サフランはパエリアやピラフの色付けに使用されることで有名なスパイスですが、一般的なご家庭ではなかなか使用頻度の低い材料でもありますよね。どんな味がするのか、おいしいのか、栄養価は高いのか、など気になる方も多いでしょう。そこで今回は、
- サフランってなに?
- サフランの栄養や効果
- サフランの活用例
これらのテーマで「サフランについて」紹介していきます。是非最後までチェックしてください。
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目次
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サフランってなに?
そもそもサフランとはどのような食材なのでしょうか?サフランとはいったい何なのか深堀していきます。
サフランとは
サフランとは、アヤメ科の多年草ですが、香辛料のサフランとして販売されているのはその花のめしべの部分です。サフランは希少価値が高く、1gのサフランをとるために300個の花が必要ともいわれており、最も高価なスパイスとしても知られています。
その価格は同量のバニラの10倍程度、カルダモンの50倍ともいわれています。大手スパイスメーカーのエスビーの商品であっても、0.4gで570円(希望小売価格)と非常に高価であることがわかります。
サフランライスとは
サフランライスといえば、文字通りサフランを使用したライスなのですが、カレーなどと合わせることが多いことでも有名です。サフランライスは、サフランの色素を流出させた水で炊き上げた黄色いご飯のことで、ご家庭でも簡単に作ることができます。
「カレー=サフランライス」ということではないようですが、なんとなくカレーのご飯というとサフランライスで提供されるイメージですよね。本場インドでは、おもてなしの際やおめでたい席などの際にサフランライスを提供するそうですよ。
味は?
サフランライスは特別な苦みや辛味などがあるのかというと、そういうわけでもありません。サフランをそのまま口に含めば強い味を感じることができるでしょうが、サフランライスで使用するような少量のサフランではほとんど味はしません。
しかしふんわりと上品な香りは感じることができるので、やはりカレーとの相性は良いといえます。
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サフランの栄養や効果
続いてサフランの栄養素や効能について紹介していきます。含まれている具体的な栄養素などについて詳しく見ていきましょう。
栄養価
サフランに多く含まれている栄養素は、
などです。とはいえサフランを料理に使用する際は極少量が基本ですから、それほど何かに影響するというものでもないかもしれません。ただし5g以上で重篤な副作用がみられ、12~20gで致死量に値するとも言われているため、少量でも成分は強いといえます。
妊娠中の方や授乳中の方は避けたほうがよいといわれています。
効果
サフランの代表的な効果は、鎮静効果や様々な更年期障害の解消、生理不順の解消、アンチエイジング効果などです。スパイスは女性にうれしい効能がたくさんあるので、サフランも同様に効果があるようです。
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サフランの活用例
最後にサフランの活用例をいくつか紹介していきます。どれも非常に簡単で、パーティーメニューなどにもってこいですので試してみてくださいね♪
パエリア
一つ目に紹介する料理は「パエリア」です。スペインの郷土料理として有名で、日本の飲食店などでも提供されることの多いメニューの一つです。魚介類とスパイスで炊き上げたご飯は絶品です♪
リゾット
二つ目に紹介する料理は「リゾット」です。イタリアの料理として知られており、日本でいうお粥に近い料理です。玉ねぎとバター、チーズを使用したミラノ風リゾットは、簡単に作れておいしいですよ♪
ブイヤベース
3つ目に紹介する料理は「ブイヤベース」です。ブイヤベースは世界三大スープの一つとしても知られるフランスのスープです。サフランを使用することで、上品で芳醇な風味を感じることができるようになります。
まとめ
今回は、サフランとはどのような食品なのか、サフランの栄養素や効能、活用例などについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- サフランは、アヤメ科の多年草の花のめしべを乾燥させたスパイスの一種。
- サフランは希少性が高く、世界一高価なスパイスとして知られる。
- 基本的な活用例は風味付けや着色で、スープや米飯料理に少量使用するとよい。
いかがでしたか?サフランの使い方が意外と簡単で、いろいろな料理で使用することができるということがわかりました。誕生日やクリスマスなど、何か特別な日には、サフランを使用した彩り豊かな料理で食卓を飾るのもよいかもしれませんね♪
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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