ネイチャーメイドは何歳(いつ)から飲める?【子供のサプリメント】

不足しがちな栄養を補うために用いられるサプリメント。中でも「ネイチャーメイド」はとても有名なブランドですよね。また最近ではこども用のサプリメントも販売されていて、気になっている人も多いはず。そこで今回は

  • ネイチャーメイドのサプリは安全?
  • 何歳から飲める?
  • 子供が飲んで危険なシチュエーション
について解説していきますよ。

スポンサードリンク

ネイチャーメイドのサプリは安全?

ネイチャーメイドのサプリは安全なのでしょうか?厳格な品質基準についてもご紹介します。

アメリカの薬剤師が最もすすめたいサプリ

ネイチャーメイドは、1971年にアメリカで誕生して以来、サプリメントだけに特化して研究開発を行ってきた専門ブランドです。

栄養に関する最新情報をいち早く入手し研究開発につなげる姿勢が、多くの人から支持されています。

アメリカはサプリメント大国です。

ほとんどの人がなにかしらのサプリメントを習慣的に服用しています。

そのアメリカで、ビタミン(A、B、C、D、E)と他の8つのカテゴリーにおいて、薬剤師が最もすすめるサプリメントブランドとして選ばれています

日本人に合わせて作られている

日本では1993年に大塚製薬がネイチャーメイドを導入し、販売を開始しました。

ネイチャーメイドは、非常に高い品質基準をクリアした工場で製造されています

そのこだわりに加えて、日本のネイチャーメイドはファーマバイト社と大塚製薬が共同開発しており、日本人に合わせた製品設計が行われています。

品質基準

アメリカではサプリメント製造に対して厳しい品質基準が定められており、ネイチャーメイドはその基準を満たした工場で製造されています。

この品質基準は「cGMP」と呼ばれており、日本と比べても非常に厳格です。

ネイチャーメイドという名前には、できるだけ自然な形で栄養が摂れるようにという思いがこめられています。

そのためネイチャーメイドは香料・着色料・保存料無添加にこだわり、安心して摂り続けられるサプリメントを提供しています。

アメリカは医療費が高いため、病気になる前に自分の健康は自分で管理する、という考えが広く浸透しています。

そのためアメリカでは成人の約8割がサプリメントを習慣的に使用しています。

サプリメントはアメリカにおいて、必要な栄養の摂取という重要な役割を担っているのです。

スポンサードリンク

何歳から飲める?

サプリメントは何歳から飲むものなのでしょうか?こどもも飲んでもいいのか、解説します。

子供にはデメリットも多い

サプリメントや漢方薬などの製品は、こどもに対する安全性や有効性についてはテストされていないことが多いものです。

こどもの代謝や免疫、消化器、中枢神経系は成熟途中のため、副作用は大人にみられるものとは異なる場合があります

これは、特に幼児や低年齢のこどもにあてはまります。

子供用のサプリメントから始める

成長過程にあるこどもと大人では、必要な栄養成分のバランスが異なります。

大人用のサプリメントは「大人が摂取して安全な量」が基準になっており、こども用には作られていません

こどもと大人では内臓の処理能力なども異なるため、単純に「体重が半分だから半量」というわけにはいかないのです。

また大人用サプリメントにはアンチエイジングなどの効果を謳ったものが多く見られます。

これらはこどもにとって不要な成分であり、安全性も検証されていません

こどもにサプリメントを飲ませたいなら、しっかりとこども向けに製造されている製品を選びましょう。

スポンサードリンク

子供が飲んで危険なシチュエーション

こどもがサプリメントを服用することで、あらゆる危険性が増す場合があります。順番に解説します。

内服薬との相互作用

サプリメントは、こどもが服用している薬などと相互作用し、望ましくない副作用を起こすことがあります。

特によくみられる組み合わせはアセトアミノフェンとビタミンC

組み合わせることで体がアセトアミノフェンを処理するスピードが遅くなってしまうのです。

ホルモンのレベルを変える恐れ

睡眠補助剤として使用されるメラトニンは、低年齢のこどもの他のホルモンレベルを変えてしまう恐れがあります。

ホルモン障害や糖尿病、肝疾患、脳性まひ、発作性疾患、片頭痛、うつ病、高血圧など特定の疾患があるこどもは使用してはいけません

またプロバイオティクスについても、こどもに対する長期的な効果や安全性については、じゅうぶんに研究されていないことも指摘されています。

栄養の過剰摂取

米国小児科学会では、基本的な食事を摂っている健康的なこどもや青少年に対しては、マルチビタミンの摂取を推奨していません

マルチビタミンを摂取しているこどもは摂取していないこどもに比べて、栄養を過剰摂取してしまうリスクが高まります。

主に鉄、亜鉛、銅、セレニウム、葉酸、ビタミンA、ビタミンCなどは過剰摂取に注意が必要です。

食事から多く摂る分には問題ありませんが、サプリメントは食事ではありません。

過剰摂取は逆に危険性を増すため、明らかに足りない状況以外では摂取すべきではないのです。

スポンサードリンク

まとめ

栄養素は、基本的には食事から摂るものです。それでも足りない分を補うのがサプリメントの役割です。

この記事をまとめると

  • ネイチャーメイドは厳格な品質基準をクリアしたうえで製造されている
  • ネイチャーメイドはアメリカの薬剤師がもっともすすめるサプリメントに選ばれている
  • こどものサプリメント服用はよく考えて行う必要がある
  • こどもには栄養の過剰摂取は危険で、内服薬と合わずに副作用があらわれる場合も

大人は自分の体調の変化に気付けますが、こどもはそうもいきません。

まずはこどもが色々なものを食べられるように、食事を楽しいと思わせることが大切ですよ。

スポンサードリンク