ポン酢と味ぽんはどこが違う?比較や味ぽんのこだわりも紹介

だんだんと熱くなってきてさっぱりしたものが食べたくなることも多いと思います。ただの酢では味気ないのでそんな方にはポン酢がおすすめです!ですが、スーパーの棚にポン酢と味ぽん2種類並んでいて、どちらを買えばいいかありませんか?そこで、今回は、

  • ポン酢と味ぽんの違い
  • ポン酢と味ぽんの使い分け方
  • 味ぽんの製法のこだわり

味ぽんを使った活用アレンジ

こちらをテーマに紹介致します。

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ポン酢と味ぽんの違い

ポン酢とは

ポン酢醤油とは、ポン酢と醤油を合わせたものです。ポン酢とは柑橘類の果汁と酢を合わせたもので、これに醤油がプラスされた「味ぽん」は、正式名称は「ポン酢調味料」となりますが、原材料から見れば「ポン酢醤油」と同じ調味料と言えます。

味ぽんとは

味ぽんとは、ミツカンから販売されている調味料のことで登録商標です。柑橘類の果汁と酢と醤油を合わせたものがベースとなり、さっぱりとした味つけができるのが特徴です。

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ポン酢と味ぽんの使い分け方

食品区分では醤油の入っていないものがポン酢なのですが、家庭では味ぽんなどの醤油の入ったポン酢醤油がよく使われるため、ポン酢醤油を「ポン酢」と呼ばれることが一般的になりました。味ぽんとポン酢は同じ呼び名で呼ばれることが多いかと思います。

ポン酢とは、柑橘類の果汁を酢と合わせた調味料のことを指します。主にレモンやライム、かぼすやスダチ、ゆずなど、柑橘類が使用されます。昔は醤油を使うと劣化しやすいため保存性を高めるため酢と果汁を合わせたものだけで売られていました。酢の入っていない柑橘類の果汁を生ポン酢と呼ぶこともあります。

醤油代わりに味ぽんが合う

減塩を意識して醤油の量を減らしたい方はポン酢を代わりに使ってみてはいかがでしょうか?100mlあたり、醤油が16,0gに対して減塩されたポン酢は4,3gです。それでも、まだ塩分を減らしたいよという方は柑橘の果汁を増やしたり、だしを加えるなど工夫してみるといいかもしれませんね。

鍋の調味料はポン酢が良い

歴史をさかのぼると鍋は昆布や鰹だしで茹でた味の利いていないものを酢醤油で食べてました。それが、時代を経てポン酢で食べられるようになりました。

ちなみに、関西のほうがポン酢の消費量が高く、購入量は関東のそれの1.5倍になるそうです。その理由は大阪ではフグの消費量が日本一だからです。フグ鍋には昔からポン酢が使われていて、そこから浸透したと考えられます。

東京は味を付けて煮込む寄せ鍋、関西は昆布だしの水炊きで、お供としてポン酢がよく使われていて、交流が盛んになることで、鍋文化に捕らわれずに各家庭のこだわりが生まれたのだと思います。

味ぽんの製法のこだわり

味ぽんが作られたのは1964年で、当時のミツカン7代目社長の中埜又左エ門が、博多の料亭で食べた水炊きに出されたポン酢をヒントに開発され、ミツカンぽん酢が発売されました。長年の試行錯誤により、今の味ぽんが生まれました。

バリュエーション豊富で楽しめる

企業にもよりますがレモン、橙、ライム、すだち、かぼす、シークワーサー、はっさくなど様々なバリエーションが楽しめます。他にもゴマや減塩されたものがあるのでお好みのポン酢を探してみてください。

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味ぽんを使った活用アレンジ

味ぽんは色々料理に応用が利きますので、ご家庭にあるもので一品お酒のつまみを作りたい際は試しに加えてみてください。味ぽんが家になかったという人のために自家製ポン酢の黄金をご紹介しておきますね。

自家製ポン酢の黄金比

  • 醤油:酢:みりん=7:5:3


ポン酢はカツオのたたきが定番ですが大葉をのせて鶏のささみと一緒に食べるのもおいしいですよね。筆者のおすすめは玉ねぎのスライスと鰹節とポン酢を和えた簡単なおつまみです。お酒のつまみにもばっちりなので、新鮮な玉ねぎが手に入ったら是非作ってみて下さい。新玉ねぎの方が甘みもあっておすすめです。

味ぽんうどん

味ぽんをうどんに少し加えるだけで、いつもと少し違ったうどんを作ることができます。これから暑くなる季節なのでみょうが生姜と一緒に、ポン酢を加えてさっぱりと冷静うどんなんていかがでしょうか?

餃子に味ぽん

豚しゃぶとポン酢は相性がいいので、餃子の中身を豚肉にしてポン酢と合わせてさっぱりとした味付けで食べてみませんか?焼き餃子より、水餃子のほうが口当たりがつるんとしていてポン酢に合います。

西日本の方では焼き餃子でもポン酢を食べる方は多いですが、餃子は中身の具材も色々とアレンジが効くので色々と試してみたらおもしろそうですね。

 

まとめ

この記事をまとめると

  • ポン酢とは、もとは酢と柑橘類を合わせたものでした
  • 一般家庭で醤油を合わせたポン酢醤油を略してポン酢と呼ばれるようになり浸透しました
  • ポン酢には色々な柑橘の種類がありバリエーションが豊富です
  • 自家製のポン酢の黄金比は、醤油:酢:みりん=7:5:3です

いかがでしたでしょうか?ポン酢はオランダ語のpons(ポンス)からきており、オランダで飲まれている柑橘類の果汁を加えたカクテルの一種ポンス・パンチが由来です。次第にポンスは柑橘類の果汁を指すようになり、それに酢を合わせたことでポン酢と呼ばれるようになったそうです。

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