さやいんげんといんげん豆の違いは?絹さやや三度豆も!レシピも

「さやいんげん」と「いんげん豆」の違いは何かと聞かれたら、意外と答えられない方が多いのではないでしょうか?そこで今回は

  • さやいんげんといんげん豆の違いとは
  • 絹さやや三度豆とは
  • それぞれの用途とは
  • さやいんげんの食べ方やおすすめのレシピ
これらのテーマについて紹介していきたいと思います。

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さやいんげんといんげん豆の違いは?

ここでは、「さやいんげん」と「いんげん豆」の違いについて紹介します。また、「絹さや」や「三度豆」という言葉も聞いた事があっても、どんな食材なのか知らない方も多いですよね。この2つも一緒に紹介させていただきます。

さやいんげんの特徴

「さやいんげん」とは「いんげん豆」の食用の若いサヤの事を指します。「さやいんげん」は通年スーパーでよく見かけますが、旬の時期は6月~9月です。

カリウムを多く含んでおり、ナトリウムを排泄する作用があるため、「高血圧」「むくみ」などに効果があります。βカロチンの含有量はレタスのおよそ3倍以上です。

その他の効果として「髪の健康維持」「視力維持」「粘膜や皮膚の健康維持」などあります。味にやや青臭さはありますが、癖はほぼないので食べやすいのが特徴です。

さやいんげんといんげん豆の違い

豆をさやごと食べるのが「さやいんげん」さやの中の豆を取り出して食べるものが「いんげん豆」と呼ばれています。「いんげん豆」は安価で低脂肪、高タンパクなので世界中で主食や主要なタンパク源として親しまれています。

絹さやや三度豆とは

「絹さや」の特徴は、他の豆類に比べてビタミンの含有量が多い事です。βカロチンやビタミンCが含まれており、さらに老化に効果があるビタミンEも含まれています。

「絹さや」は筋を取り除いて軽く塩茹ですれば、他の豆類よりも癖がないため料理のバリエーションが広いという利点があります。煮物や炒め物がおすすめですが、長時間加熱すると綺麗な緑が失われてしまいますので、さっと火を通すくらいで調理してください。

「三度豆」とは、暖地では1年に三度取れる事から名づけられた様です。三度豆は地方によって呼び方が異なり、九州・四国・中国地方では「いんげん豆」の事を東日本では「さやえんどう」の事を指します。

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それぞれの用途

オススメの料理は?

ここでは、「さやいんげん」と「いんげん豆」がそれぞれ、どんな料理に使われているのかについて紹介したいと思います。

さやいんげんの用途

茹でた「さやいんげん」は緑色が鮮やかで食感も良いのが特徴です。「胡麻和え」「炒め物」「煮物」は定番ですが、実は和食だけではなく、中華やイタリアンまで幅広く使用できる食材なのです。

ぜひ中華炒めパスタを作る際にも「さやいんげん」を使用してみてください。

いんげん豆の用途

「いんげん豆」には下処理が必要です。乾燥した状態からでは調理が難しくなるので、必ず前日から下処理を行ってください。下処理の手順は、「いんげん豆」をよく水で洗ってたっぷりの水に一晩浸けておくだけで大丈夫です。

下処理後の「いんげん豆」は煮て調理するのが一般的になります。水煮の状態にしたら「サラダ」「スープ」や砂糖と一緒に煮て「甘煮」として食べる事ができます。

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さやいんげんの食べ方

ここでは「さやいんげん」の下処理の仕方と、美味しく食べるための茹で時間、おすすめのレシピを紹介します。

下処理として筋をとる

「さやいんげん」は細長く、縦に筋が走っています。調理する際はその筋を取り除いてください。まず、「さやいんげん」の片方のへたをつまみ、5㎜程度内側に折り曲げます。

筋が繋がっている状態でそのままヘタをつまみ、下の方向へ引っ張ります。次にヘタを取っていない反対側を先ほどの筋取りと同じやり方で下方向へ引っ張ります。力を入れすぎると筋が途中で切れてしまうので注意してください。

最近の「さやいんげん」はこの筋が柔らかい品種が出回っており、下ごしらえに時間がかからなくなってきています。

美味しく食べるために茹で時間も大切

鍋に水と塩を入れて沸騰させて、「さやいんげん」を入れたら2分茹でます。茹で上がったらすぐにザルであげ、氷水をはったボウルに入れて冷ましてください。水気を切ったら完成です。

水1000㎖に対して塩は20g使用します。水に対して2%が目安だと覚えてください。

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おすすめレシピ

どんな料理とも相性抜群の「さやいんげん」ですが、今回は「天ぷら」なんてどうでしょう?「さやいんげん」は泥をしっかりと落とし、衣にはさっとくぐらせる程度にしてください。

揚げ時間は短めでも十分ですが、大きさによっては1分かかるものもあるので加減してください。お酒のおつまみにも合いますし、サクサクの衣が病みつきになります。

まとめ

「さやいんげんといんげん豆の違い、絹さやや三度豆とは何か、それぞれの用途、さやいんげんの食べ方やおすすめのレシピ」これらのテーマについて紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 「さやいんげん」とは「いんげん豆」の食用の若いサヤの事を指す
  • 「三度豆」とは、九州・四国・中国地方では「いんげん豆」の事を、東日本では「さやえんどう」の事を指す
  • 「さやいんげん」は「胡麻和え」「炒め物」「煮物」として、「いんげん豆」は「サラダ」や「スープ」や「甘煮」として食べられる
  • 「さやいんげん」は筋を取って1000㎖の水に20gの塩を入れた鍋で2分茹でる

「さやいんげん」は彩りとして添えるのも、食感が良いので歯触りを活かした料理に使うのもおすすめです。味も比較的癖が無いので、お子さんも食べやすい食材です。ぜひ食卓に並べてみてくださいね。

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