レトルトパウチの賞味期限切れ1ヶ月・3ヶ月・半年は腐る?食中毒に?

レトルト食品の中でも代表的なものは『レトルトカレー』ですが、長期保存が効くだけにうっかり賞味期限切れになってしまった!なんてこともあるのではないでしょうか?そこで今回は、

  • レトルトカレーの賞味期限
  • 賞味期限切れはいつまで食べられる?
  • 食中毒になりやすい?
  • 腐るとどうなる?保存方法

こちらのテーマについてご紹介いたします。

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レトルトカレーの日持ちはどのくらい?

レトルトカレーの日持ち日数の目安は、未開封・開封後それぞれ下記の日数となっています。

レトルトカレーの日持ち
  • 未開封…半年〜1年
  • 開封後…2〜3日

レトルトカレーは、未開封であれば半年〜1年ほどの賞味期限で長期保存が可能です。常温保存でOKなので、保存食としてのストックにも向いています。

開封後は普通のカレーと同じように、冷蔵庫で2〜3日の日持ちとなります。レトルトカレーは大抵1食分なので、すぐに食べきることの法が多いかと思います。

賞味期限切れはいつまで食べられる?

賞味期限が切れてしまったレトルトカレーは、未開封であれば1ヶ月近く過ぎていても食べられることが多いです。真空状態であれば菌が入らず、腐ることも少ないためです。

賞味期限ではなく『消費期限』が切れている場合は、切れてから1週間以内でも傷んでいることがあるのでよく確認してください。では、未開封のレトルトカレーが腐るとどんな変化があるのでしょうか?

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レトルトカレーは腐るとどうなる?

未開封のレトルトカレーは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったものの特徴を確認してみましょう。

腐ると…
  • 中身が変色する
  • カビが生える
  • 変な匂いがする
  • 袋が膨張する

レトルトカレーは腐るとカレーの色が変わったり、カビが生えたり、変な匂いを発したりします。また、開封前の状態として袋が膨張してパンパンになることもあるので、賞味期限切れのレトルトカレーがある時はよく確認してみてください。

腐る原因は?

未開封であれば腐りにくいレトルト食品ですが、上記のように腐ってしまう原因にはこのようなことが考えられます。

  • 賞味期限が長期間過ぎている
  • 高温の場所で保存していた

賞味期限切れでも多少の期間であれば食べることができますが、あまりにも長期間過ぎていると腐ってしまいます。3ヶ月〜半年以上経ったものは中身が変質している可能性もあるので、廃棄しましょう。

レトルトカレーは災害時用の保存食としてストックしている方もいるかと思いますが、定期的に賞味期限を確認して食品を入れ替えるようにしましょう。

期限切れレトルトカレーで食中毒に?

鍋で作るカレーは常温放置すると食中毒菌が発生しやすいですが、レトルトカレーで食中毒は起きにくいと言われています。

家庭のカレーで起こる食中毒の原因菌は『ウェルシュ菌』というもので、カレーを始め、シチューや豚汁など鍋料理に発生しやすい食中毒菌です。ヒトや動物の大腸内にいる常在菌ですが、下水や海・耕地などにも生息しています。

ウェルシュ菌は空気に弱いため、粘性の高いカレーやシチューが鍋の中に入っていると、活動が活発になってしまうのです。鍋底は酸素が少ないため、格好の生息地となります。

ウェルシュ菌による食中毒症状は、下痢や腹痛といった消化器系のトラブルがメインです。嘔吐や吐き気・発熱といった症状が出ることはほとんどなく、下痢は1〜3回、治るまでは1〜2日と比較的短いのが特徴です。

POINT

家庭のカレーは食中毒が起こりやすいが、レトルトは起きにくい

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レトルトカレーの保存方法

レトルトカレーを保存する際の注意点は、こちらです。

レトルト保存のコツ
  • 高温多湿の場所を避ける
  • 冷凍庫には入れない

“冷凍すればより長期間保存できるのでは?”と思うかもしれませんが、実はレトルト食品は冷凍に向いていません。冷凍したレトルトカレーは分離したり、まずくなったりします。基本的に常温保存するものなので、冷暗所を選んで保存しましょう。

まとめ

この記事をまとめると

  • レトルトカレーの日持ちは、未開封:半年〜1年 / 開封後:2〜3日
  • 腐ると袋が膨張したり、変色・変な臭いがすることがある
  • レトルトカレーは食中毒になりにくい
  • より長期保存したくても冷凍保存には向いていない!

レトルトカレーは保存食に向いていますが、長期間の賞味期限切れは中身が傷むこともあるので注意してください。保存状態が良く、多少の期限切れであれば食べられることもあるので、よく見分けるようにしましょう。

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