ピザの温め直しはレンジが正解?フライパンやトースターではどう?

ピザを買ったはいいけれど、大きくて食べきれず次の日にとっておきたくなることはありませんか?温め直し手もおいしく食べたいですよね。そこで今回は、

  • ピザの種類
  • ピザの温め直し① レンジ
  • ピザの温め直し② フライパン
  • ピザの温め直し③ トースター
こちらをテーマに解説していきます。

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ピザの種類

ピザには様々なトッピングが存在しますが、多くの日本人がクリスマスやパーティーなどで食べるのはアメリカ由来のピザかと思います。生地の作り方によって地方の特徴の違いが出てくるので、まずはその違いをご紹介いたします。

ナポリピッツァの特徴

ナポリでは伝統的な技術と製法が世代交代によって変わることを防ぐため「真のナポリピッツァ協会」によって厳しく条件が定められています。そして一定の条件を満たさなければナポリピッツァ名乗ることも許されていません。その条件とは、

  • 生地に使用してよいのは、小麦粉、水、イースト、塩のみ
  • 生地は道具を使わずに手で延ばす
  • 窯で直焼き
  • 窯の燃料は薪・木くずのみ
  • 仕上がった生地に額縁があること
  • すべてのナポリピッツァにはバジリコの葉を乗せること

材料は、エキストラヴァージンオイル、缶詰のトマトで、サンマルツァーノ種のみ、チーズは基本モッツアレラ。それ以外にはパルミジャーノ・レッジャーノ、グラーナ・パダーノ、ペコリーノも認められています。

焼き上がりのナポリピッツァにも規定が設けられています。生地は、精製小麦粉が80%以上含まれていなければなりません。直径は35cmを超えてはならず、厚さは3mm、縁の高さは1cm~2cmと決まっています。

ナポリピッツァは食感がもちもちしています。また食べる際、持ち帰りや宅配は一切認めらていません。店内で焼き立てを食べさせなければならないなど、様々な面でこだわっています。

ローマピッツァの特徴

一方、ナポリから百数十キロしか離れていないのにも関わらず、ローマピッツァはナポリピッツァとは味、形や焼き時間などがまったく異なります。ローマピッツァの主な特徴は、次のようになります。

  • 生地は非常に薄くパリパリのサクサク
  • 生地は綿棒を使って薄く延ばす
  • 低温にて長い時間をかけてじっくり焼き上げる
  • 具材の種類が非常に多い
  • 生地にオイルを混ぜる

具材は、トマト、モッツアレラチーズ、アンチョビ、バジリコ、ペコリーノチーズ、コショウなど種類がとても多いことも特徴です。他にもサラミ、チキン、唐辛子、タレッジョチーズ、ゴルゴンゾーラチーズなどナポリピッツァと比べると色々な味が楽しめます。

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ピザの温め直し① レンジ

電子レンジ

上手な温め方

ピザ生地が乾燥している場合は霧吹きなどで水分を足してあげてください。ピザ1枚につき、500Wの電子レンジで50秒くらいが温めてください。手軽にできるので、すぐ食べたい方に向いています。生地の耳が厚くてもちっと感を楽しみたい方におすすめです。

仕上がりは?

手軽に解凍したい場合は、電子レンジで温める方法がおすすめです。ただしこの方法だと、具材から出た水分でピザが柔らかくなってしまいます。生地の厚さや、クリスピー型のパリッとした食感が好きな方はトースターやフライパンをおすすめします。

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ピザの温め直し② フライパン

上手な温め方

油を引いていないフライパンにピザを置き、弱火でゆっくりと温めても解凍できます。ピザは凍ったままでも、電子レンジで軽く解凍してからでも大丈夫です。フライパンでは熱伝導が窯に比べて早く鉄板に触れている部分だけ早く焼けて焦げてしまう原因になります。

生地が生焼けではおいしくないので、フライパンで蓋をして焼き上げて仕上げはトースターで上から熱を加えてチーズなどに焦げ目をつけたらおいしさが増すかと思います。

仕上がりは?

水分の蒸発を防ぐために、フタをして温めるのがコツです。フライパンのフタがない場合は、アルミホイルを被せる方法でも代用できます。強火で焼くと、生地は焦げているのに具材は冷たい状態になってしまう場合があるので注意が必要です。

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ピザの温め直し③ トースター

上手な温め方

ローマ式の薄いクリスピー型の記事でしたら、冷凍してあるものでもそのままトースターに入れて焼き上げることをおすすめします。生地もパリッと、チーズもほどよく焼けてピザ本来のおいしさを味わえます。仕上げにエクストラバージンオイルをかけてお召し上がりください。

仕上がりは?

オーブントースターで焼いて解凍する方法は、ピザの食感や味を損なわずに楽しめます。食べる分のピザを冷凍庫から取り出したら、軽く電子レンジで温めてからトースターで生地がカリッとするまで焼きましょう。チーズをプラスして焼き直すのもおすすめです。

まとめ

この記事をまとめると

  • 家で焼くならローマのクリスピー型がおすすめ!
  • アメリカ型のピザも生地が柔らかくなってしまいますが、自由度があり自宅でもアレンジしやすい
  • 仕上げにトースターを使うとチーズに焦げ目がついておいしく仕上がります

いかがでしたでしょうか?ナポリで有名なピッツァですが、発祥はジェノヴァ地方でローマ時代から作られていたそうです。フォカッチャというパンが起源で平たい生地で作るピザにイーストが加えられるのもその名残かもしれませんね!

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