美容と健康によいということで注目されているルバーブですが、その調理法のほとんどがジャムになっています。ルバーブの葉にはシュウ酸が含まれており、葉の生食はNGであるとされていますが、本当なのでしょうか?
この記事ではルバーブに含まれるシュウ酸について紹介します
- ルバーブは生食可能なのか
- ルバーブに含まれているシュウ酸とは?
- ルバーブを安全に食べる方法
体に良い野菜であるルバーブを、より安全に食べる方法について、ご一読ください。
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目次
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ルバーブは生食できる?
見た目はフキやセロリのようにも見えるルバーブですが、フキやセロリのようには食べることができません。なぜなのでしょうか?
昔は生でも食べられていたが…
その昔、ヨーロッパでは、生でルバーブを食べることが多かったといわれていますが、今は生で食べることがあっても赤い茎のルバーブであったり、皮をむいて食べるようになりました。ジャムなどの加工品を使うことが多いので、生で食べられることはありません。
ルバーブは生食NG
ルバーブに含まれているシュウ酸は、体に良くありません。生で食べることで体に害を与えることが分かってからは、生食で食べることはできないとされています。ルバーブの中で一番シュウ酸が含まれているとされているのは葉の部分であり、葉の部分は特にシュウ酸が多いので食べてはいけません。
どうしてもルバーブを生食をしたい時には、皮をむいて食べるようにしましょう。
シュウ酸とは
聞きなれない名前かもしれませんが、シュウ酸とはどのような物質なのでしょうか?体に害があるといいますが、どのような影響があるのか紹介します。
シュウ酸はなにに使われている?
シュウ酸は聞きなれない言葉かもしれません。無味無臭の物質であり、一部の植物に含まれているものです。カタバミにこのシュウ酸が含まれていることが発見されたのが最初となります。
身近にある食物以外のシュウ酸として知られているのが「漂白剤」「サビの汚れ落とし」などが挙げられます。漂白剤は、使用上の注意が必要なので、体に良くない物質であることは簡単に理解ができます。シュウ酸はこれらの他に、養蜂家が冬場に蜂の巣のダニよけにシュウ酸を混ぜたものを使います。
シュウ酸を摂取した時の副作用は?
もし、シュウ酸ど気づかずにシュウ酸を摂取してしまった場合、どのような副作用があるのでしょうか?
- 栄養分欠乏
- 胃腸の不調
これらの症状が挙げられます。
シュウ酸は少量の摂取であれば問題ありません。マグネシウム・カルシウム・ナトリウムなどのミネラルと結合する性質があります。
大量摂取すると体に必要なミネラルが欠乏してしまうのです。鉄分が不足している人もシュウ酸の影響を受けやすいといわれ、気づかないうちに鉄欠乏症になっていることがあります。
そして、シュウ酸は大量摂取すると中毒症状を起こすことがあり、生のルバーブを2本以上食べると循環器系の障害や嘔吐、下痢などの症状が現れます。
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ルバーブの安全な食べ方は?
大量摂取によって中毒症状を起こすことのあるルバーブですが、ルバーブを安心して食べる方法はあるのでしょうか?
茎を茹でて灰汁を捨てる
ルバーブは葉にシュウ酸が多く含まれているといわれていますが、茎にもシュウ酸が含まれています。より安全にルバーブを食べる場合は、茎を茹でてその灰汁は捨てましょう。
皮をむいてしまう方法もありますが、茹でることで灰汁としてシュウ酸が出るので、茹でて食べることをおすすめします。
ジャム
ルバーブを使った調理法で一番多いのがジャムです。ルバーブジャムはルバーブの茎を茹でて煮詰めたものになり、灰汁取りもしっかり行うので、シュウ酸を気にすることなく食べることが可能です。
シュウ酸が気になる場合にはルバーブを茹でる前に水に浸けておいた水を一旦捨ててから茹でる用にするとより、シュウ酸の摂取を減らすことができます。
<作り方>
- ルバーブの重量の30%ほどの砂糖を混ぜて数時間放置する
- ルバーブから水が出てきたら鍋に入れて砂糖を溶かしながら煮詰める
- ルバーブ自体が柔らかくなり、とろみがでてきたら完成
- 最後にレモン汁を入れると色も味も良くなります
長期保存をする場合には煮沸消毒をした瓶に詰めて、空気を抜く「脱気」処理をするとより長持ちします。
まとめ
ルバーブの生食について紹介しました。
この記事をまとめると
- ルバーブにはシュウ酸が含まれているため、生食は控える
- シュウ酸とは漂白剤や汚れ落としなどに使われ、摂取すると中毒症状を起こす
- ルバーブの葉にシュウ酸が含まれているため、ルバーブの葉は使わない
- 生食は避けて茹でて灰汁を取り除いてから調理などに使用する
ルバーブにはシュウ酸が含まれているため、生食は控えたほうが良いでしょう。どうしても生食をしたい時には、葉の部分は避けて皮をむいたうえで食べるようにしてください。大量摂取は中毒症状を起こしますが、適切な処理をすることで問題はありません。
正しいルバーブの食べ方で、おいしくルバーブを食べましょう。