パセリの1日の適量はどれくらい?食べ過ぎた場合の副作用はある?
独特の味で好き嫌いが分かれるパセリですが、体に嬉しい効果がたくさんあるのはご存じでしょうか?またパセリが好きにな方にとっては食べ過ぎが体に悪い影響を及ぼさないか気になるところ。
今回はパセリについて以下の目次でご紹介します。
- パセリの栄養素や効能について
- パセリの食べ過ぎは身体に悪い?
- パセリの効果的な食べ方
パセリは料理の付け合わせというイメージがあり、食べない!という方も多いのではないでしょうか?パセリの効果を知れば、きっと皆さんも食べたくなるはずです。ぜひ最後までお読みください。
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目次
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パセリの栄養素や効能について
パセリは飾りつけのイメージですが、栄養がたくさんあり是非食べてほしいハーブの1つです。パセリにはどのような栄養や効能があるか詳しく説明します。
パセリの栄養素
パセリの栄養素は以下の通りです。
【パセリの栄養素(100gあたり)】
カロリー | 2kcal |
脂質 | 0g |
ビタミンA | 31μg |
ビタミンB1 | 0.01mg |
ビタミンB2 | 0.01mg |
ビタミンB6 | 0.01mg |
葉酸 | 11μg |
ビタミンK | 43μg |
ビタミンC | 6mg |
ビタミンE | 0.2mg |
カリウム | 50mg |
カルシウム | 15mg |
鉄 | 0.4mg |
食物繊維 | 0.3mg |
生活習慣病の予防
パセリに含まれているβ-カロテンには強い抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、体の酸化を抑える働きのこと。体が酸化すると動脈硬化・ガン・老化などが進むため生活習慣の予防効果があります。
ストレス予防
パセリに含まれているビタミンCは美肌に良い成分として知られていますが、ビタミンCにはストレスから守るアドレナリンを生成するのを助けるため、実はストレス予防も期待できます。
むくみ予防
パセリに含まれているバリウムは体内の余分な水分を体の外に排出する働きがあり、むくみの予防効果があります。
ダイエット効果
パセリには食物繊維も含まれているため、便秘解消にも効果がありダイエット中の方には嬉しいハーブです。その他パセリに含まれているビタミンB1とB2には代謝アップの効果があります。
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パセリの食べ過ぎは身体に悪い?
パセリの食べ過ぎは吐き気などの原因になると言われています。また
- 妊娠中の方
- 腎臓に問題がある方
も注意が必要です。詳しく説明していきます。
妊娠中は注意
厚生労働省からは妊娠中のパセリの摂取について注意喚起はありませんが、パセリに含まれているアピオールには子宮を収縮する作用があり、食べ過ぎには気を付けたほうが良いという意見もあります。少量であれば問題はありませんが、心配な方は食べないほうが良いでしょう。
腎臓に問題がある場合は注意
アピオールは刺激が強い成分として知られており、食べ過ぎると腎臓に影響を及ぼす可能性があるため、腎臓に問題がある方は医師の判断に従ってください。
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パセリの効果的な食べ方
パセリの食べ過ぎは体に悪い場合もあることが分かったところで、1日の適量をご説明します。
1日6gまで
パセリの適量は1日6g(3房程度)です。パセリに含まれているアピオールは胃への刺激が強いため、食べ過ぎると吐き気、嘔吐などの症状が現れる場合があります。
オリーブオイルと一緒に
パセリを細かく刻んでオリーブオイルと塩を混ぜ合わせれば、簡単にグリーンソースを作ることができます。このグリーンソースはお肉や野菜にかけたり、サラダのドレッシングとしても利用できます。
肉や野菜と一緒に
パセリはよく料理の付け合わせで添えられていることが多く、食べてよいものなのか悩む方も多いかと思いますが、パセリが添えられているのにはきちんと理由があります。まず一つの理由は見栄えが良くなるから。唐揚げや肉・魚料理で色味が足りない時に添えるだけで見た目が華やかになります。
もう一つの理由はパセリにある口臭効果です。先ほど食べ過ぎると吐き気の原因になると説明したアピオールには、強い殺菌作用があると言われているため食後に食べることで手軽に口臭対策ができます。外食した際、すぐに歯磨きができない時に大活躍します。
まとめ
以上、パセリについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- パセリには、生活習慣の予防、ストレス予防、むくみ予防、ダイエット効果などが期待できる
- パセリは刺激が強いハーブなので、食べ過ぎると吐き気を引き起こす可能性がある
- パセリの1日の摂取目安量は6g(3房)程度
- おすすめの食べ方はオリーブオイルと合わせてグリーンソースを作る、料理の付け合わせ
外食した時に、料理の付け合わせとしてパセリが出てきたら食べないという方も多いかと思いますが、パセリには嬉しい効果がたくさんあるので味が苦手でない方はぜひ食べてください。食べすぎなければ体に良い効果がたくさんあるバジルを、ぜひ様々な料理に活用してください。最後までお読みいただきありがとうございました。
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