秋の味覚といえば皆さんは何を想像しますか?私なら「さつまいも」ですね!さつまいもは秋になると旬になるので、スーパーにたくさん並びます。それ以外にもさつまいもを使ったスイーツや、さつまいも料理などがたくさん出てきてどれもとっても美味しいですよね。
甘くてホクホクしてねっとりとした食感を持つさつまいもですが、実はさつまいもを食べた後にお腹を壊してしまう人も多いと言います。これはいったい何が原因なのでしょうか?
今回の記事ではさつまいもを食べた後に下痢になってしまう原因はなにか、さつまいもの栄養や効能、さつまいもは毎日食べても良いのかについて解説していきたいと思います。
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目次
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さつまいもの食べ過ぎは下痢になるの?
人によってはさつまいもを食べた後にお腹が痛くなったり、下痢になったり、便秘になるなどの様々な体の症状が出てしまう人がいるようです。さつまいもと言えば本来とても体にいい野菜なのですが、このような影響が出てしまうのは「食物繊維の摂りすぎ」によるものと考えられています。
食物繊維はお腹にいいんじゃないの?
ここであれ?と感じた人も多いのではないでしょうか。本来食物繊維といえばお腹の調子を整えてくれる成分だというイメージがありますよね。そんな食物繊維は取り過ぎてもお腹の調子を崩してしまうことはないのではないか?と考えがちですが、実は食物繊維はバランスがとても大事なのです。
食物繊維は適量であれば腸内の環境を整えてくれ、下痢や便秘などの症状を改善する働きがあります。ですが過剰摂取してしまうと評価することができず、逆に便秘や下痢の原因になってしまうのです。
食物繊維の種類と影響
食物繊維には大きく分けて「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があります。水溶性食物繊維は糖やコレステロールの吸収を抑える効果や、便を柔らかくする効果が知られていますが、水溶性食物繊維をとりすぎてしまうと、腸にある水分を集めすぎてしまい便を柔らかくし過ぎて下痢の原因になってしまうことがあるのです。
一方で不溶性食物繊維には、便のかさを増し、腸を刺激することで排便を促進する効果があります。しかし、もともと便秘状態で腸の動きが低下している人が不溶性食物繊維をとりすぎてしまうと、大きくかさが増した便をうまく排出できず、便秘がひどくなってしまうことがあります。
さつまいもには不溶性食物繊維がたくさん含まれている
食物繊維は過剰摂取することによってお腹を壊してしまうということが分かっていただけたと思います。さつまいもは食物繊維の中でも不溶性食物繊維が豊富に含まれている食材なので、食べ過ぎてしまうと便秘になったり、腸を刺激しすぎて下痢になったりしてしまうのです。
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食べ過ぎにならないさつまいもの量とは?
ここまではさつまいもを食べる事によって、食物繊維を摂りすぎてしまいお腹を壊すと言う解説を行いました。では食べ過ぎにならないさつまいもの量とはどれくらいなのかを知りたいですよね。
さつまいもの適切な量は1日「さつまいも一本」までであれば、過剰摂取にならないと言われています。さつまいも一本を1日で食べきるというのは結構大変なのですが、大きさによってはパクパク食べてしまう人もいるかもしれませんね。
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さつまいもを毎日食べると?
さつまいもにはビタミン類や鉄、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。食べ過ぎてしまうと下痢になったり便秘になったりしてしまいますが、適量であれば健康にも美容にもとても効果的と言われている食材なのです。
そんなさつまいもを毎日食べるとどのような効果があるのかについて解説していきます。
ダイエット効果が期待できる
さつまいもをお米やパンなどの主食に置き換える「さつまいもダイエット」と言われているダイエット方法があるほど、他の淡水化物に比べてさつまいもはとてもヘルシーなのです。
ご飯の代わりにさつまいもに置き換えても良いですし、高カロリーのお菓子を食べる代わりにさつまいもを食べる事で、よりヘルシーに小腹を抑えることができます。さらにさつまいもにはむくみを改善するカリウムも多く含まれているので、体に残った余分な水分を排出してくれます。
太りそうなイメージがあるけれど・・・
さつまいもは糖質量が多いので太るのでは?と思うかたもいるかもしれませんが、さつまいもは低GI食品で有名な食材です。低GI食品というのは、食べても血糖値を急激に上げない食品です。血糖値は上がり幅が多ければ多いほど、インスリンを余分に放出してしまい、血糖を脂肪として蓄えてしまうので太りやすいのです。
さつまいもは食べても緩やかに血糖を上げるだけなので、脂肪に変わりづらい食品です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?さつまいもは美容と健康にとても良い栄養素を含むのですが、食べ過ぎてしまうとお腹を壊してしまうなどの様々な悪影響を及ぼす可能性のある食材だということがわかりましたね。どんな健康食品も食べ過ぎには注意しましょう。
この記事をまとめると
- さつまいもは食物繊維の量が多い!
- 食物繊維は適量ならお腹に良いが、とりすぎると下痢や便秘の原因になる!
- さつまいもは1日一本までにしよう!
- ご飯をさつまいも煮を使えるさつまいもダイエットもおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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