ポン菓子の食べ過ぎは太る?体に悪い?糖質過多になるって本当?

近年の健康志向の高まりから、再注目されるようになった食材が増えているのをご存知ですか?

なるべく無添加のもの本来の味わいを楽しめるものを選びたい!と言った方も多く、飽食時代ゆえの悩みとも言えますよね。

今回は再注目されじわじわと人気が高まっている「ポン菓子」について詳しく見ていきますよ!

  • ポン菓子とはいったい何?知らない方は必見!
  • ポン菓子の代表的存在“にんじん”とは?徹底解説!
  • ポン菓子の食べ過ぎは太りやすい?3つの指摘をご紹介!
「ポン菓子」を懐かしく感じられる世代は“現在の40代以上”とも言われており、昔に比べて希少になった感じもしますが、実は現在でも色々なお菓子に使用されている身近なお菓子なんですよ!是非、ご一読くださいね。

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ポン菓子とは?  

昔懐かしいと感じる方も多い「ぽん菓子」は、日本発祥の駄菓子と思われる方も多いかもしれませんが

実はアメリカが発祥地
で、もともとはお菓子としてではなく穀物の研究中に偶然できたものと言われています。

穀類全般を膨張させたお菓子のこと

ポン菓子とは

米などの穀物を膨張させたお菓子

のことで、筒状の圧力釜に入れた米粒などを焦げないよう回しながら加熱し、一気に減圧することで米粒に含まれる水分が膨張・はじけ飛ばしたものです。

駄菓子屋に良く売っている

日本では、大正時代~昭和中期頃まではポン菓子は定番の子供のお菓子という存在で、ポン菓子の巡回業者もいました。現在では

  • 駄菓子屋(昔のお菓子・駄菓子を販売しているお店)
  • スーパー
  • コンビ二
  • 駄菓子を取り扱うネット通販店

などで販売されていることが多いです。

味付きのものと味がついていないものがある

一般的なポン菓子

粒が分離した状態のぱらぱらしたもので、ほんのり甘味がある
ものを指しますが

  • 粒に水飴などをからめ、ステッィクバー状に固めたもの(おこし菓子)
  • チョコレートをコーティングしたもの(ライスチョコ、麦チョコ)
  • チョコレートの中に、細かく砕いたものを混ぜたもの(ライスクリスピー、ライスクリスプ)

などもポン菓子の1種です。

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ポン菓子で有名なのは「にんじん」  

ポン菓子に懐かしさを感じる方の多くは

ポン菓子=にんじん
と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ここからは、ポン菓子にんじんについて詳しく見ていきましょう。

懐かしさを感じるパッケージ

ポン菓子にんじんの特徴は何と言っても

にんじんデザインのパッケージに入っている
ことが挙げられるでしょう。

製造会社によってパッケージデザインが異なるようで、

  • オレンジと緑を使用した、カラースケルトン袋に入ったもの
  • 人参との記載があり、円錐のような形状で赤・黄・緑のカラースケルトン袋に入ったもの
  • にんじんとの記載とうさぎのキャラクターがあり、オレンジと緑の袋に入ったもの

などが現在でも見かけることができるようです。

程よく甘いポン菓子

ポン菓子にんじんを製造するタカミ製菓の情報によると、主な原材料

  • 米(国産)
  • 砂糖
  • 水飴
  • 食塩 

との記載があります。そのため

非常に素朴な味わいで、ほんのりとした甘味
を楽しむことができるお菓子です。

食べやすい

ポン菓子にんじんは1粒1粒にぱらぱらとしたお菓子なため

小さなお子さんでも、のどに詰めるなどの心配があまりなく安心
して頂くことのできるお菓子と言えるでしょう。

また独特な形状なため「こぼさずに食べたい!」といった方には、

  • お皿に出して頂く
  • 袋の先端部分を少し切って開封することで、散らばる心配がない

などの食べ方があるようです。

にんじんの名前の由来は謎

ポン菓子にんじんの名前の由来は解明されていませんが、有力な理由に2つが挙げられています。

  1. パッケージの形がにんじんに似ていたため、にんじんと命名された
  2. 発売当時の子供の「嫌いな野菜」の上位であったにんじんを克服できるようにするため

などと言われています。しかし、どうして“にんじんに似たパッケージ”になったかなどは不明なため、謎に包まれている興味深いお菓子です。

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ポン菓子は食べ過ぎると危険?  

ポン菓子は1粒1粒食べることができるので、ダイエット中でも食べやすそうと思われる方も多いかもしれませんね。しかし、ポン菓子を食べ過ぎてしまうことで懸念したい3つのデメリットもあるようです。

糖質が高い

ポン菓子は100gあたり

396kcal、糖質89g
と、軽量な割に非常に糖質の高いお菓子です。他のお菓子と糖質量を比較しても

ポン菓子(100gあたり) せんべい(100gあたり) クッキー(100g当たり) チョコレート(100gあたり)
糖質89g 糖質40.31g 糖質21.69g 糖質51.9g

と、ポン菓子は飛びぬけて糖質が高いお菓子と言えます。

そのため、糖質制限ダイエット中の方や糖質制限の必要な方は注意する必要があります。

肥満の可能性も

ポン菓子は非常に食べやすいお菓子なため

  • 1粒が小さく食感も軽いため、食べごたえに欠ける
  • 消化が良く満腹感を感じても、すぐにお腹が空く
  • 食べやすいのにカロリー、糖質ともに高め

などの理由から、食べ過ぎてしまいやすいお菓子で肥満になりやすいとも言えます。

ついつい袋ごと食べてしまう!といった方はポン菓子は原材料にお米が使用されているので

主食にポン菓子を置き換える
などを行うと、肥満になりにくいかもしれませんね。

味覚が鈍感になる可能性も

現代人は知らず知らず加工食品や飲料などから

糖分を摂り過ぎている
ため
甘味に対する味覚が鈍感になってきている
と言われています。

近年では幼い子供でも甘味に鈍感になっており、大人が甘いと感じるものでも物足りなさを感じるケースもあります。

ポン菓子には

  • 砂糖
  • 水飴

が使用されているうえに、お米本来の甘味もあるため非常に糖分の多いお菓子です。そのため食べ過ぎてしまうと甘味を感じる味覚が鈍感になる可能性があります。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ポン菓子とは米などの穀物を膨張させたお菓子のことで、筒状の圧力釜に入れた米粒などを焦げないよう回しながら加熱し、一気に減圧することで米粒に含まれる水分が膨張・はじけ飛ばしたもの
  • ポン菓子は軽量な割に非常に糖質の高いお菓なため食べ過ぎには気を付ける
  • ポン菓子の食べ過ぎは、肥満リスクが高くなることや甘味を感じる味覚が鈍感になってしまうなどのリスクがある

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