ラングドシャが柔らかい!?原因は?作り方のコツと復活させる方法

サクッと食べられる美味しいクッキー。その一つが「ラングドシャ」です。フランスのクッキーで、猫の舌という意味を持つクッキーなのですが、通常のクッキーよりもサクサク感が強いのが特徴。そんなラングドシャを作る際に「思った以上に柔らかく仕上がってしまった」という経験はないでしょうか?

今回の記事では、ラングドシャについて以下のような事をまとめていきます。

  • ラングドシャが柔らかくなった原因とは?
  • ラングドシャをサクサクに作るにはどうすればいい?
  • ラングドシャが柔らかくなってしまった場合にはどうすればいい?

こんな内容となっています。この記事を読んで、サクサクのラングドシャを作って美味しくいただいてみましょう。

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ラングドシャが柔らかい!?

ラングドシャは本来「サクサクで食べやすいクッキー」のはずなのですが、手作りの際には柔らかく仕上がってしまうこともあります。それはどうしてなのでしょうか?

ふわふわしている?

ラングドシャが柔らかい仕上がりになった時には「ふわふわした仕上がり」になってしまうことがあります。ふわふわの状態でも十分に美味しいのですが、やはりサクサクの仕上がりイメージからはかけ離れてしまっていると感じてしまいます。なんとか改善する方法はないのでしょうか?

原因は?

どうしてラングドシャがふわふわで柔らかくなるのか?というと、「生地の中の水分が十分に飛んでいない」からです。生地の中の水分を何らかの方法で飛ばしてあげる必要があります。

湿気で柔らかくなったらどうする?

また、ラングドシャは作りあがった後から湿気で柔らかくなってしまうこともあるでしょう。この場合は、150℃以下の低温オーブンで少し加熱してあげるとサクサク感が取り戻せます。その他、保存する時にシリカゲルなどの乾燥材を上手く使いましょう。

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サクサクに作る方法は?

では、ラングドシャをなるべくサクサクに作るにはどうすればいいでしょうか?ポイントとなる方法をいくつか挙げてみました。

生地を寝かせる

ラングドシャは出来上がった生地を30分から60分程度寝かせることで上手に作りやすくなります。小麦粉のグルテンが弱まるためで、記事の中に空気が入り込んでしまったり、形が崩れるのを防ぐ効果もあるでしょう。形もきれいに整うので、サクサクな仕上りになりやすくなるはずです。

低温で焼く

ラングドシャがサクサクしない時には、「追加で低温加熱」をしましょう。150℃くらいのオーブンで5分程度加熱するだけでサクサク感が取り戻せます。オーブンで焼いた後、粗熱が取れれば、きちんと硬めの仕上がりになるでしょう。

砂糖で変わる

ラングドシャをサクサクさせたい時は「グラニュー糖」を使って作るのもおすすめです。上白糖や三温糖などを使うよりは、サクサクした仕上がりになりやすいでしょう。その他、粉砂糖を使うのもアリです。粉砂糖を使う時は事前にふるいを使って、ダマが残らないように事前準備をして使うようにしましょう。

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柔らかくなってしまったら?

では、せっかく作ったラングドシャが柔らかく仕上がってしまった場合には、どうやって対処すればいいのでしょうか?たとえ柔らかく仕上がったとしても、失敗ではないのですぐに捨てずに、以下のような事を試してみましょう。

レンジで加熱

ラングドシャが柔らかくなってしまう原因は、生地の中の水分量が原因です。なので、電子レンジでチンをして生地の中の水分をしっかりと飛ばしてあげればかなりサクッとした仕上がりになるでしょう。数分間のレンチンでかなり変わるので、まずはレンジでチンすることをお試しください。

低温で再加熱

ラングドシャの中の水分は「低温オーブンでの再加熱」でかなり飛ばすことが出来ます。基本は150℃以下のオーブンで5分程度の過熱がいいです。それでもサクサクにならないのであれば、120℃以下のさらに低温なオーブンで5分から10分間再々加熱をしましょう。

そこまでオーブンで焼けば、かなりサクサクな状態になるはずです。焼きあがったら粗熱をとって様子を見てください。

乾燥剤を入れて保存する

ラングドシャは、焼き上がりがサクサクでも、段々と空気中の水分を含んで柔らかい状態に逆戻りすることもあります。こうならないために、前述した通り保存時には「シリカゲル」などの乾燥材を一緒に入れて保存しましょう。

ラングドシャとシリカゲルをジップロックなどに入れてしばらく保管するだけで、かなりサクサク感を取り戻すことが出来るでしょう。食べる前に再度低温のオーブンで加熱すると、もっとサクサクした仕上がりになるのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「ラングドシャが柔らかく仕上がってしまった時は、どうやって対処すればいいのか?」ということについて、詳しく解説してきました。サクサクが魅力のラングドシャが柔らかくなってしまうと、失敗したように感じますが、修復方法は沢山あります。

参考にしながら、美味しいラングドシャを復活させましょう。最後に記事内容を振り返っておきます。

この記事をまとめると

  • ラングドシャは生地内の水分を上手く飛ばさなければ、柔らかくなる
  • ラングドシャをサクサクにしたいのであれば、低温オーブンで再加熱する

こんな内容となっていました。ラングドシャは非常に繊細なお菓子ですが、自宅で作るのも十分可能なお菓子です。興味があれば、早速作ってみられてはいかがでしょうか?

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