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ローストポークの賞味期限をご存じですか?ローストポークは、誕生日やクリスマスなどのイベント料理として最適ですが、結局、残ってしまうことがあります。今回は、ローストポークの賞味期限や保存方法についてまとめてみました。
- ローストポークの日持ち・賞味期限
- ローストポークの保存方法
- ローストポークの作り方
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目次
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ローストポークの日持ち・賞味期限
ローストポークの賞味期限(冷蔵)
ローストポークは水分が少ないので、日持ちしやすいと言われています。ローストポークを作ってから冷蔵保存した場合、4~5日ほど日持ちします。
ローストポークの賞味期限(冷凍)
冷凍保存した場合、賞味期限は2週間~1ヶ月ほどです。長く保存すると冷凍焼けをおこして風味が損なわれることがあります。できるだけ早めに食べるのが理想ですが、たくさん作り過ぎた場合は、冷凍保存を活用しましょう。冷凍保存する際のポイントは下を参考にしてみてくださいね。
市販の場合
市販のローストポークは、惣菜か真空パックかによって賞味期限が変わります。
- 惣菜のもの
冷蔵保存で4~5日(特にスライスされたものは、空気に触れる面が多いので早めに食べきりましょう) - 真空パック
冷蔵保存で1週間ほど
賞味期限切れでも食べられる?
賞味期限が切れていても基本的には食べることができます。
「賞味期限」とは、理化学検査を経て設定された、食品の最大日持ち日数に安全係数(0.8〜1.0)を掛けて、本来の期限より短めに算出した期限のことです。多くの食品は賞味期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。食べる際は、色や臭い、味などをチェックして異常がないかを確認しましょう。
なお、賞味期限内であっても、保存状態が良くなければ食べない方がいい場合もあります。では、腐ったローストポークは、どのようになるのでしょうか?
腐るとどうなる?
以下のような場合は、雑菌が繁殖している可能性があります。腹痛や下痢などで苦しまないためにも、食べることを止めて破棄しましょう。
見た目
水分が出てきている
糸を引いている
ヌルヌルしている
臭い
酸っぱい匂いがする
腐敗臭がする
味
異常な味がする
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ローストポークの保存方法
冷蔵保存の手順
ローストポークの水分をキッチンペーパーで取ってから、ラップに包みます。そして、ジッパー付きの保存袋やタッパーに入れて保存します。保存袋に入れる際、空気を抜いておくのがポイントです。
冷凍保存の手順
冷凍保存の手順は、冷蔵保存と同じように、水分を拭き取ってラップに包み、保存袋やタッパーに入れて保存します。その際、金属トレイにのせて急速冷凍しておきましょう。この一工夫で美味しさが保たれます。
解凍するときは、冷蔵庫に移して自然解凍してください。食べる1時間くらい前に冷蔵庫から出し、常温で置いておきましょう。
調理前に保存するコツ
ローストポークを調理する前に保存するコツは、肉にスパイスをよく染み込ませることです。岩塩、胡椒、ニンニク、ハーブなどのスパイスをよく刷り込み、ラップに包んで2~3日寝かせます。しっかり肉に味が染み込み、美味しいローストポークを作ることができます。
保存する際の注意点
冷蔵保存・冷凍保存ともに気を付ける点は、空気に肉を触れさせないということです。食材が空気に触れると酸化し、傷みやすくなります。その結果、風味が損なわれてしまいます。美味しくいただくためにも、食材を保存する際はラップで密着させたり、保存袋に入れる場合は空気を抜いておきましょう。
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ローストポークの作り方
オーブンで作る方法
材料
- 豚肩ロースブロック…400g
- ニンニク(すりおろし)…1かけ
- 塩(岩塩)…小さじ1
- ブラックペッパー…少々
- オリーブオイル…適量
- ハーブ…適量
ハーブは、ローズマリー、タイム、セージ、オレガノなどお好みハーブでOKです。塩の量が味の決め手です。塩は、岩塩がおすすめ!また、塩の量は、豚肉の1~3%が適量です。
- 豚肉に岩塩、ブラックペッパー、ニンニクを刷り込み30分~1時間ほど常温で寝かせる
- 1にオリーブオイルをかけ、120℃に予熱したオーブンで60分焼く
- オーブンから取り出したら、豚肉をアルミホイルに包んで15~30分ほど休ませる
- 粗熱が取れたらスライスして完成
炊飯器で作る方法
材料
- 豚モモ肉ブロック…400g
- ハーブソルト…適量
- ニンニク(すりおろし)…小さじ3
- ハチミツ…適量
- 粒マスタード…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ1
- お湯…600㏄
- 水…200㏄
- ★醤油…大さじ2
- ★みりん…大さじ2
- ★塩こしょう…適量
- お釜にお湯と水をいれて保温モードにしておく
- 豚もも肉ブロックにハーブソルトを全面にまぶし、ジッパー付きの密閉袋に入れる
- 2の中に、ハチミツ、すりおろしたニンニク、粒マスタードを入れて常温になるまで置く
- フライパンにオリーブオイルをひき、豚モモ肉を強火で各面30秒ずつ焼く(全面に焼き色が付いたら2分ほど休ませる)
- 豚肉をラップで包み、ジッパー付きの保存袋などに入れて空気を抜く
- お釜の中に入れて「保温モード」で1時間ほど置く
- (ソース作り)肉を焼いたフライパンに★を入れ、火にかけ、みりんのアルコール分をとばす
- 炊飯器から肉を取り出し粗熱をとる
- 食べやすい大きさにスライスして、ソースをかけて完成
生焼けの見分け方
肉の中心部まで火が通っているかどうかは、「肉汁の色」で判断します。簡単に見分ける方法は、竹串で刺してみることです。肉の厚みのある部分に竹串を刺して、引き抜きます。刺した穴からどんな色の肉汁が出て来るかで生焼けかどうかが分かります。
- 透き通った肉汁→火が通っている状態です
- ピンク色や赤色の肉汁→半生の状態です。もうしばらく加熱しましょう
再加熱の方法
中まで火が通っていない場合は、再加熱しましょう。電子レンジを使ってもできますが、長く温めすぎると肉がパサパサになってしまいます。そこで、余熱を利用してみましょう。蒸し焼きにしたり、湯煎にかけるのがおすすめです。
フライパンで肉の全面を焼いたら、蓋をして蒸し焼きにします。蒸し時間の目安は、以下の通りです。
厚さ2㎝(200g前後)…約15分
厚さ3㎝(300g前後)…約30分
厚さ4㎝(400g前後)…約45分
再加熱したいローストポークをラップで2重巻きし、ジッパー付きの保存袋に入れます。鍋にお湯を沸かして火を止めます。鍋の中に、保存袋ごと肉を入れます。肉が浮いてくる場合は、お皿をのせて固定します。鍋の蓋を閉めて15分~20分ほど放置し、蓋を開けて5分ほど放置します。湯から取り出して粗熱が取れたら完成です。
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まとめ
今回は、「ローストポークの賞味期限や保存方法」をテーマにまとめてみました。
この記事をまとめると
- 賞味期限は、冷蔵保存で4~5日・冷凍保存で2週間~1ヶ月
- 市販の惣菜は冷蔵保存で4~5日・真空パックは1週間ほど
- 保存のコツは、空気に触れさせないこと
- 解凍方法は、冷凍庫→冷蔵庫→常温の順で自然解凍する
- 再加熱する際は、「余熱」を使うとしっとりする
たくさん作って余った時は、冷蔵・冷凍を上手に活用して美味しさを保ってくださいね。
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