島とうがらしの特徴・旬の時期まとめ|沖縄県の辛みのある唐辛子

辛味が特徴的な唐辛子にも、いくつか種類があることをご存知ですか?今回着目したのは、沖縄県で昔から栽培されてきた「島とうがらし」という唐辛子です。沖縄ではどんな料理に使われているのでしょうか?

  • 島とうがらしの特徴まとめ
  • 島とうがらしの旬の時期と生産地
  • 島とうがらしのスーパー価格とネット価格比較
  • 島とうがらしのオススメの食べ方

について紹介いたします。

画像引用:沖縄たま青果

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島とうがらしってどんな唐辛子?

引用:沖縄情報市場

読み方 しまとうがらし
旬の時期 7〜9月
主な生産地 沖縄県
辛さレベル

特徴

島とうがらしは、沖縄県で古くから栽培されてきた唐辛子です。沖縄の「伝統野菜」として扱われています。

長さと太さは?
  • 長さ…3cmほど
  • 太さ…1cm弱

一般的な唐辛子よりも絡みが強く、熟す前の「青唐辛子」としても熟してから「赤唐辛子」としても食べることができます。

島唐辛子は、 8月〜11月の期間に何度も実をつけるといいう特徴 もあります。

美味しい島唐辛子は?
  • 色が鮮やかでハリがあるもの
  • ヘタがピンとして元気のあるもの

沖縄県で栽培されている野菜は、唐辛子に関わらず「島○○」と呼ばれることが多いです。

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島とうがらしの旬の時期と主な生産地  

では、島とうがらしの「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。

旬の時期はいつ?  

 島とうがらしの旬の時期は、8〜11月の夏から秋にかけた時期 となっています。

POINT

この期間は実を付け続けるので、何度も収穫することができる

主な生産地はどこ? 

島とうがらしは、主に古くから栽培されてきた沖縄県で栽培されています。他に鹿児島県の奄美地方などでも生産されています。

沖縄で栽培される人気の島とうがらし

島唐辛子は沖縄県で栽培されている唐辛子ですが、生産地にはこんな島々があります。 

石垣島産 

石垣島は、沖縄本島・西表島に次いで3番目に大きな島です。自然が豊富でダイビングスポットとして人気で、沖縄の中でも有名な観光地です。自然だけではなく町もあるので、毎年たくさんの方は訪れます。

久米島産

久米島は、沖縄本島西部より100kmほど離れた場所に位置する小さな島ですが、ここでも島とうがらしが栽培されています。

宮古島産

宮古島は外周約9kmほどの小さな島ですが、島とうがらしが栽培されています。最近はホテル事業も進み、観光地として人気の島となっています。

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島とうがらしの価格相場ってどのくらい?

島とうがらしは、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。

スーパーだと  

島とうがらしは、スーパーでは1袋200〜300円ほどで販売されています。

ネット通販だと

島とうがらしは、旬の時期になるとネット通販でのお取り寄せも可能です。旬の時期には冷凍島とうがらしが50g1,000円程度で購入することができます。他にも、一味唐辛子などの加工品をお取り寄せできるので、興味のある方はチェックしてみてください。

生の島とうがらしは持ち出し禁止!

沖縄のいろいろな島で栽培されている島とうがらしですが、「島外への持ち出しは禁止」されています!

注意

島とうがらしだけでなく、紅芋・さつまいも・みかんやシークヮーサーなどの苗木も持ち出しNG

乾燥・加工は大丈夫

持ち出し禁止となっている島とうがらしですが、「乾燥したもの・加工品は持ち出しOK」となっています。生の状態はNGですが、一味唐辛子などの調味料に加工されたものであれば問題ありません。

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島とうがらしのおすすめの食べ方

島とうがらしを使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。時短で簡単に作れる料理なので、是非実践してみましょう♩

コーレーグース(泡盛漬け)

引用:cookpad

コーレーグースは、泡盛に唐辛子を漬けた沖縄の伝統料理で、沖縄そばやチャンプルーには欠かせない調味料です。島とうがらしを泡盛に漬けるだけなので簡単に作ることができます。

ドレッシング

市販でも唐辛子ドレッシングは販売されていますが、自家製でもドレッシングへアレンジできます。辛味がクセになりますよ◎

唐辛子味噌

引用:cookpad

唐辛子の味噌漬けは、辛いけれどやみつきにある味わいです!白いご飯のお供に良し、おにぎりの具材にも良し、炒めものや和え物にも良しの万能辛味調味料です◎

材料と作り方
  • 唐辛子は輪切りにし、ごま油で香りが出るまで炒める
  • 味噌・砂糖・みりんを加えてよく練る
  • 白ごまを加えて容器に移して保存する

「炒める」という一手間を加えることで唐辛子の香りが引き立ち、食欲をそそる調味料へと変化します。長期保存も可能なので便利ですよ◎保存する際は冷蔵庫に入れましょう。

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まとめ

唐辛子の品種の一つ「島とうがらし」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

島とうがらしの特徴まとめ

  • 沖縄本島や離島で栽培されてきた唐辛子の品種
  • 生のものは持ち出しNGで、加工品や乾燥ものは持ち出しOKというルールがある

島とうがらしは沖縄県で栽培されているとうがらしの総称です。一般的なとうがらしと同じように料理に活用できるので、是非一度食べてみてくださいね。

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