唐辛子は辛味をプラスする薬味として使われている食材ですが、ししとうのような見た目で辛味のない「田中とうがらし」という品種をご存知でしょうか?本当にこれが唐辛子なの?と思うようなルックスなのですが、どんな特徴があるのでしょうか?今回は、
- 田中とうがらしの特徴まとめ
- 田中とうがらしの旬の時期と生産地
- 田中とうがらしのスーパー価格とネット価格比較
- 田中とうがらしのオススメの食べ方
について紹介いたします。
画像引用:みなとの野菜大辞典
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目次
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田中とうがらしってどんな唐辛子?
画像引用:あぐり
読み方 | たなかとうがらし |
旬の時期 | 6月上旬〜9月下旬 |
主な生産地 | 京都府 |
辛さレベル | 甘 |
読み方
「田中とうがらし」は、そのまま「たなかとうがらし」と読みます。
特徴
田中とうがらしは、京都府左京区田中地区で古くから栽培されてきた唐辛子の品種です。その歴史は長く、明治時代初期が起源と言われています。
「田中唐辛子」という名前は、左京区田中地区に住む農家さんが滋賀県から種を持ち帰り、栽培し始めたことが由来しています。田中の由来は苗字ではなく、地域の名前から来ています。
- 長さ……10cm
- 太さ……2〜2.5cm
田中とうがらしは一般的な唐辛子と比較すると太さがあり、短いのでししとうによく似ています。ぷっくり太ったししとうのような見た目です。そのため「ししとうがらし」と呼ばれることもあります。
焼き唐辛子・天ぷら・佃煮・雑魚煮など
唐辛子というと赤色のイメージがありますが、田中とうがらしは緑色をしているのが特徴です。 種は少なく、辛味はほとんどありません 。
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田中とうがらしの旬の時期と主な生産地
では、田中とうがらしの「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。
旬の時期はいつ?
田中とうがらしの旬の時期は、6月上旬〜9月下旬の夏から秋にかけた時期 となっています。主な生産地はどこ?
田中とうがらしは、主に京都府で栽培されています。その中でも古くから栽培されてきた左京区での栽培が盛んです。
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田中とうがらしの価格相場ってどのくらい?
田中とうがらしは、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。
スーパーだと
田中とうがらしは、生産地のスーパーでは1袋150〜200円ほどで販売されています。生産地である滋賀県ではよく見かける野菜ですが、他の地域で直接購入するのは難しいかもしれません。
ネット通販だと
最近は野菜もネット通販でお取り寄せできる時代となりましが、残念ながら田中唐辛子を取り扱うサイトを見つけることはできませんでした。旬の時期になれ京都府産田中とうがらしのネット販売があるかもしれませんので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
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田中とうがらしのおすすめの食べ方
田中とうがらしを使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。時短で簡単に作れる料理なので、是非実践してみましょう♩
おひたし
引用:キリンレシピノート
和風に仕上げる時にオススメなのが「さっと煮」です。名前の通りさっと煮て味付けしたもので、冷めても美味しい副菜です◎ 最後に鰹節をのせると香りもよく、作りおきおかずに向いています。火を通しすぎると食感が柔らかくなりすぎてしまうので、軽く煮る程度にしましょう。
味噌炒め
引用:cookpad
ししとうはどんな味付けとも相性が良いので、豚肉やナスと一緒に味噌炒めにすると白いごはんがススムおかずに変身します。ナスもししとうと同じ夏野菜なので相性ばっちりです◎ お弁当のおかずとしても重宝するのでオススメですよ。
甘辛
引用:ソラレピ
ししとうの魅力は、ほろ苦さとほんのりとした辛味にあります。甘辛く味付けして炒めることで、あと引く大人の味わいに◎ 濃いめの味なのでお米と合わせて食べましょう。ししとうだけでもOKですし、お肉など他の具材と合わせても美味しくいただくことができます。
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まとめ
唐辛子の品種の一つ「田中とうがらし」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
田中とうがらしの特徴まとめ
- 京都府左京区田中地区で明治時代初期から栽培されてきた唐辛子
- 濃い緑色で太く短く、見た目はししとうに似ていて辛味はほとんどない
唐辛子といっても辛味のない田中とうがらしは、ししとうを食べる感覚でいただくことができるので非常に食べやすい品種です。天ぷらや佃煮などアレンジも豊富なので、是非手に入れる機会があれば試してみてくださいね。
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