーソーセージを常温下で長期間放置すると袋がパンパンになることがあります。これは、ウインナーに付着していた酵母菌が温度によって爆発的に増えて発酵したたため。例を上げるならパンを膨らませるために使用するイースト菌をイメージするとわかりやすいでしょう。
カビは生える?
カビは食品内の水分を利用して発生します。ウインナーにも水分は含まれているため腐敗に伴ってカビが発生することはあります。その場合は、黒カビや白い綿のようなカビが生えることが多いでしょう。
なお、カビの生えた部分だけを除去したとしても見えないカビの根がウインナー全体に生えている可能性があるため、一度カビが生えてしまった場合は食べずに廃棄することを徹底しましょう。
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他のウィンナーの賞味期限は?
皮なしウィンナー
オーソドックスな皮なしウインナーは冷蔵保存を条件として、製造日から約30日後を賞味期限としているメーカーが多いです。
チーズウィンナー
肉だけでなく、中にチーズを入れて作るチーズウインナーはどうでしょうか。乳製品であるチーズが加わることで更に賞味期限が短くなります。具体的には製造日から14日前後を賞味期限としているメーカーが多いことが判りました。
なお、どちらのウインナーも開封後は賞味期限表示が無効となることは変わりません。
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まとめ
この記事をまとめると
- シャウエッセンは日本ハム株式会社の看板メニューの一つで保存料不使用が特徴
- シャウエッセンには賞味期限が記載されており、冷蔵保存と未開封を条件として約50日間保存することが出来る
- 開封後は、シャウエッセンが空気に触れることで品質劣化スピードが上がるため、早めに食べ切ることが大切になる
- 腐ったウインナーの特徴は、臭いや見た目などわかりやすいものが多いため、しっかりと理解しておく必要がある
いかがだったでしょうか。
シャウエッセンの製造メーカーである日本ハムは、他のメーカーの追従をモノともせずに保存料不使用など独自の製品をたくさん開発しています。今後も様々な新製品が発売され、私たちの食卓を彩ってくれるでしょう。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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