「翼をさずける」というキャッチフレーズで有名なレッドブルには、どんくらいのカフェインが含まれているのでしょうか?カフェインは過剰摂取すると副作用があるようですが、危険な量はどのくらいなのでしょう?今回は、
- レッドブルの成分と効果
- レッドブルのカフェイン量をコーヒーと比較!
- レッドブルに致死量はある?体に悪い?
- レッドブルを飲み続けると…
これらのテーマについて紹介いたします。
画像引用:レッドブル
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目次
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レッドブルってどんな飲み物?
レッドブルは1987年にオーストリアのレッドブル社が販売を開始したエナジードリンク、で「翼をさずける」のキャッチフレーズがCMでお馴染みです。
日本を含む世界170ヶ国以上で販売されており、街ではサンプリングカーを見かけることもあります。レッドブルはスーパーやコンビニなどで手軽に買うことができます。
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レッドブルに含まれる成分
レッドブルの成分は、砂糖・ぶどう糖・酸味料・L-アルギニン・カフェイン・イノシトール・ナイアシン・パントテン酸Ca・ビタミンB6・ビタミンB2・ビタミンB12・香料・着色料(カラメル)となっています。
レッドブルに使用されている水は、オーストリアとスイスの間でとれる「アルプスの水」だそうです。砂糖類が多いため味は甘く、眠気防止のためカフェイン量も多いのが特徴です。通常サイズは250mlで、1本あたりのカロリーは115kcalです。
レッドブルの効果
レッドブルに含まれるカフェインには、 脳神経を興奮させて眠気を防ぎ疲労感を回復する効果 があります。これがレッドブルの効果として一番代表的なものかと思います。
また、アルギニンには 免疫機能の向上や血流向上効果・筋肉を増やす効果 などがあります。ビタミンB群には 炭水化物や脂質などの代謝を良くし、エネルギー源となる働きを助ける効果 があります。
レッドブルのカフェイン量はどのくらい?
レッドブルに含まれるカフェイン量は、通常サイズ(250ml)1本あたり80mgとなっています。これがどの程度の量なのかコーヒーと比較してみましょう。
コーヒのカフェイン量と比較すると
コーヒー1杯(150ml)あたりに含まれるカフェイン量は90mgで、レッドブルのサイズと同じ250mlの場合のカフェイン量は150mgとなります。レッドブルよりコーヒーの方がカフェイン量は少ないのです。
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レッドブルのカフェイン致死量は?危険性はある?
レッドブルのカフェイン量による致死量が心配されることがありますが、レッドブルが危険というよりも「レッドブルに含まれるカフェインの過剰摂取が危険」というのが正しいです。
カフェインの1日の摂取目安量は300mgと言われています。レッドブルに換算すると4本弱となりますが、1日のレッドブルは3本以内に抑えた方が良いでしょう。3本以内だからといって毎日飲み続けても大丈夫というわけではありません。
- アメリカで710mlのレッドブルを18時間以内に24本飲んだ男性が死亡
- 日本で深夜勤務の男性がレッドブルを常用していたところ死亡
日本や世界にはレッドブルによる死亡例もありますが、どちらもカフェインの過剰摂取によるものです。カフェインには中毒性があるので、レッドブルに限らず飲み過ぎには注意が必要です。
レッドブルは体に悪い?飲み続けるとどうなる?
レッドブルは過剰摂取しなくても毎日飲み続けるとどんな危険性があるのでしょうか?考えられるレッドブルの影響をいくつか見てみましょう。
カフェイン中毒
一番危険とされるのはカフェイン中毒になることです。1本あたり80mgのカフェインが含まれているため、1日3本以上飲むと1日のカフェイン摂取量の目安(300mg)を超えてしまいます。カフェインには依存性があり、中毒にはこのような症状が現れます。
- 吐き気 / 嘔吐
- 手足のしびれ
- 動悸
- 悪寒
- 意識消失
- 心肺停止
重症カフェイン中毒となると命の危険性もあるのです。
糖分が多い
レッドブル1缶に含まれる糖分は39gと多く、飲み続けると糖分の摂り過ぎになります。糖分の過剰摂取は肥満の原因や、糖尿病のリスクを上げる原因となるので注意しましょう。
薬との併用はNG
風邪や病気などで薬を服用している方は、レッドブルと合わせて飲むことで副作用を起こす可能性があります。薬の効能が薄れてしまったり、逆に効きすぎてしまうこともあるので服用中は飲まない方が無難です。
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レッドブルにカフェインレスはある?
レッドブルなどのエナジードリンクには、カフェインを使用していない「カフェインレス」のものも販売されています。レッドブルにカフェインレスはありませんが、エナジードリンクの仲間である「モンスター」にはカフェインレス版が出ています。
まとめ
「レッドブルのカフェイン量」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- レッドブル1本(250ml)には80mgのカフェインが含まれている
- カフェインの過剰摂取は、カフェイン中毒となり重症の場合死亡することもある
レッドブルはエナジードリンクとして全世界で飲まれていますが、毎日飲み続けるのはあまり体によくありません。飲む場合は時々に抑え、できるだけエナジードリンクに頼らない方が良いでしょう。
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