ポテトサラダをたくさん作り日がたってから食べたら、なんだか違和感を感じたことはありませんか?実はじゃがいもは一度火を通してしまうと、とても傷みやすい食材なのです。腐敗した時の見分け方や長持ちさせるにはどうすればいいのか気になるところかと思います。そこで今回は、
- ポテトサラダが腐りやすい理由
- ポテトサラダの賞味期限
- ポテトサラダを日持ちさせる保存方法
- ポテトサラダの腐った場合の見分け方
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目次
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ポテトサラダが腐りやすい理由
傷みやすい具材が多い
じゃがいもはデンプンが多く熱を通したあとは雑菌がとても繁殖しやすいので加熱するとあまり日持ちがしません。他の食材も切った断面から時間がたつにつれて水分がでてきてしまい、ポテトサラダがなんだか水っぽく感じてしまうこともありかもしれません。味の変化で済めばいいのですが、この余分な水分が腐敗する大きな原因になります。
キュウリの水分が腐らせる
キュウリにはカリウムなどが豊富で血中の塩分を尿と一緒に排出してくれて肝臓の働きを助けたり、血圧を正常に保つ役割があります。ですが、食材に含まれる水分が時間がたつと腐敗の原因になってしまいます。塩もみして水分を抜くことで事前に腐敗の原因になる水分を抜くことができます。
ちなみに、ぬか漬けにすればカリウムの効果はなんと3倍、乳酸菌も取れてとてもお腹にやさしいです。
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ポテトサラダの賞味期限
冷蔵で3~4日
冷蔵庫で保存する際は2~3日程度は持つといわれています。密閉できる容器に入れて、少量食べた場合はポテトサラダが空気に触れないように断面にラップをすると変色が抑えられます。ポテトサラダはなるべく早く食べたほうが保存面でも味的にもよさそうですね。
生の食材入りで1~2日
ゆで卵やキュウリ、人参、玉ねぎなどの食材を加えたら1~2日で食べきるようにしてください。もし、じゃがいもだけまとめて茹でて後日ポテトサラダを食べたい方は食べる前に他の食材と合わせることをおすすめします。
ポテトサラダはつい作りすぎてしまうという方も多いと思います。もし、じゃがいもを茹でた段階で食べきれないと思ったらマッシュポテトの状態で冷凍してしまうのもいいかもしれませんね。
マヨネーズは0℃を下回ると分離してしまい水が出る可能性もあるので食べる前に他の食材と一緒に混ぜましょう。マッシュしたポテトサラダならコロッケなどにも応用が利くので、もう一品ほしいときなどに便利ですね。
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ポテトサラダを日持ちさせる保存方法
全体的に水分を切る
先ほども話しましたが食材の水気を切ることが保存したあとにポテトサラダを水っぽくしないコツです。また、冷蔵庫で保存したあともタッパーなどの蓋に水滴がつくことがあります。それを、ふきっとってあげることで腐敗やじゃがいもの変色を防ぐことができます。
キュウリやハムを入れない
キュウリやハムを食べる直前に和えることで水分の流出と腐敗を防ぐことができます。また、もとから水分の少ない食材でアレンジを加えるという方法もあります。いぶりがっこやたくあんなど、もともと水分が少なく保存食としてつくられたものを選べば余分な水分をださなくてすみます。
また、生ワサビなど抗菌作用がある食材を合わせれば長持ちさせることができます。抗菌性や保存性が高いマヨネーズも水分が入ってしまうと腐敗しやすいので注意が必要です。具材は直前に入れた方が色々とバリエーションが出せていいかもしれませんね。
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ポテトサラダの腐った場合の見分け方
- 酸っぱい匂いがする
- カビが生えている
- 茶色く変色している
- 器を傾けると水分がたくさん出ている
匂いの変化
変化を見分けるコツは作ったときに匂いを嗅いでおくことです。数日たったあとにポテトサラダの匂いにマヨネーズではなく違った酸味の匂いがしたら注意が必要です。悪臭がしたり強い刺激の味がしたら食べるのは控えた方がいいです。夏場などは特に保存には気を付けてください。
見た目の変化
見た目の変化としましては、じゃがいもが茶色もしくは黒く変色してくる場合があります。空気に触れたり、余分な水分が付着すると変色して傷む原因になるのでタッパーの蓋についた水滴を拭いとるか、ポテトサラダにピタッとラップをして空気に触れないようにすると変色を防ぐことができます。
黒い斑点があるときはカビになるので口にするのはやめておいたほうがいいでしょう。おいしいものはおいしいうちに食べるのが一番ですね。
まとめ
この記事をまとめると
- ポテトサラダが腐りやすいのは菌の餌となるでんぷんが多いからです
- もう一つは、加えた食材の水分が出てくることも傷みやすい原因です
- ポテトサラダは1~2日で食べきることがおすすめです
- マヨネーズとは違った酸味や、じゃがいもが茶色く変色していたら食べるのはやめましょう
いかがでしたでしょうか?じゃがいもだけではなく、食材から出る水分も原因になるので、もともと水分の少ないいぶりがっこなど保存に適したものを混ぜるのも面白そうですね。
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