初夏が旬のアスパラ。6月頃にはスーパーの店頭にたくさん並びますが、冷凍野菜としても人気があります。それは、小分けで少しずつ使えて、炒め物の具材にしたり、解凍してサラダに入れたりと様々な料理で使えるからです。中でも乾煎り(からいり)すると生のようなシャキシャキの食感になるというのですが、ご存じでしょうか?そこで今回は、
- 冷凍アスパラを美味しくするポイント
- 乾煎りのコツ
- 冷凍アスパラのおすすめ活用レシピ
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目次
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冷凍アスパラを美味しくするポイント
冷凍アスパラは、カット済でも長いままでも、必要な分だけ使用できる便利な食材です。生だと茎の方が固く、食べられるところが少ない気がしますが、冷凍アスパラだと全部使えるのでお得感もありますね。
乾煎りするとシャキシャキ食感に
冷凍アスパラの解凍法は、電子レンジで加熱したり、茹でるのが一般的ですが、実はフライパンで「乾煎り」するのがイチオシです。凍ったまま炒め、水分がなくなるまで加熱すると、生のアスパラガスに近い歯ごたえを味わうことができます。
冷蔵庫で解凍してから乾煎りがベスト
冷凍アスパラガスは、冷蔵庫で2時間ほど置けば解凍できますが、解凍時に水分と一緒に栄養素も流出してしまいます。解凍時に出た水分と一緒に乾煎りすれば、流れ出た栄養素も無駄なくいただけます。
電子レンジで解凍するなら半解凍に
冷凍アスパラを手軽に解凍したい場合は、電子レンジがおすすめです。使いたい本数のアスパラを冷凍庫から取り出し、お皿に並べてください。ラップをかけて加熱します。アスパラ5本の場合は、500Wで約2分が目安ですが、加熱し過ぎると柔らかくなります。電子レンジで解凍した後に炒めたり、食感を残して調理するなら加熱時間を少し短めにしましょう。
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乾煎りのコツ
アスパラは冷凍することで、中の水分が膨らんで細胞が壊れ、水分を維持することができなくなってしまうため、少し柔らかくなっています。そのため、自然解凍してサラダなどに使うよりは、凍ったまま炒めものやスープに使うといいでしょう。
乾煎りの方法
熱したフライパンに凍ったままの冷凍アスパラを入れ、全体に焼き目がつくまで中火で炒ります。水分が出なくなり前面に焦げ目がついたら、フライパンから取り出します。
水分がある程度飛んだらOK
冷凍アスパラを炒めると、解凍したときにわずかに出てくる水分が飛んで、シャキッと歯ざわりよく仕上がります。焼き目も付くので見た目にもいいですね。
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冷凍アスパラのおすすめ活用レシピ
鮮やかな緑色で、栄養素も多いアスパラガス。いろいろな料理に活用したいですよね。冷凍して販売されている商品は筋取りなどの下処理が済んでいるので、解凍後はそのまま食べることもできますが、おすすめのレシピを3つご紹介します。
冷凍アスパラのチーズ焼き
- 冷凍アスパラを、コンロのグリル台におきます。
- ベーコンをカットしてのせ、オリーブ油をかけます。
- マヨネーズを全体的にかけ、チーズをのせ、塩胡椒をします。
- グリルで5分~7分くらい熱し、軽く焦げ目がつき、チーズが溶けていたら完成です。
【参照元:Rakutenレシピ】
アスパラガスの肉巻き
- 冷凍アスパラに豚バラ肉を巻きます。
- 醤油少々と塩コショウをしてひっくり返しながら焼くだけです。お弁当にもどうぞ♪
【参照元:cookpad】
アスパラベーコンポテト
- じゃがいもはよく洗いラップにくるんで600Wで5分加熱して皮を剥き一口大に切り、ベーコンはサイコロ状に切る。
- フライパンにオリーブ油を熱し、にんにくを加え、よい香りがしたらベーコンを炒める。焼き色がついたら冷凍のアスパラを加え炒める。
- アスパラに火が通ったらじゃがいもを加えクレイジーソルト、粗びきこしょうで味を整え粉チーズをふりかけて完成♪
【参照元:cookpad】
まとめ
この記事をまとめると
- 冷凍アスパラは凍ったまま水分がなくなるまで加熱する「乾煎り」がおすすめ
- 乾煎りのコツは凍ったまま、水分がある程度飛ぶまで炒めること
- 冷凍アスパラを美味しく食べるならチーズ焼き・肉巻き・アスパラベーコンポテトにすると◎
冷凍アスパラは、加工技術のおかげで、生とほぼ変わらない栄養素が残っています。しかし水に溶けだす栄養素が多いので、栄養を逃がさないよう上手く工夫し、日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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