ご自宅で料理をする際に、野菜が余ってしまう事もあります。そんな時、すぐに使う予定があればいいですが、そうでない時は何らかの方法で保存しなければいけません。保存といってすぐに思いつくのは「冷凍保存」ではないでしょうか?
しかし、注意しておかなければいけないのは、冷凍保存できる野菜は限られるということ。一体どんなポイントがあるのでしょうか?以下のような内容でまとめてみました。
- 冷凍出来ない野菜ってどんな野菜があるのか?
- 水分が多い野菜?
- 繊維質の野菜?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、冷凍できない野菜について徹底的に詳しくなってしまいましょう。
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目次
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冷凍できない野菜の特徴
野菜には「冷凍に向いている野菜」と「冷凍に向いていない野菜」があります。ここでは、どんな野菜が冷凍に向いていないのかを、ざっくり解説しておきます。
水分量が多い
まず、「水分量が多い野菜」は冷凍に向いていません。水分量が多い野菜は、基本的にサラダなどで食べますが、冷凍してしまうと、食感や質感、味がかなり変わってしまうので、サラダで食べられなくなってしまいます。なので、水分量が多い野菜の冷凍保存はやめておきましょう。
ただ、加熱して食べる予定があるのであれば、冷凍しても構いません。
繊維質な野菜も難しい
そして「繊維が多い野菜」も冷凍には、向いていません。繊維が多い野菜を冷凍保存してしまうと、野菜の中に空洞が出来てしまい、解凍して食べようとするとボソボソとした変な食感になってしまいます。
また、繊維質が固くなってしまい、スジが残った状態になってしまうので、その辺りもデメリットになります。繊維質が多い野菜は、冷凍保存しないようにしましょう。
根菜系も難しい
さらには「根菜系」も冷凍保存をおすすめしません。根菜系にも多くの繊維質が入っているので、冷凍した後に解凍するとボソボソになってしまう可能性が高いです。また、スジもきつく残ってしまうでしょう。
ただ、根菜類の中には、「正しい方法で冷凍すると保存しやすい野菜」もあるので、その辺りの例外の後程ご紹介いたします。
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冷凍に向いてない野菜①水分が多い物
水分が多い野菜は「冷凍に向いていない」と書きましたが、一体どんな野菜があるでしょうか?
ナス・きゅうり・スイカ
まず、ナスやきゅうり、スイカは水分量が多いため、基本的に冷凍保存はしないようにしましょう。ナスにしても、きゅうりにしても、冷凍してしまう事で皮の食感が変わってしまいます。もし冷凍するにしても「加熱調理すること」が前提になります。
レタス・キャベツ・トマト
「レタス、トマト」などの野菜も冷凍保存には向いていないです。ただ、レタスは「スープなどに入れたり」、「トマトはトマトソースなどにして冷凍する」のであれば、問題ありません。
キャベツも生のまま食べようとするのであれば、向いてはいませんが、炒め物などに使うのであれば、冷凍して構いません。出来るだけ早く使い切りましょう。
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冷凍に向いてない野菜②繊維質な物
繊維質な野菜も冷凍には向いていませんが、どんな野菜があるのか簡単に一覧にしてみました。
アスパラガス・セロリ・ふき
繊維質な野菜と言うと「アスパラやセロリ、ふき」などがあります。これらの野菜は、かなり繊維質が多いため、出来るだけ冷凍しないようにしましょう。スジが固くなってしまいます。ただ、細かく刻んでスープなどに入れると比較的食べやすいかもしれません。
白菜・山東菜
「白菜や山東菜」も繊維質が多い野菜ですが、カットしたあとに冷凍するのであれば、ぎりぎり使うことが出来ます。とはいえ、生で食べるには向いていないので必ずよく加熱してから食べましょう。白菜は炒め物や鍋の具材にバッチリ使えます。
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冷凍に向いてない野菜③根菜系
根菜類も冷凍に向いていないと記載しました。一体どんな野菜が向いていないのでしょうか?
ごぼう・人参・大根
「ごぼうやにんじん」は冷凍に向いていないと言われています。ごぼうは繊維質も多く、冷凍するとスカスカになるため、冷凍しない方がいいでしょう。にんじんは「細かくカットしてジップロックで保存すると」ぎりぎり活用できます。十分に加熱してから使いましょう。
大根も丸のままやカットしただけでは、冷凍にはあまり向いていませんが、すりおろしてフリーザーパックに入れれば、保存することは可能です。変色してしまいがちなので、早めに使い切りましょう。
じゃがいも・さつまいも
じゃがいもやさつまいもは、基本的に冷凍しない方がいいです。じゃがいももさつまいもも、冷凍すると食感がスカスカになってしまうので、美味しくなくなってしまいます。出来るだけ冷凍せずに、冷蔵保存した後は速やかに使い切りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「冷凍出来ない野菜ってどんな野菜なのか?」ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をまとめてみたので、ざっくり振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- 冷凍出来ない野菜は水分が多い野菜や繊維質が多い野菜
- 水分が多い野菜は解凍した後に食感が変わってしまう
- 繊維質が多い野菜は解凍した後にスジが固くなってしまう
こんな内容になっていました。あなたも野菜を冷凍する時は、食材が変化しないかどうかを良く見極めて、正しく冷凍保存してみましょう。
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