リポビタンファインは妊娠中に飲んでも大丈夫?副作用を解説!

妊娠中は、日常生活にも何かと気を使いますよね。体の中で、もうひとつの命を育んでいるという特別な状況、加えてつわりで思うように栄養を摂れなかったり、寝付けなかったり…疲労感もひとしお。体調を崩しても、安易に薬も飲めないし、となった時に、実は強い味方となってくれるのが栄養ドリンク!実は栄養ドリンクの中には、妊娠中でも飲める種類もあるんです。

今日は中でも、大正製薬から発売されている「リポビタンファイン」について、

  • リポビタンファインってどんなドリンク?
  • 妊娠中に飲んでも大丈夫?
  • リポビタンファイン、妊娠中に飲むメリット
のポイントに分けてご紹介させていただきます。

(トップの画像はお借りしました。引用:大正製薬 リポビタンファイン)

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リポビタンファインってどんなドリンク?

(画像はお借りしました。引用:大正製薬 リポビタンファイン)

リポビタンファインは「ファイト-!一発!」のCMでおなじみのリポビタンシリーズから発売されている、女性向けの栄養ドリンクです。まずはその特徴を詳しく見ていきましょう。

リポビタンファインの栄養素

まずはリポビタンファインに含まれている栄養素について、一覧にしてみました。

  リポビタンファイン(1本100ml中)
タウリン 1000mg
ビタミンB1 5mg
ビタミンB2 5mg
ビタミンB6 5mg
ニコチン酸アミド 20mg
イノシトール 50mg
無水カフェイン 50mg

筋肉から老廃物を除き、ダメージの回復を早めてくれるタウリンや、代謝を高め、食事から摂った栄養を効率よくエネルギーに変えてくれるビタミンB群美肌に効果があり、血流を促進してくれることから、最近はアンチエイジングビタミンとしても注目されているニコチン酸アミドなどが複合して配合されているリポビタンシリーズ。

 疲労回復や滋養強壮に加えて、肌荒れや血行不良からくる肩こりや腰痛などにも効果が期待できるドリンク となっています。

ノーマルのリポビタンDとの違いは?

では、シリーズの中で最も一般的なリポビタンDと比較するとどうでしょうか?

  リポビタンD(1本100ml中)
タウリン 1000mg
ビタミンB1 5mg
ビタミンB2 5mg
ビタミンB6 5mg
ニコチン酸アミド 20mg
イノシトール 50mg
無水カフェイン 50mg

お気づきでしょうか?そうなんです。実は リポビタンファインとリポビタンD、主に含まれる栄養素は全く同じ構成 なのです。では大きく異なる点は、というと、含まれる糖質とカロリーにあります。

1本あたり リポビタンファイン リポビタンD
カロリー(kcal) 6 74
糖質(g) 糖類ゼロ 18

リポビタンファインには糖質の記載がありませんが、糖質は1gで4カロリー、1本6カロリーという低カロリーなので、糖質量も1g程度でしょう。

対してリポビタンDは1本74カロリー、糖質にして18g。これは糖質だけで言えば、プリンやシンプルなシュークリーム1個分に匹敵する量です。

妊娠中は体重の管理も大切。また、 糖質の摂り過ぎは妊娠糖尿病などの妊娠中毒症を引き起こすこともあるので注意が必要です。糖質やカロリーにも配慮された、まさに女性にうれしい栄養ドリンク、それがリポビタンファイン なんですね。

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妊娠中に飲んでも大丈夫?

ご安心ください。リポビタンファインは、妊娠中に飲んでも問題ありません。パッケージにも、「妊娠授乳期又は産前産後等の栄養補給」という効能が謳われています。(引用:リポビタンファイン)

妊娠中の栄養ドリンク、どう選ぶ?

妊娠中に栄養ドリンクを飲用する場合、まずはラベルに「妊娠中の栄養補給」に利用できると記載があるものを選ぶのが大前提!他にはどんな点に注意すればいいのでしょうか。

  1. カフェインの摂り過ぎは胎児に影響が!

    妊娠中にカフェインを摂り過ぎると、出産の際に胎児が低体重児になるリスクが上がることが報告されています。日本では明確な基準を設けてはいませんが、海外では1日の許容量を制限している国も。一般的に、1日に200~300mgであれば影響は少ないとされています。

  2. 漢方の成分に注意して!

    栄養ドリンクの中には漢方の生薬が含まれているものも。体に副作用が少なく、穏やかなイメージの漢方ですが、成分の中には、妊娠中は摂ってはいけないとされる成分もあるので注意が必要です。心配な場合は、かかりつけの医師や薬剤師に相談してから服用するようにしましょう。

  3.  アレルギーは要確認!

    栄養ドリンクに含まれる天然由来の成分にアレルギーを起こす方もいらっしゃいます。特に、ローヤルゼリーやウコン、キク科の植物成分であるエキナセアなどは、最近アレルギーの報告が多くなってきている成分ですので、妊娠中の方は特に注意が必要です。
  4. 糖質の摂り過ぎに気をつけよう

    栄養ドリンクの中には、糖質やそれに伴うカロリーが多く含まれるものも。これらの摂り過ぎは、お話したように妊娠中毒症などの原因にもなるので、なるべく控えたいところ。飲み過ぎには注意しましょう。

リポビタンファインは?

では、それぞれの注意点について、リポビタンファインはどうでしょうか。

  1. カフェイン含量

    まずカフェインですが、リポビタンファインに含まれるカフェインは1本あたり50mg。これだけでしたら問題はありませんが、他に口にするお茶やコーヒーなどのカフェイン量も考慮する必要があります。最近は、カフェインの含まれていない栄養ドリンクも販売されていますので、気になる方はそちらを選んでもいいかもしれませんね。
  2. 漢方生薬

    続いて漢方生薬。これはリポビタンファインには含まれていませんので、ご安心ください。
  3. アレルギー物質

    アレルギーのリスクが高い成分は、リポビタンファインには含まれていませんが、リポビタンファインプレシャスにはローヤルゼリー等が含まれていますので、確認の上服用するようにした方が安心です。
  4. 糖質とカロリー

    前述のように、リポビタンファインに含まれる糖類はゼロ、カロリーも6カロリーと低カロリーなので、そこまで神経質になる必要はありません。

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リポビタンファインを妊娠中に飲むメリット

妊娠中にも服用できるリポビタンファイン、どんなときに飲むといいのでしょうか。

リポビタンファインを飲むメリット

妊娠中はお母さんの食べるものがそのまま胎児の栄養になります。な るべくバランスの良い食事から、しっかり栄養を摂ることを心がけるのが大前提! とはいえ、つわりがひどい時や体調が悪い時など、食事が辛いこともありますよね。

風邪をひいたとしても安易に薬に頼れないのも妊娠中ならではのしんどさ。 そのような場合は無理をせず、リポビタンファインなどの妊娠中でも安心して服用できる栄養ドリンクを上手に利用して、ゆっくり休んでくださいね 

適量は守ること!

安心して服用できると言っても、1日の用法用量はきちんと守るようにしましょう。特に50mgと少量ではありますが、カフェインも含まれているリポビタンファインの飲みすぎは禁物です。

カフェインの含まれていないものでも、体がデリケートになる妊娠中は予期せぬ不調も起こりやすくなります過剰摂取は避け、体調が落ち着いたら、また栄養バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • リポビタンファインはリポビタンシリーズから発売されている女性向け栄養ドリンク、糖質ゼロで低カロリーが魅力!
  • シンプルな配合で妊娠中にも飲めるリポビタンファイン、カフェイン量にだけは注意して!
  • つわりや体調が悪い時の強い味方!リポビタンファインを上手に取り入れよう!

妊娠中に栄養ドリンクというと、ちょっと抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。ですが、何よりも禁物なのはお母さんの健康と無理やストレスのない生活です。辛い時はしんどい時は、便利な栄養ドリンクも上手に利用して大丈夫!ただでさえ大変な妊娠期間ですから、元気になったら食べればいいや~!ぐらいの暢気さで、ゆったり過ごされてくださいね!

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