りんごを赤く煮る・色付けする方法|コンポート・りんご煮の変色防止は?

りんごは煮てコンポートにすると長期保存が効くアレンジスイーツになりますが、赤く煮ると見た目が綺麗でより美味しく見えます。りんごを赤く煮るには、どんな方法があるのでしょうか?また、変色防止についても着目しました。今回は、

  • りんごを赤く煮るコツ
  • 変色防止にはレモン汁?
  • コンポートを長持ちさせる保存方法

こちらのテーマについて紹介いたします。

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生食以外のりんごの食べ方には何がある?

りんごは冬が旬ですが、通年出回っているのでいつでも食べることができるフルーツです。生でそのまま食べるとシャキシャキ食感がして美味しいですが、りんごは美味しいスイーツにもアレンジすることができます。りんごを使ったお菓子には、様々なバリエーションがあります。

りんごスイーツ
  • アップルパイ
  • タルトタタン
  • ジャム
  • コンポート
  • コンフィチュール

定番のアップルパイをはじめ、ぎゅっと詰まったりんごが美味しいタルトタタン、長期保存が可能なジャムやコンポートなどがあります。

その中でもコンポートはフランスの調理法で、ジャムと違い果物の形を崩さずに煮るのが特徴です。フランスでは白ワインや赤ワイン・ラム酒・リキュールなどのアルコール類を加えて煮詰めることもあります。日本ではシンプルに“りんご煮”とも呼ばれています。

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りんごを赤く煮る方法

りんごをコンポートなどで煮る時は、赤色になるよう煮ると見た目がより綺麗です。りんごを赤く煮るには、『皮がついたまま煮る』のがポイントです。

りんごの皮には、赤色色素である『アントシアニン』というポリフェノールの一種が含まれているため、皮ごと煮ることでりんごを赤色〜ピンク色に色付けることができます。

また、りんごの品種も皮が特に赤いものを選ぶとより色付けることができます。オススメは『紅玉(こうぎょく)』という品種で、加工用に向いているりんごです。

赤く煮た後は、変色防止のためにレモン汁を加えると綺麗な赤色のままキープすることができます。皮が付いた状態ではなく、剥いた皮を鍋に入れてもOKです。

赤く煮る方法
  • 皮ごと煮る
  • 剥いた皮を入れる
  • 皮が赤い品種を選ぶ
  • レモン汁を入れる

りんごのコンポートを長持ちさせる保存方法

手作りりんご煮をできるだけ長持ちさせる保存方法についてご紹介します。上手く保存できれば未開封で2週間ほど日持ちするので、りんごの大量消費にもオススメですよ。りんご煮保存のコツはこちらです。

りんご煮の保存のコツ
  • 瓶の容器を煮沸消毒しておく
  • 熱いうちに瓶に入れ逆さにして冷ます
  • 開封後は必ず冷蔵庫に入れる
  • りんごをすくう時は綺麗で乾いたスプーンを使う

りんご煮を保存する上で大切なのは“煮沸消毒”“密閉保存”です。瓶などガラス製の容器でないと煮沸消毒できないので、タッパーはオススメしません。

また、 熱いうちに瓶に入れ逆さまにすることで空気の侵入を防ぎ、密閉することができます◎  開封後は綺麗なスプーンですくい、冬場でも必ず冷蔵庫で保存しましょう。

冷凍保存

りんご煮を更に長持ちさせたい時は、冷凍保存もオススメです。ガラス製は冷凍できないので、冷凍保存する場合はジップロックなどの密閉袋かプラスチック製の容器に入れます。

プラスチック容器だと密閉できないので、密閉袋に入れて空気をしっかり抜く方をオススメします。冷凍保存の日持ちは約1年で、解凍後の日持ちは約2週間です。

注意

一度解凍した冷凍りんご煮は、もう一度冷凍しない!小分けに冷凍しておくのが便利◎

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まとめ

この記事をまとめると

  • りんごを煮る料理はフランスで「コンポート」と言う
  • 赤く煮る方法は、①皮ごと煮る ②剥いた皮を入れる ③紅玉という品種がオススメ
  • 変色防止にはレモン汁が効果的!
  • コンポートの日持ちは未開封で約2週間

りんごを赤くするには、皮の色素成分を活用すると上手くいきます。りんごの中でも皮が特に赤い紅玉という品種は、加工用に適しているので、りんご選びも工夫してみましょう♩

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