ピクルスは保存食と思われています。でも実際はどのくらいまで大丈夫なの?たくさん作りすぎてしまった場合にはどうしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、
- ピクルスの保存期間
- ピクルスを日持ちさせるコツ
- ピクルスの手作り方法
- ピクルスの活用アレンジ
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ピクルスの保存期間
冷蔵だと1週間
お酢は食品を日持ちさせる殺菌作用があります。普通のお料理よりも長期保存が可能ですが、自家製のピクルスはおよそ1週間で食べ切ってください。
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徹底した管理で半年持つこともある
市販品は数ヶ月〜1年ほどあります。手作りで1年以上保存できるものを作るのは少し難しいかもしれませんが、ピクルスの作り方はもちろん、作った後のピクルスの保存を徹底的に管理することで半年も伸ばせることがあります。
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ピクルスを日持ちさせるコツ
菌の繁殖を防ぐ
食品が腐ったり、カビてしまうのは菌が繁殖しているからです。ピクルスも菌の繁殖を防ぐためににさまざまなことに気をつけて作ると、対策しないで作ったものよりも日持ちするピクルスを作ることができます。菌の繁殖はそもそも菌を減らす、菌が増殖しないようにすることが大事です。
必ず清潔な密閉容器で管理
菌の繁殖は汚れたところにおきます。清潔にすることで菌の繁殖をおこさないようにすることが大切です。
まずは保存容器をきれいに煮沸消毒しましょう。沸騰したお湯で10分以上煮沸消毒して清潔にします。その際、フタとピクルス作りに使う菜箸なども一緒に煮沸してくださいね。調理に使う包丁、まな板、ふきんにもちろんキッチン台も清潔にしておいてください。
また、菌は生き物ですから空気があると繁殖しやすくなってしまいます。市販品は真空や密閉することで保存期間が長くなりますが、ご家庭では密閉できる容器で空気が外から入りづらくすることで菌の繁殖を抑えます。
密閉容器に詰めたあとは空気に触れる時間を短くするために、すぐにフタをしてください。また冷蔵庫で保存することも菌の繁殖を抑えます。また、清潔なジッパー付き保存袋もおすすめです。空気が入らないようにジッパーを閉めることで密閉状態になります。
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ピクルスの手作り方法
日持ちのコツをたくさんお伝えしましたが、ではそのピクルスの作り方もお伝えします。
お酢の使用が基本
ピクルスはお好みの野菜で色々な種類のものを作ることができ、さまざまなバリエーションが楽しめます。でもピクルスの基本はやっぱりお酢。お酢の殺菌・抗菌作用で保存期間が長くなるのと、あの酸味がさっぱりとして野菜をたくさん食べられるようになりますね。
お酢には米酢や醸造酢があります。どちらを使っても問題ありませんが、穀物酢の方が米酢より価格がお安く、たくさん使えます。また昨今はすでに調味料が入っていて、野菜にそのまま入れるだけのピクルス用のお酢も販売されています。ピクルス液を作る時間の無い方にはこのようなお酢を使うのが良いでしょう。
手作りピクルスの細かい手順
ではピクルスの作り方です。
<漬ける素材の準備>
ピクルスは色々な素材で作ることができます。
定番はきゅうり、セロリ、にんじんですが、他にも大根、キャベツ、ミニトマト、キャベツ、パプリカ、みょうがなど、和野菜も洋野菜もどちらも楽しめます。茹でたキノコやゆで卵などにもチャレンジしてみてください。
- お好みの野菜をスティック状または一口大に切り茹でる。
- 卵を漬ける場合は半熟にならないように硬めに茹でる
<ピクルス液の作り方>
- 酢:1/2カップ
- 水:1カップ
- 砂糖:大さじ4と1/2
- 塩:大さじ1/2
- 鷹の爪、ローリエ:お好みで各1本づつ
ピクルス液の材料を鍋に入れひと煮立ちさせる。
清潔な密閉容器に野菜などの漬け素材を入れ、ピクルス液が熱いうちに瓶に注ぎ、冷蔵庫で保存する。漬けて数時間後には食べることができます。
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ピクルスの活用アレンジ
ピクルスはさっぱりとして野菜をたくさん食べられますが、残ってしまった時などはアレンジすることができます。
コールスローサラダ
コールスローにピクルスを刻んで入れると食感がアクセントに。コールスローの調味料としてマヨネーズ、オリーブオイルにピクルス液を混ぜるとサッパリとしたコールスローになります。ピクルス液も使えるところがいいですね。
アボガドサラダ
アボガドサラダに刻んで入れるのもおすすめ。フォークで荒くつぶしたアボカドに刻んだピクルスを混ぜて塩・こしょうで味を整えれば、メキシコのワカモレ風になりますよ。トルティーヤでディップしたり、スライスしたフランスパンにのせてカナッペに。パーティーメニューにピッタリです。
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まとめ
「ピクルスの保存期間・日持ちのコツ・食べ方アレンジ」などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ピクルスの保存期間はおよそ1週間
- 日持ちさせるコツは菌を繁殖させないように、清潔な密閉容器で保存すること
- ピクルスの手作りは色々な素材で、ピクルス液をひと煮立ちさせて
- ピクルスのアレンジには刻んでサラダがおすすめ
季節を感じられる旬の野菜で作ると、一年間で色々なピクルスを楽しめます。ピクルスをアレンジする食べ方も知っていれば、心置きなくたくさんのピクルスを作れますのでぜひさまざまなピクルスにチャレンジしてください。
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