落花生は手軽に食べられてカリッとした歯ごたえで、つい食べすぎてしまう人も多いでしょう。薄皮は歯につくし、少し苦いからと食べないという人はもったいないです。実は薄皮には、栄養が豊富に含まれています。
この記事では落花生の薄皮は食べることができるのか、血圧を下げる食べ方を解説していきます。ぜひ最後までお読みください。
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目次
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落花生の薄皮は食べられる?
落花生の薄皮は食べられます!栄養価などについて解説していきます。
そのまま食べるのがおすすめ
薄皮の栄養価は?
薄皮に含まれる注目の栄養素
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レスベラトロール・・・赤ワインにも含まれるポリフェノールの1種になります。高い抗酸化作用をもち、その栄養価の高さから栄養食品などにも使われています。注目されている栄養素のひとつといえるでしょう。
レスベラトロールの効能には下記のものがあります。
- 抗がん作用・・・酵素の1種でCYP1B1にはがん細胞を死滅させる物質に変化するといわれています。
- 生活習慣病の予防・・・血管を拡張させ、血流をよくする働きがあります。
- 美肌への効果・・・ニキビの原因菌といわれるアクネ菌をの増殖を抑える効果があるという研究結果が出ています。
- 認知症の予防になる・・・認知症の原因物質といわれるアミロイドβを排除する働きがあります。
レスベラトロールはブドウの皮にも含まれていて、研究が進んでいる段階です。抗インフルエンザウィルス効果もあるといわれていますが、まだ未知数な部分もあります。研究が進むなかで今後注目すべき栄養素になるといえるでしょう。
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落花生で血圧を下げる食べ方のポイント
落花生に含まれる栄養素は下記の通りです。
- 不飽和脂肪酸・・・良質なオレイン酸とリノレン酸が含まれています。
- 食物繊維・・・整腸作用があり便通を整えます。
- タンパク質・・・落花生の栄養成分の25%はタンパク質です。アミノ酸スコアも87と良質なタンパク質です。
- カリウム・・・余分なナトリウムを体外に排出する働きがある。
いつ食べる
落花生の豊富な栄養素の中でも血圧を下げるのに効果を発揮するのはカリウムです。高血圧の原因は塩分の取りすぎが指摘される人も多いでしょう。カリウムには塩分を取りすぎた時に体外へ排出する働きがあります。
高血圧の原因は、血圧が高くなり血管がもろくなるという危険があります。血管が脆くなると動脈硬化になるリスクが高まります。落花生に含まれるレスベラトロールやビタミンEには血管をしなやかにする働きがあるのです。
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落花生を食べるタイミングとして最適なのは、食後に食べるといいでしょう。食事中に取りすぎた塩分を体外へ排出する手助けをしてくれます。
どのくらい食べる
栄養豊富な落花生ですが体にいいからと取りすぎは、カロリーオーバーになっています。
1日に30粒を目安にしましょう。落花生は塩茹でや塩で味付けしてあるものが多いですが、できれば無塩のもを選んでくださいね。
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血圧を下げるには酢ピーナッツがおすすめ
血圧が気になる人におすすめなのは、酢ピーナッツです。作り方や効果をご紹介します。
作り方
<材料>
無塩素焼きピーナッツ120g・酢180CC・清潔な密閉容器
<作り方>
- ピーナッツの固い皮をむく。薄皮に栄養があるのでそのまま実につけておく!
- 密閉容器に1のピーナッツを入れる。
- 酢を入れる
- 半日から食べられますが、味のなじむ3日〜が食べやすいです。
ポイント
- 酢はりんご酢、穀物酢、黒酢色々試してお好みを見つけてください。甘めが好きな人は、ハチミツを入れても美味しいですよ。
効果
- 血管を拡張する・・・薄皮に含まれるレスベラトロールと酢に含まれる酢酸の両方に、血管を拡張する働きがあります。酢ピーナッツは酢とピーナッツWの効果が期待できる食品です、
- 血圧を下げる・・・ピーナッツに含まれる、カリウムは余分な塩分を体外に排出し血圧を下げる働きがあります。また不飽和脂肪酸にはコレステロールを下げる働きもあります。
- 酸ピーナッツは1日30粒を上限にして、毎日食べてみてください。
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まとめ
ここまで落花生の薄皮は食べることができるのか、血圧を下げる食べ方を解説してきました。
この記事をまとめると
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落花生の薄皮は食べられる!薄皮に含まれるポリフェノールには抗がん作用・生活習慣予防・美肌への効果がある。
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血圧を下げるには、酢ピーナッツがおすすめ。酢とピーナッツのWの効果で、血圧が下がる効果が期待できる。
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ピーナッツを食べるときには、無塩のものを選ぶと体にもやさしい。
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ピーナッツも酸ピーナッツも、1日に食べるのは30粒までにしておくのが良い。
落花生の薄皮には豊富な栄養が含まれているのが、わかりましたね。今まで薄皮をむいていた人は、もったいないので食べてみてはいかがでしょうか。
血圧や生活習慣病、アンチエイジングなどを気にする人は、落花生を積極的に取るとともに日頃の食生活を見直すきっかけにしてみましょう。ただし体にいいからと、食べ過ぎにはくれぐれも注意してくださいね。
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