箸休めやカレーの付け合わせとしてあると便利ならっきょう。らっきょう漬けを食べようと保存している容器を見たらカビが生えていた、そんな経験はありませんか。腐りにくいと言われているらっきょう漬けに、なぜカビができてしまったのでしょうか。この記事では、
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らっきょう漬けでカビができる原因
らっきょう漬けは腐りにくい食品ですが、容器の衛生面・漬け汁の状態・保存場所が悪いとカビができて食べられなくなります。容器類は消毒済みのものを使い、漬け汁の状態や保存場所に注意しましょう。ここでは、カビができる原因について紹介します。
漬け汁に浸っていなかった
カビができやすい理由のひとつとして、らっきょうが漬け汁から出て空気に触れていることが挙げられます。漬け汁の液面から出ていると、その部分に菌が付着してカビが生えやすくなります。漬け汁はらっきょうが完全に浸かるくらい十分な量を用意しましょう。らっきょう漬けの保存には口の狭い容器がおすすめです。空気が触れる面積が少ないため、カビの発生を抑えられます。
漬け汁が古すぎる
らっきょうの漬け汁は、時間が経つと泡が出てきたり濁りが出る場合があります。また、らっきょうを取り出すために頻繁に蓋を開け閉めしていると雑菌が混入したり、同じ漬け汁を使い回すことを繰り返すと味が薄くなって美味しく漬かりません。漬け汁は煮詰めて再利用できますが、衛生面や美味しさの面を考えると、古すぎる漬け汁は新しいものに取り替えた方が無難でしょう。
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らっきょう漬けを腐らせない方法
らっきょう漬けは、作るときや保存の際にひと手間加えるだけで腐りにくくなります。保存する容器は煮沸やアルコールを使ってしっかり消毒し、出来上がった後も使う容器の衛生面や空気にさらす頻度を減らすなどの工夫が必要になります。作り方の手順を守り、清潔や保存環境にも気を配りましょう。ここでは、らっきょう漬けを腐らせない方法を紹介します。
漬け汁を定期的に交換
漬け汁が古くなったり濁ってきたら、新しい漬け汁を作って漬け直しましょう。漬け汁を定期的に交換することでらっきょうが腐りにくくなります。らっきょうを容器から取り出して水気を切り、酢で洗う煮沸消毒して完全に乾かした容器にらっきょうと新しく作った漬け汁を入れ、漬け替える出来上がったら冷蔵庫での保存がおすすめです。
漬け汁の量を多めにする
らっきょうが漬け汁に完全に浸っていないと、空気に触れている部分にカビが生える可能性があります。漬け汁の量は多めにして、らっきょうがしっかり浸かるくらいまで容器に満たしましょう。
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らっきょう漬けの保存方法
らっきょう漬けの保存場所は、直射日光及び高温多湿、温度変化のある場所は避けましょう。ここでは、常温保存と冷蔵保存する場合の注意点について紹介していきます。
常温保存の場合
らっきょう漬けは常温で保存できます。常温保存ではらっきょうに漬け汁の味が染み込みやすくなります。風通しが良く温度がなるべく一定の冷暗所で保存しましょう。1〜15℃くらいの温度が目安です。砂糖などを使用した漬物は、保存環境が悪いと保存期間が短くなります。らっきょうを取り出す時は清潔な菜箸などを使用し、食べる分だけ取り出して余った分を戻さないようにしましょう。
冷蔵保存の場合
冷蔵庫で保存すると、らっきょうのシャキシャキした食感を楽しめます。頻繁に出し入れすると保存期間が縮まるので注意が必要です。あらかじめ2〜3日で食べる分を取り分けておき、なくなったら補充するなど、らっきょうが空気に触れる回数が少なくなるように工夫しましょう。
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らっきょう漬けの活用アレンジ
らっきょう漬けはアレンジして味付けを変えたり、色々な料理に活用できます。ここでは、活用アレンジを2つ紹介します。
黒酢漬けにする
黒酢には、普通のお酢の約10倍ものアミノ酸やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいます。疲労回復効果や内臓脂肪減少、便秘解消効果、も期待できる黒酢を使って黒酢漬けを作ってみましょう。酸味がやわらぎ、まろやかで香ばしいらっきょう漬けができますよ。
甘酢炒めを作る
漬け汁も使った、らっきょうの甘酢炒めもおすすめです。らっきょうに味が付いているので調味料も少なくてすみ、甘酸っぱい味付けが食欲をそそる一品になります。お弁当のおかずとしても使えますよ。
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まとめ
らっきょう漬けでカビができる原因や対処法、保存方法について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- らっきょう漬けでカビができるのは、らっきょうが漬け汁に浸っていなかったり漬け汁が古すぎるのが原因
- らっきょう漬けを腐らせない方法は、漬け汁の定期的な交換と漬け汁の量を多めにすること
- らっきょう漬けは常温保存、冷蔵保存が可能
- らっきょう漬けは黒酢漬けや甘酢炒めにアレンジするのもおすすめ
らっきょうを漬けは一度に大量に食べたりしないので、残りを上手に長期保存したいですよね。容器の衛生面・漬け汁の状態・保存場所に注意して、最後まで美味しくいただきましょう。
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