パセリの代用品6選|ない時に代わりになるハーブには何がある?

パセリは料理にちらしたり混ぜたり、特にイタリアン欠かせないハーブですが、切らしている時は他のもので代用することもできます。どんなものが代わりになるのでしょうか?今回は、

  • パセリの日持ち&保存方法
  • パセリの代用品★選

これらのテーマについて紹介いたします。

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パセリってどんなハーブ?

英名 Parsley
別名・和名 和蘭芹
エネルギー(100gあたり) 43kcal
糖質量(100gあたり) 1.0g

パセリの原産はヨーロッパ中南部から北アフリカにかけた地域とされ、古代エジプト時代や古代ギリシャ時代には食べられていました。現在は食用がメインですが、かつては薬用や歯磨きにも用いられていたようです。

パセリに含まれるビタミンCは野菜の中でもトップクラスで、他にもビタミンKやミネラル・カリウムなど栄養満点の野菜です。美容面でも注目が集まっています。

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使い方

パセリには、生パセリと乾燥パセリがあります。生パセリは大きなカットのまま料理に添えられていることも多いですが、刻んでスープに入れたり料理のトッピングとしてお肉料理や魚料理などに使うこともできます。

乾燥パセリは、トマトソースに入れてパスタと和えたり、グラタンなど料理のトッピングに使うことが多いです。

日持ちはどれくらい?

生パセリは使い切れず、うっかり変色してしまった!なんて経験はありませんか?パセリの日持ちや、長持ちする保存方法はどんなものなのでしょうか?

傷んだパセリの見分け方など、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

妊娠中でも食べられる?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“パセリ”は妊婦さんにもオススメのハーブなんです!その理由には、パセリに含まれる“ビタミンC”“βカロテン“鉄分”があります。

妊婦さんへの効果や栄養成分の詳細について、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

パセリの代用品6選

パセリを料理に使いたいけれど切らしている!そんな時は、他の調味料で代用することができます。完全にパセリと同じ味ではなくても、代わりとしてオススメなものは色々あります♩パセリの代用調味料を6選、それぞれ紹介いたします。

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イタリアンパセリ

通常のパセリは葉がチリチリとカールしていますが、イタリアンパセリは平らな葉で、大きいのが特徴です。通年収穫が可能なので家庭菜園にも向いていますが、日光に当たり過ぎると枯れる性質があります。

ビタミンCをはじめビタミンA・B、カリウム、鉄分など栄養豊富で、野菜の中でもトップクラスと言われるほどです。疲労回復などの健康面や、美容にも効果があります。

オレガノ

オレガノは地中海を原産とし、紀元前から用いられていたとされる歴史の古い植物です。古代エジプト時代には、ミイラの乾燥剤に使われていたという変わった過去があります。

香りが強く、味は少し苦味があります。お肉料理などに使われ、臭み消しの効果もあります。基本的には乾燥したオレガノが出回っており、スーパーでも簡単に手に入れることができますが、生のオレガノが料理に使われることもあります。

バジル

バジルはイタリア料理のイメージですが、原産地はインドです。かつてのインドでは神に捧げる神聖な植物とされ、家やお寺の周りに植えられていました。人々の幸せを願うシンボルのようなものだったようです。

やがて、エジプトを経由してヨーロッパに伝わります。日本に伝来したのは16世紀頃でした。現代ではイタリアンには欠かせないハーブで、「ジェノベーゼ」ソースとしても食べられています。簡単に栽培できるので自家栽培している方も多くいるのがバジルの特徴です。

セロリ

セロリは、かつてヨーロッパに自生していた植物です。日本には豊臣秀吉の時代、朝鮮出兵の際に伝来したと言われています。しかし食用として栽培されるようになったのは明治時代以降と言われています。

日本名では「オランダミツバ」や「セリニンジン」という名前です。葉の部分にはビタミンB1・B2が豊富に含まれ、特有の食感を作っている食物繊維や、美容に良いビタミンCも含まれています。

三つ葉

みつばは日本が原産の植物で、各地の山にも自生しています。一つの茎に対し3つの葉がつくことから「みつば」と名付けられました。栽培は江戸時代からと歴史は長く、独特な風味が特徴的です。

現在では水耕栽培が主流で、1年を通じて手に入れることができますが、特に使われるのはお正月の時期となっています。

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チャービル/セルフィーユ

英名 Chervil
別名・和名 苗香芹,セルフィーユ

チャービルの歴史は古く。古代ローマ時代には食用にしていたと言われています。「チャービル」は英名ですが、フランス語では「セルフィーユ」と言います。フランス料理ではセルフィーユの名前で呼ばれていますが、同じものになります。

柔らかい葉としのかに爽やかで甘みある味が特徴で、お肉料理や魚料理どちらにも合うハーブです。葉は小さいですが6〜7つの切れ込みがある葉の形をしており、自生している地域もあります。

まとめ

この記事をまとめると

  • パセリは生と乾燥ものがあり色々な料理のトッピングやソースに使える
  • 代用ハーブには、バジル・三つ葉・イタリアンパセリ・オレガノ・セロリ・チャービルなどがある
  • パセリにはクセがないので他のもので代用しやすい◎

パセリがなくても、他に使える代用品は様々あります。パセリを切らしている時は、家庭にあるもので代用してみてくださいね。

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