ホタテのお刺身といえば肉厚でもっちりした食感、濃厚な甘みがおいしいですよね。ですがそんな刺身はこどもに与えてもいいものなのか、気になりませんか?そこで今回は
- ホタテのお刺身は何歳から食べられる?
- こどもに与えるときの注意点
- アレルギー、食中毒の危険性
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目次
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ホタテのお刺身は何歳から食べられる?
ホタテのお刺身って何歳から与えていいものなのでしょうか?
食べられる時期
こどもに新しい食材を食べさせるとき、アレルギーや味付けなど心配要素はとても多いですよね。
特に刺身や貝類は大人でも食中毒を起こすことがあるため、なおさら慎重になると思います。
結論から言うと、ホタテは食べさせてもかまいません。ただしそれは火の通ったものの話です。
基本的に離乳食は加熱処理がマスト。こどもの胃腸はまだ大人同様には機能できていないためです。
調べてみると、加熱したホタテなら9か月以降から食べさせてもいいそうですよ。9カ月というと、ちょうど離乳食後期の時期ですね。
食べられる量
一番最初はひと口だけにしてください。こどもが欲しがっても、しっかり説明してひと口にとどめます。
そうして少しづつ量を増やして様子を見てあげてください。
また初めてお刺身を与えるなら、最初は白身魚からスタートしましょう。それが大丈夫だったら赤身、青魚、貝類と順番に様子を見ながら与えてください。
特に貝類は加熱すると弾力が増すので、細かく裂くなどして消化しやすいサイズに調整してあげてくださいね。
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こどもにホタテの刺身を与える時の注意点
こどもにお刺身を与えるときに、注意すべき点についてご紹介します。
最初は少量から
まずは体に慣れさせるため、少量から与えてみてください。それで問題がなければ少しづつ量を増やしても大丈夫です。
大人と違ってこどもは胃腸の消化能力がじゅうぶんに備わっていません。
新鮮なものであれば問題ありませんが、万が一少し古いお刺身を食べてしまったら、お腹をこわすことも考えられます。
最初は新鮮なお刺身を当日中に少量与えるようにしましょう。間違ってもこどもには購入から日が経ったものは与えないでください。
こどもは大人よりも敏感です。アレルギーなどの危険性もあるため、少量で様子を見るのが正解ですね。
必ず生食用を使う
こどもは大人と違って抵抗力が弱く、免疫も少ないと言われています。
おいしいからと軽い気持ちで生魚を食べさせたことで、食中毒やアレルギーを引き起こす可能性もあります。
また時期に限らず、こどもに生ものを食べさせてもいいのは「こどものコンディションが良いときだけ」です。
風邪気味だったり体の調子が悪いときには免疫力や抵抗力が落ちているものです。これは大人も同じですよね。
このような状態のときに生ものを食べさせると、元気なときよりも危険性は増しますので気を付けてください。
アレルギーに注意
初めて食べる食材は、アレルギーを起こさないか心配と感じる人も多いはず。貝類や甲殻類・魚卵は、特にアレルギーの原因となりやすい食材です。
ホタテによるアレルギー症状では、以下のようなものが考えられます。
- 発疹
- 口腔内のかゆみ
- 下痢、嘔吐
- 目や喉のかゆみ
中でも一番多いのは口腔アレルギー症候群で、口や舌・くちびるが腫れたりかゆくなったりします。
万が一ホタテを食べたあとのこのような症状が出た場合は、早めに病院で相談するようにしましょう。
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ホタテは食中毒にも注意
魚介類の生食は食中毒の危険性もあります。
ノロウイルス
安全にお刺身を食べるために、食中毒に関する問題は大人がしっかりと把握しておきましょう。
こどもは大人に比べて抵抗力が弱いです。
大人なら軽症ですむ食中毒も、こどもだと重症化してしまう、というのはよくある話なのです。
こどもは抵抗力が弱く抗体も持っていないため、食中毒にかかりやすいということを覚えておいてくださいね。
ホタテなどの貝類の生食は、大人でも食中毒の危険性が増すものです。特にノロウイルスは比較的よくある食中毒なので、注意が必要です。
ノロウイルスは加熱調理すれば問題ないので、気になる場合はしっかりと加熱してから与えてください。
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まとめ
こどもへのお刺身の与え方について、ご理解いただけましたか?
この記事をまとめると
- ホタテのお刺身にはアレルギーや食中毒の可能性がある
- お刺身を与えていいのは3歳を過ぎてから!
- まずはひと口、こどもの様子を見ながら与える
新しい食べ物を与えるときは、色々気になることも多くて不安ですよね。
これを読んでしっかりとした知識をつけ、こどもと一緒においしい食事を楽しんでくださいね。
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