観光先の海鮮市場に行くと醤油の芳醇な香りとともに磯の素敵な香りを漂わせるサザエの浜焼きってつい食べてしまいませんか?ハマグリや牡蠣、ホタテと並んで浜焼きで有名なのがサザエ。今回はそんなサザエとはどんな食品なのか、肝はたべることができるのかについて紹介していきますね!
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サザエとは
サザエとはそもそも何?
科名属名 | リュウテン科リュウテン属 |
旬の時期 | 3月~7月(初夏が一番おすすめ) |
分布 | 東アジアなどの海温が高い地域、日本では太平洋側 |
食べ方 | 刺身、つぼ焼き |
サザエは殻が大きく、なんと大きいもので10cm以上にもなるといわれています。殻にとげがあるものとないものがあり、それぞれ有棘型と無棘型と言われています。大きなサザエほど深海に近い位置に生息しているといいます。サザエという名前には「ささやかな家」という意味でつけられたという由来があります。
サザエの栄養素
<サザエ100gに含まれる栄養素>
- カロリー 89kcal
- 水分 78g
- タンパク質 19.4g
- 糖質 0.8g
- 脂質 0.4g
- タウリン 1536mg(高血圧を予防する、肝臓の働きを高める)
- βカロテン 340μg(強い抗酸化作用を持つ、目を守る)
- アルギニン 1600mg(成長ホルモンの活性化、免疫抵抗力向上)
- ビタミンE 2.3mg(血液の循環を良くする)
このとおり、サザエの大部分は水分です。特徴的なのは低糖質でタンパク質が多いところ!とてもヘルシーな食材なんです。さらにタウリン、βカロテン、アルギニン、ビタミンEなどの積極的に摂取したい体に嬉しい栄養素が豊富です。サザエには記載している栄養素の他にも「ミネラル」が他の貝類に比べて非常にバランスが整っている食品と言われています。
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サザエの肝って体に悪いの?
妊婦の方は避けた方が良い
サザエは妊娠中の女性の方にも積極的に取り入れたい栄養素がたくさん含まれているのですが、注意しなければいけない点があります。それが「重金属」。特にサザエの肝にはこれらが蓄積しやすいと言われています。重金属は妊娠中に摂取してしまうと、お腹の中にいる赤ちゃんの発達を妨げてしまう危険性があります。タウリンなどの栄養素は胎児の脳の発達に必要な成分ではあるのですが、肝の部分は食べるのを控えた方が良いかと思います。
サザエの肝はいろんな活用法がある
貝毒や重金属が多いといっても、他の貝類にくらべてもそれほど多いわけではないので妊娠中の方以外の人は心配せずに食べることができます!サザエの肝はほろ苦さの中に甘みがあり、磯の香りがふわっと香るのでそのまま食べるのが好きな人は多いですよ!中にはサザエの肝と醤油を合わせて、磯の香りが漂うクリーミーな肝醤油にしてたべる人もいます!
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まとめ
この記事をまとめると
- サザエは低糖質、高たんぱくな超ヘルシー食材!
- サザエの肝は重金属が蓄積しやすい場所なので、影響をうけやすい妊娠中の方は控えた方が良い!
- 肝は濃厚で磯の香りがふわっと香る通好みな部位!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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