冷凍カニを解凍するときのポイント!急ぎの時の解凍方法やイチオシの解凍方法 |

身がぷりぷりと詰まったカニは食卓に出せば、主役級の存在感を持っている美味しい魚介類ですよね。毎年冬の時期になると美味しい蟹が食べたくなります。自宅でカニの料理をする時にはほとんどの場合冷凍のカニを食べると思いますが、実は適切な方法で処理しないと全く美味しさを感じることができないカニになってしまう可能性があるんです！

今回は冷凍のカニをおいしく食べるポイントについて解説していきます！

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1 冷凍のカニは「解凍方法」がキモ！
- 1.1 冷凍のカニの氷の膜
- 1.2 おいしく解凍する方法は「冷蔵庫で自然解凍」
2 カニを解凍するときの手順
- 2.1 冷蔵庫で自然解凍手順
3 半日も待てない！という場合
4 まとめ

冷凍のカニは「解凍方法」がキモ！

冷凍のカニの美味しさの全てを握っていると言っても過言ではないのが「解凍方法」です。解凍方法をしくじってしまうと、せっかくのカニの美味しさを全て失ってしまうくらい重要な工程なのです。これを理解しないままだと、美味しいカニ料理は食べることができません！

冷凍のカニの氷の膜

冷凍の蟹の表面に白い霜がたくさんついているのを見たことはありませんか？霜がたくさんついている冷凍食品というと、なんだかすごく時間が経ってしまった冷凍食品のイメージがあるかもしれませんが、実はこのカニの表面についている氷の膜は「グリース」とよばれ、鮮度が高い冷凍の蟹である証明なのです。

グリースは急速冷凍する時に風味が損なわれないようにしたり、完走して食感が悪くなるのを防いでくれる役割をもちます。カニの冷凍業者はあえて品質を落とさないために「水を振りかけてグリースを作る」という工程を行っているのです。

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おいしく解凍する方法は「冷蔵庫で自然解凍」

では冷凍のカニをおいしく解凍する方法について解説します。皆さんは冷凍食品を冷蔵庫で自然解凍させたことはありますか？カニを解凍するときも常温解凍や流水解凍ではなく「冷凍庫で自然解凍」が一番美味しさを保ったまま解凍することができるといわれています。

冷蔵庫を使った自然解凍がどうして良いかと言うと、冷蔵庫のような低温の環境だと、氷が溶けるまでかなりの時間がかかります。冷凍の蟹の場合は12時間から24時間ほどかかるのですが、時間がかかる分、余分な水分が時出てこなくなり食品の水分を保った状態で解凍できるというメリットがあります。

水分をしっかりキープしたまま解凍することができるので、カニの美味しさがカニの身に残った状態で解凍できるということです。さらに冷蔵庫での自然解凍は食材を低温で保つので、体に害を与える微生物などの繁殖を防ぐことができるのもメリットです。

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カニを解凍するときの手順

では冷凍のカニを冷蔵庫で自然解凍させる時の手順を説明していきます。方法はとっても簡単ですので、ご心配なさらず！

冷蔵庫で自然解凍手順

まずは冷凍のカニを取り出して、乾燥を防ぐためにキッチンペーパーに包みます。さらにその上からポリ袋に入れて冷蔵庫に移してください。これだけでOKです。

ズワイガニなどの足だけを解凍する場合はそれほど気をつけなければならないことはないのですが、毛ガニ・ズワイガニの頭のような、蟹味噌がたくさん詰まっている場所は、蟹味噌が流れないように甲羅を下にして解凍するようにしましょう。

冷凍庫でも自然解凍は、使う半日ぐらい前に冷蔵庫に移動させておくと良いでしょう。

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半日も待てない！という場合

冷蔵庫での自然解凍はカニの美味しさをしっかり保ってくれる一番良い方法なのですが、デメリットは「非常に時間がかかる」というものがあります。冷凍のカニを今晩食べたい！などの急ぎで食べたい時もありますよね。そんな場合におすすめなのか「流水解凍」です。

流水解凍の手順

流水解凍と言いましても、そのままカニを水にさらすわけではありません。カニをポリ袋に入れて、ボウルに移して流水をかけ続けて解凍していきます。水が直接カニに触れてしまうと、カニの美味しさが水に溶け出してしまうので必ずポリ袋に入れて解凍するようにしましょう。

流水解凍半分、冷蔵庫自然解凍半分がGOOD

流水解凍だとカニの旨味がどんどんドリップになって出て行ってしまいます。半分ぐらいに流水解凍で解凍できたら冷蔵庫に移して1～2時間くらい自然解凍すると良いでしょう。こうすることによってできるだけカニの美味しさを閉じ込めた状態で回答することができます。目安としましては流水解凍を「30分」、冷蔵庫解凍を「1～2時間」です。