妊娠中と言えば食べるものがおなかの中の赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性を考えて、口に入れるもの全てに気を使わなければならないので大変ですよね。
今回紹介するのはラム肉ですが、ラム肉は妊娠中に食べても良い食材なのか、ラム肉に含まれる栄養素、ラム肉を妊娠中に食べる上で注意しなければならないことについて解説していきたいと思います。
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目次
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ラム肉は妊娠中に食べても良いの?
結論から言いますとラム肉は妊娠中に食べてもOKな食材です。妊娠中にラム肉を食べるなら必ずしっかりと加熱してから食べるようにしてください。
ラム肉はそもそもかなり栄養価が高く他のお肉に比べてもヘルシーですので、脂身の多い他のお肉を食べるならむしろラム肉を食べた方が胎児と妊娠中のお母さんの健康に良いと言えます。
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ラム肉に含まれる栄養素
ラム肉には以下のような栄養素が豊富に含まれています。
- たんぱく質
- 不飽和脂肪酸
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンE
- L-カルニチン
- 鉄分
- カルシウム
タンパク質は私たちの体を構成する必要不可欠な栄養素です。不飽和脂肪酸に関しては血液の流れをよくしてくれる良い脂肪のことを言います。
その他にビタミンB群やビタミンEなど、エネルギー代謝に効果的に働いてくれるビタミンが豊富に含まれているので、妊娠中のつらい疲労感などを改善してくれる効果が高いとされています。
妊娠中は貧血になりやすい
妊娠すると赤血球が多くつくられるようになり、胎盤や胎児形成のためにお腹に送られていきます。血液量も増えるため、より多く鉄分を摂らないと貧血になりやすくなります。
特に妊娠初期は貧血が起こりやすく、鉄分が不足することで動悸や息切れが起こり、つわりがより一層辛くなる方も多いです。また、貧血状態が酷くなると『鉄欠乏性貧血』となることもあります。
ラム肉には鉄分が多く含まれているため、妊娠中の鉄分不足を解消する効果を期待することができます。葉酸と鉄分がセットになったサプリもありますが、食品からも摂るようにしましょう。
妊娠中不足しがちなカルシウムも補給できる
妊娠中は、カルシウムが不足しやすいと言われています。
葉酸のようにサプリで補う必要はありませんが、カルシウムは骨や歯の材料となります。乳製品や小魚・大豆などに含まれる栄養素ですが、ラム肉にもカルシウムが含まれているので、カルシウム補給源としても優秀です。
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妊娠中にラム肉を食べる時の注意点
妊娠中にラム肉を食べる時には二つの注意点があると言えます。
しっかりと加熱すること
妊娠中にラム肉を食べる上で一番気をつけなければならないのが、中心部までしっかりと加熱するということです。
その理由としては生のラム肉にはトキソプラズマという寄生虫が潜んでいる可能性があるからです。
妊娠していないときのような免疫力が下がっていない時であればトキソプラズマが体に入ったとしても問題なく排出されるのですが、免疫力が下がっている妊娠中の場合はトキソプラズマが体内に入ってしまうと重い症状を引き起こしてしまう可能性があります。
妊娠中にトキソプラズマに感染すると胎盤を通しておなかの中の赤ちゃんも先天性トキソプラズマ症を引き起こす可能性があります。
食べ過ぎに注意
ラム肉を食べる時は加熱以外にも食べ過ぎによる影響を考えなければなりません。ラム肉はヘルシーと言われていますが食べ過ぎてしまえば体重の増加につながります。
ラム肉の場合はとても食べやすいお肉なので、どうしても食べ過ぎを引き起こしてしまいがちですが、妊娠中は特に食べ過ぎには注意しなければなりません。
ジンギスカンなどの料理だと甘いタレで食べる事が多いのでたくさん食べてしまうと太ってしまったり妊娠糖尿病を引き起こす可能性も少なくありません。
またラム肉だけを食べてしまうと栄養の偏りなどもでてしまいますので、栄養バランスを考えて食事を行うようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 妊娠中にラム肉は食べても良い!
- ラム肉を食べる時にはしっかりと加熱されているか確認してから食べること
- 食べすぎにも注意が必要
- ラム肉は妊娠中に不足しやすい栄養素を豊富に含む
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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