焼き芋は秋から冬にかけた時期に食べたくなるさつまいもスイーツですね。昔は焼き芋屋さんが車で町を回っていましたが、最近はスーパーでも気軽に購入できるようになりました。
そんな焼き芋を、家庭で作ってみたいと思ったことはありませんか?家でできたらちょっとしたおやつにもピッタリです。そこで今回は、
- 焼き芋はレンジでも作れる?
- ねっとり焼き芋を作るコツ
- レンジでねっとりさせる方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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焼き芋はレンジでも作れる?
焼き芋は本来、”石焼き芋”というように石焼きで作るものですが、家庭で簡単に焼き芋を作ることもできます。市販の焼き芋と焼き上がりは少々異なりますが、家庭でのおやつとして食べるのにはちょうど良いです◎
今回は電子レンジでさつまいもを加熱して作る焼き芋について、ご紹介していきたいと思います。さつまいもは1年を通して出回っている野菜なので、気になる方は是非作ってみてくださいね。
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ねっとり焼き芋を作るコツ
市販の焼き芋の特徴は、“ねっとりした食感”と“濃厚な甘さ”ではないでしょうか?舌触りがよくなめらかでねっとりした焼き芋は、どうしたら作れるのでしょうか?
また、普段料理に使っているさつまいもの何倍も甘いと感じるのが焼き芋です。市販の焼き芋が持つこの2つの特徴には、ある秘密がありました。
焼き芋用の甘い品種を使用している
まずは素材の問題で、そもそも「焼き芋用の甘い品種を使用している」ことが1つめの理由です。甘い品種を使用することで、それ以外のさつまいもを使用するのとは仕上がりの甘さが大きく異なります。焼き芋用に向いている甘い品種は、このようなサツマイモです。
- 紅あずま
- 鳴門金時
- 紅乙女
- 紅はるか
聞いたことのある品種はありましたか?名前に「紅」と入っているものが多いですが、加熱すると濃い黄色になる綺麗な品種です。また、「鳴門金時」も甘いサツマイモとして有名ですね。旬の時期になるとススーパーに並んだり、ネットでお取り寄せすることもできます。
低温でじっくり焼いている
そして、 「低温でじっくり焼いている」 ことが2つ目の理由です。さつまいもを甘くするためには、でんぷんを麦芽糖に変化させる必要があります。その変化に大切なのが調理温度です。
でんぷん→麦芽糖への変化には「アミラーゼ」という酵素成分が不可欠で、アミラーゼを活発にさせるのは40〜60度と言われています。アミラーゼは90度以上になると働かなくなるため、40〜60度をキープすることがサツマイモを甘くするコツなのです。
焼き芋をねっとり甘くするコツは、品種と焼き方!
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レンジでねっとりさせる方法
では、家庭でねっとりした焼き芋を作る時のコツについて見ていきたいと思います。最初の段階として大切なのは、焼き芋向きの品種を使うことです。
さつまいもにはねっとり系・しっとり系・ほくほく系などタイプがありますが、ほくほく系は水分量が少なめなのでパサパサした食感に仕上がりやすいです。焼き芋を作る時は、先ほどご紹介したねっとり系の品種を選びましょう。
500wで柔らかくする
レンジでさつまいもを加熱する際は、少し弱めの500wがオススメです。普段レンジを使う時は600wでの加熱が多いのではないかと思います。
低温でじっくり加熱することが市販の焼き芋の作り方なので、それと同じように弱めのワット数でじっくり火を通します。
加熱時間の目安は、約2分です。さつまいもの大きさによっても異なるので、一度取り出し竹串を刺して加熱具合を確かめましょう。
加熱しすぎるとさつまいもが固くなるので注意!
ラップなしはNG!
さつまいもをレンジ加熱する際は、濡らしたキッチンペーパーに包んでからラップで包みます。こうすることでさつまいもの水分が蒸発するのを防ぎ、ねっとり食感にすることができます。
ラップをしないと加熱中に水分が飛び、パサパサとした食感になってしまうのでラップは必須です!
市販の温め方
ちなみに、市販の焼き芋を温める時もレンジを使うことができます。その際は600wで1分ほど加熱しましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 焼き芋をねっとりさせる方法は①品種②低温でじっくり加熱
- 家庭のレンジで焼き芋を作る時は500wで2分が目安!
- 加熱の際は濡れペーパー+ラップで乾燥を防いで!
家庭でさつまいもが余っている時や自家製焼き芋を作りたい時、是非今回ご紹介した方法でレンジ焼き芋を作ってみてください。ねっとり系の品種は特に甘みを感じるので、作りがいがありますよ♩
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