サラダのドレッシングで太ることはあるの?気にしなくてもOK?

ダイエット中はたくさんの野菜を食べると思いますが、野菜をそのまま食べるのはなんとなく味気ないのでドレッシングをかけて食べる人がほとんどだと思います。

ですがダイエット中にドレッシングをかけるなんてナンセンス!と考える人も少なくなく、ドレッシングは出来るだけ低カロリーなものをと意識している方もいると思います。

ですがサラダドレッシングはそんなに肥満に影響してしまうものなのでしょうか。

今回の記事では、

  • サラダドレッシングで太ることがある?
  • サラダドレッシングの一般的なカロリー量
  • ダイエットをする上で気を付けるポイント

これらについて解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

サラダにかけるドレッシングで太ることはあるの?

サラダにかけるドレッシングというのは様々な種類がありますが、自分のお好きな味でサラダを楽しみたいので、サラダを食べる上ではなくてはならないものですよね。

ですが、よく「サラダにドレッシングをかけると太るよ」という言葉を聞きませんか?

確かに糖質がたくさん含まれているドレッシングもあり、太る要素もなくはないのですが、そもそも「サラダにかける量のドレッシング」では太るまでのカロリーや糖質量を摂取するまでには至らないケースがほとんどですので「太らない」と考えていただいても問題ないでしょう。

ドレッシングは使ったとしてもそこまで量が多くなるわけではないので体脂肪が増える増えないのに大きく関与してきません。

スポンサードリンク

そもそもサラダにかけるドレッシングの量はどれくらいなの?

サラダにかけるドレッシングというのは人によって使う量が異なると思いますが、基本的にはドレッシングをかけたとしても「ひとまわし、ふたまわし程度」ですよね。

ふたまわし程度でもかなり量が多く感じて、太るのではないかと心配される方もいるかもしれませんが、この程度の量であれば体に与える影響はほとんどないと考えても良いでしょう。

ドレッシングは大さじ一杯でだいたい15kcal程度のカロリーになると言います。

ドレッシングをかけてお皿の底にドレッシングが溜まってしまう程度であれば少しかけすぎなのですが、それ以外でひとまわし・ふたまわし程度であれば15kcal程度に収まりますので気にしなくてもよいでしょう。

15kcalは生活しているだけで消費できる

ここで15kcalでもカロリー量が増えるのはどうなの?と思う人もいるでしょう。ですが15kcalの摂取カロリーが例えば朝昼晩の3食分増加しても、45kcalですよね。

私たちには生命を維持するだけでも消費されるカロリーというものがあり、これを基礎代謝と言います。1日の基礎代謝量は成人女性であれば1200kcal前後、男性であればそれ以上になります。

生命を維持するだけでもこれくらいカロリーが消費されている中で45kcalの摂取カロリーであれば、生活しているだけで消費されていくものですので全く気にしなくても良い量であることが分かっていただけますでしょうか。

スポンサードリンク

気を付けるべきは時間帯と砂糖の食べすぎ

ここまではサラダにかけるドレッシングは肥満に大きな影響を与えないということをお伝えしてきました。サラダにかけるドレッシングの量を気にしても1日で45kcal程度しか変わらないので、より他の影響の多い食事について意識を向けていく必要があります。

肥満を気にするのであれば、まずは食べる時間帯や砂糖の食べすぎについて記していきましょう。

砂糖が太る理由

砂糖がたくさん含まれている甘い食品を食べると太ってしまうというイメージがあると思いますが、ではどうして砂糖が含まれている食品を食べると太ってしまうのかを具体的にご存知でしょうか?

簡単に言うと「血糖値が激しく上下することで太る」のです。具体的に解説していきますね。

砂糖がたくさん含まれている甘い食品を食べると、体内の血糖値が急激に上昇します。体の中で血糖値が急激に上昇してしまうと、体の中は常に同じ一定の状態をキープしようとしますので血糖値を下げるために膵臓からインスリンを放出させます。

インスリンを放出させることによって体内の血糖値を下げることができるのですが、インスリンは血糖値を下げる以外にも「体の中にある糖を脂肪に蓄えようとする働き」があります。

インスリンは血糖値が急激に上昇すればするほどたくさん分泌され、緩やかに上昇した場合は少なく分泌されます。インスリンが分泌されればされるほど脂肪に蓄えようとする働きが強くなってしまうので=体脂肪が増えて太るということになります。

食べる時間帯も太る理由になる

砂糖が太る理由を解説しましたが、次は食べる時間帯にも注意したほうが良いとされています。

私たちの体の中にはB-MAL1というタンパク質があり、このタンパク質は1日の中で量が変化します。B-MAL1は「脂肪に蓄えようとする働きを促進する」という作用があり、B-MAL1の量が体の中で多い時というのは食品から得た成分を脂肪として蓄えるようになります。

B-MAL1は15時が一番少なくなり、そこから徐々に量が増えていき夜中の2時にピークを迎え、またそこから徐々に少なくなっていきます。夜にたくさん食べてしまうと太りやすくなるというのはこのタンパク質が原因なのです。

カロリーのあるものをたくさん食べたいのであればB-MAL1が体内で一番少なくなる「お昼前後が一番良い」とされています。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • サラダにかけるドレッシングでは太らない
  • ドレッシングはたくさんかけたとしても 、1日で45kcal程度しか増えない
  • ドレッシングを気にするよりも砂糖の量や食べるタイミングを気にしよう
  • 血糖値を急激に上げてしまうと体脂肪を蓄える働きが強くなる
  • B-MAL1というタンパク質が多い時間帯に食事をすると体脂肪を蓄える作用が強くなる

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

スポンサードリンク