お弁当のおかずとしてとっても便利な冷凍食品は、年々そのバリエーションが増え現在はかなり豊富な種類が販売されています。そんな冷凍食品をうっかり常温で出しっぱなしにしてしまった時は、食べることができるのでしょうか?今回は、
- 冷凍食品を外に出しっぱなしにした!安全?
- 常温放置はどのくらいなら大丈夫?
- 冷凍食品が溶けてしまった時はどうする?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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冷凍食品は凍ったままお弁当に入れられる
冷凍食品にはハンバーグやコロッケなどのメインおかず系に加え、ほうれん草炒めやミニグラタンといった副菜系まで数多くの種類が販売されています。1食分ずつ小分けになっているので、お弁当にポンと入れるだけのお手軽食材です。
ご自身やお子様など家族のお弁当に冷凍食品を使っている方は多くいらっしゃいますが、なんといっても「凍ったまま入れられる」のが時短で便利なところです。特に暖かい時期は自然に溶けてくれるので、食べる時間に合わせてちょうど良く溶けてくれます。
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冷凍食品を外に出しっぱなしにした!どうなる?
冷凍食品はもちろん冷凍状態で販売されていますが、買ってきた後うっかり外に出しっぱなしにしてしまった!なんていうこともあるかと思います。常温で放置してしまった冷凍食品は、どうなるのでしょうか?
- 味や品質が落ちる
- 夏場の食中毒
冷凍食品は溶けてから時間が経つと味や品質が落ちたり、夏場は食中毒になる可能性もあります。冷凍食品は冷凍状態で販売されているため、ほとんどの商品に保存料が使用されていません。
保存料不使用なのは体に良いことなのですが、その分溶けると劣化が早く、味や鮮度が落ちる原因や、放置時間が長く傷んでしまった場合食中毒の原因となります。
常温放置は大丈夫?時間別目安
では、常温保存はどのくらいの時間なら問題ないのでしょうか?食べられるラインと食べられないラインを、時間別に確認していきましょう。
常温で30分
購入後持ち帰ってから30分常温放置してしまった場合は、冷凍庫に戻せば問題なく食べることができます。秋や冬は室内がそこまで暑くないので、溶けるスピードもゆっくりです。30分以内であれば完全に溶けていないことが多いでしょう。
夏場に関してはエアコンを入れていなければグングン溶けてしまいますが、30分程度では変質しないので問題ありません◎
常温で1時間
常温で1時間も放置すると完全に溶ける可能性が高くなります。冬場など寒い時期以外は溶けてしまうでしょう。食べられるかそうでないかは時期によって異なり、暑い夏の場合は臭いが変わっていないか確認した方が良さそうです。
常温で2〜3時間
常温で2〜3時間放置してしまった場合は、夏であれば食べない方が良いでしょう。冷凍食品には保存料が使用されていないため、商品によっては腐ってしまう可能性があります。どんな冷凍食品かによっても傷みやすさが異なるので、よく見極めてください。
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冷凍食品が溶けてしまったら?
万が一冷凍食品が溶けてしまったら、もう一度冷凍せずにすぐ食べることをオススメします。他の食材でも同じですが、一度冷凍したものを解凍し、また冷凍すると品質が一気に下がってしまいます。味や風味だけではなく、食中毒の危険性もあるので、夏場は特に食べるのを控えた方が良さそうです。
涼しい時期ならそのまま食べても問題ないことが多いので、溶けてしまったら食べて消費しましょう。
まとめ
「冷凍食品が溶けたら…」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 一度溶けた冷凍食品を再度冷凍するのはNG!
- 常温で1時間程度放置した場合は食べられることが多いが、それ以上の場合は季節や商品の様子を見て廃棄した方が安全
冷凍食品は冷凍化で保存することを大前提に作られているので、保存料が使われていません。それは体に良いことなのですが、その分解凍後は劣化しやすいので、常温で長時間放置するのは避けましょう…!
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