今では日本の食卓にかかせないパスタ。実は保存状態が悪いとダニがわく可能性があるんです。アレルギー症状が心配な方も多いと思いますので、そこで今回は
- パスタは開封後ダニがわく!?
- ダニがわかない対処法は?
- パスタの正しい保存方法
こちらをテーマにご紹介いたします。
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目次
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パスタは開封後ダニがわく!?
パスタの原料となるデュラムセモリナ粉は、イタリア語で「デュラム」が小麦の種類、「セモリナ」とは粗挽き粉を意味します。
乾燥のパスタは12世紀頃に砂漠を旅するアラブ人から生まれ、南イタリアに伝えられました。保存性は、とても高いのですが高温多湿の日本ではどうでしょうか?そちらを解説していきます。
確認方法
パスタや小麦粉の製品にダニがわいた場合、目で見て確認することは非常に難しいです。パスタでは白色のダニを目視できることもあるのですが0.4mmと、とても小さいので調理たびにする度に確認するのは大変ですよね。
大量発生したあとでは、粉が微妙に動くなど目にわかる変化があり、黒い用紙の上に広げたりすれば視認しやすくなります。でも、できれば繁殖する前に早期発見をして未然に防ぎたいところですよね。
そこで、ダニ専用の検査キットをおすすめします。ダニの中には餌を小麦粉、砂糖、ホットケーキミックスなど、身近な食品を餌として繁殖します。茹でてもアレルギー症状が出る可能性があり、アナフィラキーショックを起こすこともあるので注意が必要です。
原因
ダニが原因で起こるアレルギー症状で有名なのが、アメリカの小麦粉が入った食品を食べた時に起こる、「パンケーキシンドローム」というものがあります。小麦粉の中で繁殖したダニの死骸やフンを口にしてしまう起こる症状です。
発祥例事態は少ないのですが、アレルギー症状が出やすいのは喘息持ちの方などに多く見られます。発症する量は人それぞれですが、主な症状をまとめておきます。
アレルギー症状
- 全身のじんましん
- むくみ
- 呼吸困難
- 喘鳴
- 腹痛
- 嘔吐
- 血圧低下
小麦粉にわきやすいダニの種類でコナダニやケナガコナダニがいます。気温が25~28℃、湿度が75%以上の環境を好むため、湿気が多い梅雨や夏の時期になどによく発生します。直射日光の当たる場所や高温・多湿で保管するのは控えたほうがいいと思います。
未開封でもダニがいる?
日本のものではあまり心配はいらないかと思いますが、海外から輸入した食材の中ではすでにダニが入り込んでいる可能性もあります。事前に混入しているものは防ぐのは難しいですが、自宅での保存方法などをしっかりすればダニの浸食や繁殖を未然に防ぐことができます。
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対処法は?
密閉する
密閉できる容器に入れれば新たなダニの侵入を防ぐことができます。パスタは腐らないと袋を輪ゴムで止めてるという方は注意が必要です。ダニの侵入を防ぐためにも密閉して保存することを心掛けましょう。
吸湿をさける
日本の気候は海外に比べて高温多湿なので湿気をしないように対策をすることが必要です。シリカゲルという乾燥材が100円ショップか、他の食材を買った際に中に入っているので、とっておいてパスタを保存する容器に入れておけば湿気を防げます。
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パスタの正しい保存方法
ジップロック
先ほどお話したとおり、湿気対策することがとても重要なので、ジップロックなど密閉できるものがおすすめです!のりを保存するための保存用袋で代用もできるので、主婦の知恵を活かして保存に役立てていきたいですね。
パスタケース
最近では、パスタ保存用のボックスや瓶などもよく売られています。100円ショップにもパスタが入りやすい13cmのものが売られているので、決まった場所に収納したいという方におすすめです!
パスタケースなら、袋とは違って穴が開いてしまう心配がないので、より密閉性を保てて安心ですね。瓶など透明なものでは、直射日光があたってしまう可能性があるので置き場所には注意して下さい。
ペットボトル
もう一つ、おすすめの保存方法がペットボトルを使用したものです。なぜ、おすすめなのかと言うと密閉させるだけではなくパスタを作る際にペットボトルの口から出る量が、ちょうど100g程度だからです。
イタリア料理のお店で提供されるパスタが80gなので、いつもお店で量が少し多いという方は少し量を調整してもらえたらいいかと思います。保存する際は湿気予防にシリカゲルを入れることをお忘れなく!
冷凍もできる
ダニは基本的には20度以下で活動や繁殖が停止するのですが、さらに安心で時短に繋がるのが冷凍庫で保存するという方法です。
2.茹であげたパスタにオリーブオイルをかけてあらパスタがくっつくのを防ぐ
3.熱をとる(麺を茹ですぎてしまった場合は冷水にとる)
4.一食分に小分けして、ラッブに包みさらに保存用の袋につめて冷凍庫にしまって下さい
まとめ
この記事をまとめると
- パスタや小麦製品にはダニがわきやすい
- 高温・多湿での保存は控えて、密閉できる容器で保存しましょう
- ダニは20度以下であれば、繁殖、活動を抑えられる
いかがでしたでしょうか?パスタでアナフィラキーショックを起こして命にかかわるという話しは、あまり聞きませんが小麦粉製品に共通することなので高温・多湿は控えて、しっかりと密閉をして保存することが大切です。
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