毎日R1ヨーグルトは体に悪い?人工甘味料が危険?副作用・効果は?

R1ヨーグルトは「強さを引き出す乳酸菌」をキャッチフレーズとしていますが、副作用など危険性はないのでしょうか?効果やデメリットの有無について着目しました。今回は、

  • R1ヨーグルトは体に悪い?
  • どんな効果がある?
  • 下痢や腹痛になるって本当?

これらのテーマについて紹介いたします。

画像引用:株式会社明治

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R1ヨーグルトとは?

引用:株式会社明治

R1ヨーグルトは、株式会社明治から販売されている乳酸菌飲料です。明治が保有する6,000種類以上の乳酸きの中から選び抜かれた「1073R-1乳酸菌」=通称R1乳酸菌という成分が含まれています。

R1乳酸菌とはどんなもの?

R1ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、「1073R-1乳酸菌」というものです。これを省略して「R1乳酸菌」と呼ばれています。

この乳酸菌の鮮度を維持するため、R1ヨーグルトのパッケージには遮光処理が施されています。『強さを引き出す乳酸菌』とも言われ、健康に効果的な飲料として好まれています。

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R1ヨーグルトに副作用はある?体に悪い?

R1ヨーグルトは健康のことを考えて作られたヨーグルト飲料なので、これといって大きな副作用はありません。しかし、中には乳製品が体に合わない『乳糖不耐症』が原因で下痢や腹痛になる人もいます。また、『人工甘味料』が含まれているので、その影響や危険性もあります。

R1の危険性
  • 乳糖不耐症による下痢・腹痛
  • 人工甘味料による影響

乳糖不耐症とは?

乳糖不耐症の人は、体の中で乳糖を分解する酵素が少ないために上手く消化できず、小腸で乳糖が消化不良を起こして下痢になります。

乳糖とは牛乳などの乳製品に含まれる糖類のことで、ガラクトースとブドウ糖によって構成されています。乳糖には本来腸内環境を整えて便秘を解消したり、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やすなどの効果があるのですが、体質によってその効果を得るられない場合があります。

乳糖不耐症は大人になるにつれ発症する人が増えるもので、子供には少ないという特徴があります。というのも、子供は母乳やミルクを主食としているので、乳糖分解酵素を沢山持っています。

それが食生活の変化により大人になるにつれて徐々に酵素の動き弱まっていくため、乳糖を上手く分解できない体質となっていきます。牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べる習慣のある人は、分解酵素が活発なので乳糖不耐症となりにくいです。

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R1に含まれる人工甘味料

R1ヨーグルトには、『アスパルテーム』と『ステビア』という人工甘味料が含まれています。

アスパルテームとは

アスパルテームは、砂糖の200倍の甘みがある人工甘味料です。フェニルケトン尿症の方は摂取を禁止されている成分で、妊婦さんも胎児への脳ダメージがある可能性があるため、気を付けた方がいいとされています。

ステビアとは

ステビアは天然甘味料の一つで、キク科ステビア属の「ステビア」という植物を原料としています。ステビアは南アメリカを原産とする植物で、かつては薬草として用いられていました。

人工甘味料としてのステビアは砂糖の200〜300倍もの甘さで、カロリーは砂糖の90分の1と言われています。ステビアは砂糖の300倍もの甘さを持つ甘味料でありながら、糖質はゼロという驚きの成分となっています。

ステビアが日本で取り扱われるようになったのは1971年で「甘いのにカロリーが低い甘味料」として好まれることもありますが、最近はその危険性も注目されています。

危険性は?

ステビアの危険性として、性ホルモンが減少した事例があります。日本ではありませんが、海外でステビアを摂取した子供の「テストテロン」という性ホルモンが減少しました。また、ステビアは体内に蓄積しやすい性質を持つため、長期間摂り続けると何らかの症状が出るのではないかと懸念されています。

日本では「ステビアは安全な甘味料」として使用されていますが、実は確実な安全性はないと言えるのです。その証拠に、海外ではステビアが危険なものとして使用が禁止されていたこともあります。

アメリカではステビアが使用禁止されていたことがあるのですが、その理由は「発がん性や生殖器への影響」が示唆されていたからです。研究によってそのような効果はないとされ、使用規制が緩和されました。

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R1乳酸菌の効果がすごい!

『強さを引き出す乳酸菌』と言われるR1乳酸菌の一番の効果として、免疫力を高める作用があります。R1ヨーグルトを飲み続けると風邪を引かなくなったり、冬の時期に流行るインフルエンザにかかりにくくなるといった効果があります。

また、R1ヨーグルトは花粉症に効くとも言われています。なぜ乳酸菌飲料が花粉症に効果的かと言うと、免疫力が上がるとアレルギー反応から身を守る作用があるからです。

R1ヨーグルトを毎日飲み続けることで期待できる効果は、このようなものがあります。

R1乳酸菌の効果
  • 風邪予防
  • 花粉症予防・改善
  • 美肌効果
  • 腸内環境の改善
  • 癌予防(主に大腸ガン)

免疫力が下がる原因は?

免疫力を上げることで、風邪予防だけではなく花粉症予防など様々な健康効果を得ることができます。では、免疫力を下げる原因には何があるのでしょうか?

免疫低下は…
  • 睡眠不足
  • 栄養不足
  • ストレス
  • 生活サイクルの乱れ
  • 妊娠中

免疫力が下がる主な原因は、睡眠不足や仕事などのストレスによるものです。また、野菜やたんぱく質不足など栄養バランスが崩れることによっても免疫力は低下します。昼夜逆転した生活を送っている人も免疫が落ちやすいので注意しましょう。

そして、妊娠中の妊婦さんは免疫力が低下状態にあります。そのため、妊娠中はお刺身や生卵など食中毒リスクのあるものは食べない方が良いとされています。妊娠中の免疫力を上げるために、R1ヨーグルトを飲むのも効果的です。

R1乳酸菌の効果が出るまでどのくらい?

R1ヨーグルトに効果が出るまでの期間ですが、薬ではないので即効性はないと言われています。毎日継続的に、最低でも2週間は続けてみましょう。

1日おきに飲む場合の効果ですが、乳酸菌は長期間体内で生き続けることができないので、毎日飲み続けることが大切です。

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まとめ

この記事をまとめると

  • R1ヨーグルトに含まれる乳酸菌は「1073R-1乳酸菌」というもの
  • R1乳酸菌には、免疫力を高める働きがある
  • 副作用を起こす成分が含まれていないが、乳糖不耐症の人は下痢になることも
  • 免疫力を上げることで風邪予防・がん予防・花粉症予防などの効果がある

R1乳酸菌は、他のヨーグルトには含まれていない特別な乳酸菌です。R1ヨーグルト1本あたりの値段はお高めですが、その分の効果はあるので是非健康のために取り入れてみてください。

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