みなさんはレトルトスープは飲んだことがありますか?レトルトスープは様々な種類があり、ポタージュスープやミネストローネ、コーンスープなど幅広く販売されていますよね。レトルトスープは沸騰したお湯で湯煎したり、電子レンジを使った温めることでいつでも誰でも簡単に温かいスープを楽しめるのが良いですよね。
そんなレトルトスープを始めとしたレトルト食品ですが、そもそもレトルトとはどんな意味の言葉なのかご存知でしょうか?
今回の記事ではレトルトとはどのような意味のある言葉なのか、レトルト食品の賞味期限はどれくらいなのか、賞味期限が切れたレトルト食品は食べることができるのかについて解説していきたいと思います。
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目次
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そもそもレトルトってなに?
私たちの身近にはたくさんの「レトルト」食品がありますよね。レトルト食品の代表的なものと言えばレトルトカレーがあります。皆さんもよく使うレトルトという言葉ですが、レトルトとはどのような意味があるかご存知でしょうか?
語源はオランダ語
レトルトの語源はオランダ語で、意味は「加圧加熱殺菌する窯」のことです。長期保存が効くように、作った食材を加圧加熱してからパッケージングしたものをレトルト食品といいます。元々は宇宙食として開発されていたものが、宇宙飛行士が宇宙で食べたことで世界中によく知られるようになり、私たちの身近な食品にも使われるようになりました。
世界で一番最初に商品として発売されたのは日本
そんなレトルトですが実は世界で一番最初に一般商品として発売されたのは日本です。日本ではまだ冷蔵庫が広く普及していなかったので、冷蔵保存しなくとも良いレトルト食品が非常に重宝されていた時代でした。
今でもレトルト食品で世界を牽引している日本ですが、冷蔵庫がない時代にがあったからこそレトルト技術を発展させることができたのでしょうね!
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レトルトスープの賞味期限はどれくらい?
レトルトスープを初めとしたレトルト食品が手軽に美味しく食べることができ、しっかりと加圧加熱殺菌されているので長期保存が可能なところがポイントです。
基本的にレトルト食品は「常温保存で半年~1年以上保存が可能」であるものがほとんどです。
レトルト食品は普段の食事としても、災害時のための備蓄品としても非常におすすめです。冷たい状態でももちろん食べることができますし、お湯で温めてから食べることも可能です。
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レトルト食品の賞味期限は切れていても食べられる?
レトルト食品は長期の保存に向いている食材なのですが、そんなレトルト食品にも賞味期限があるということを忘れてはなりません。
そもそも賞味期限というのは「その期間内であれば美味しく食べることができる」という期間です。その賞味期限を超えてしまうと、「食べることはできるけれど、味や風味の劣化によって品質は保証できません」ということです。
基本的にはレトルト食品の賞味期限が切れたとしても、問題なく食べることができますが賞味期限内よりも味や風味が落ちている可能性が高いです。
3ヶ月以内なら問題ない
レトルト食品の賞味期限が切れていても大体3ヶ月以内であれば心配せずに食べても問題ないとされています。賞味期限が切れたとしても3ヶ月くらいであればそこまで味や風味の劣化もありませんし、捨ててしまうようでしたらしっかりと加熱して食べたほうが良いでしょう。
半年や1年過ぎているものは・・・?
基本的にレトルト食品は半年~1年の賞味期限が設けられているものがほとんどです。なので購入した日から半年~1年以内であれば問題なく食べることができますが、賞味期限が切れてから半年~1年のものに関しては少し注意が必要です。
大きく品質が損なわれているということはないと思われますが、一度お皿にだしてから品質を確認してから食べるかどうか決めるようにしましょう。もし食べると決心したときは必ず加熱処理して食べることをお勧めします。
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こんな状態なら食べないで
かなり賞味期限が切れているけど、品質に問題がなさそうなものに関しては加熱処理して食べることができます。ですが一見すると見た目は大丈夫そうでも、一口食べてみたらかなり酸味が強くなっていたり、口の中がしびれるような感じがするなど微生物による腐敗が進んでいる状況も考えられますのでしっかりとチェックしてから食べるようにしましょう。
以下のような状態であれば食べるのをやめてください。
- 明らかに通常の商品とは違う酸味を感じる
- 食べた時に口の中がしびれるようなピリピリ感を感じる
- カビが生えている
- カビ臭い
- 色が明らかにおかしい
- 匂いが明らかにおかしい
- 粘度が高くなっている
基本的には少し食べた程度では胃酸が殺菌してくれるので問題ないのですが、高齢者や妊娠中の方、小さな子供など「免疫力が低下している人」の場合は食中毒をきたしてしまう可能性がありますので注意が必要です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- レトルトは加圧加熱殺菌する窯という意味
- 元々は宇宙食として開発された
- 日本はレトルト食品を生産する代表的な国
- レトルト食品は基本的に半年から1年程度の賞味期限が設定されている
- 3ヶ月程度であれば賞味期限が切れても全く問題なく食べることができる
- 賞味期限が切れて半年や1年が経っているものに関しては、十分に注意して状態を確認してから口にするようにしよう
- 明らかに色がおかしかったり、匂いがおかしいものに関しては絶対に食べないようにしよう。
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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