里芋は、煮ものや揚げ物、汁物などに使いたいけれど、皮むきが面倒で…と敬遠している方がいるのではないでしょうか。実は、一工夫すると簡単に向ける方法があるようなのです。今回は、
- 里芋の皮が剥きづらい!
- 里芋の皮をつるんと簡単に剥く方法
- 里芋のおすすめの食べ方
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目次
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里芋の皮が剥きづらい!
里芋は、ぬるぬるとして扱いにくいし、下ゆでも面倒ですよね。
ジャガイモのように剥くと時間がかかる
ジャガイモなどのいも類と同じように皮を剥こうとすると、皮を剥く際にぬめりが出て滑りやすいため、包丁を扱うのが苦手な人は剥きにくく、時間がかかってしまう可能性があります。
ぬるぬるして危険
ぬめりが出て手が滑りやすいので、里芋をしっかり持たないと包丁で手を切ってしまいます。また、皮を剥くときに濡れていると里芋に含まれるシュウ酸の結晶が流出し、手がかゆくもなります。
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里芋の皮をつるんと簡単に剥く方法
皮ごとゆでる
- 表面についた泥を洗い落として、キッチンペーパーで水分をよく拭き取ります。
- 鍋に里芋とかぶるくらいの水を入れて火にかけます。沸騰したら中火にし、10〜15分ほどゆでます。
- 里芋に竹串をさして、スッと通るか確認します。竹串がささるほど火が通ったら、冷水にとります。
- キッチンペーパーなどでくるみ、あらかじめ入れておいた切れ込み(下記参照)を境に、つるんと押し出すようにして皮を剥いたら完了です。
茹でる前の下処理
里芋を茹でる前に、ぐるりと一周切り込みを入れます。これで皮が剥きやすくなります。切り込みは深く入れる必要はありません。
茹でてから剥く方法
- 里芋はよく洗い、鍋に里芋がかぶるくらいの水を入れ、中火で10〜15分加熱します。
- 竹串を刺してすっと通るようになったら火を止めてザルに上げます。
- 手で触れる程度に冷めたら、両端を薄く切り落とします。
- 里芋を持ち、上から下へ繊維に沿って皮を剥きます。
茹でた後は熱いので注意!
里芋は冷めてしまうと皮が剥きにくくなります。触れられる程度の温度になったら、冷え切らないうちに皮を剥くことできれいに早く剥けます。このとき、火傷にはご注意ください。
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里芋のおすすめの食べ方
里芋は芋類の中で特に低カロリーでヘルシー。カリウムが多いため余分なナトリウムを排出してくれるので高血圧の改善にも役立つと言われています。独特なぬめりは便秘予防、消化促進、免疫力向上などの作用が期待できます。生で食べるにはえぐ味や渋味が強いので、煮物にして食べるのが一般的です。
煮っころがし
- 里芋は水をはったボウルに入れ、こすり合わせるようにして表面を洗い、水気を切る。
- 里芋は上下を少し切り落とし、切り口から縦に皮をむく。ボウルに里芋、塩(分量外:大さじ1/2)を入れ、よくもみ込み、水を2〜3回取り替えながら水がほぼ透明になるまで水洗いをする。水気を切り、ぬめりを取る。
- 鍋に里芋を重ならないように並べ、水を里芋がひたるくらいまで加えて熱し、煮立ったら中火で3分程煮る。水気を切る。
- フライパンに里芋を重ならないように並べ、調味料を加えて混ぜ、中火にかけて煮立たせる。
- 弱火にし、ふたをして15分程煮る。ときどき鍋をゆすりながら里芋をころがす。
- 里芋に竹串がすっと通るくらいやわらかくなるまで煮る。
参照元:DELISH KITCHEN
揚げ里芋
皮付きのままで!
- 里芋と片栗粉を入れたピニール袋に入れ、シャカシャカする
- 低温のうちに揚げ油に入れて、弱めの中火で20分。じっくり揚げます
- 20分くらいしてお箸で刺してみて、通ったら油からあげます
- おそらく1番合うのはお塩です!甘みが出ます。他はめんつゆ、味付きごま、青のり、小ネギを加えてもOK
参照元:クックパッド
バター醤油ソテー
- 里芋は皮をむいてひと口大に切り、耐熱皿に並べてふんわりラップをして、電子レンジ(600W)で4分程加熱する(竹串がすっと通ればOK。足りなければ再度加熱して様子をみる)。
- フライパンに油を入れて中火で熱し、1を加えて焼き色がつくようにこんがりと焼き、減塩しょうゆ、バターを加えて強火にし、さっと炒め合わせる。
- 器に盛り、青のりをふる。
参照元:kikkoman
まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 里芋はぬるぬるとして扱いにくく、滑って包丁で手を切る危険がある
- 里芋の皮をつるんと剥くには、一工夫して皮ごとゆでる
- 里芋レシピのおすすめは、煮っころがし・揚げ里芋・バター醤油ソテー
ねっとりやわらかい食感の里芋。しかし下ごしらえが難しいために里芋料理を避けていた方も多いはず。今回ご紹介した方法を試して、ぜひ里芋をおいしく調理してください。栄養豊富な里芋を積極的にいただきましょう◎
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