みなさんはパプリカは好きですか?日本には1993年からオランダより輸入されるようになった野菜です。
有名歌手がパプリカというタイトルの歌をリリースしたことで一気に身近になりました。
このパプリカ、正しく保存すると2週間程度と日持ちするとても便利な野菜です。今回は、
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パプリカの賞味期限はどれくらい?
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パプリカが腐るとどうなる?
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パプリカを長持ちさせる方法
これらのテーマについて解説します。
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目次
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パプリカの賞味期限はどれくらい?
目安は2週間程度
状態にもよりますが、2週間程度と長く日持ちする野菜です。
パプリカパウダーの賞味期限
賞味期限は開封前で2年程度に設定されているものが多いようです。
パプリカパウダーを購入して一回で一瓶使い切ることはありませんから、しまう場所が必要になってきます。 食品だからと冷蔵庫にしまう方も多いかと思いますが、実はそれは誤った保管方法です。
パプリカパウダーなどのスパイスは冷蔵庫に出し入れすると、気温との温度差で結露を起こす可能性があります。結露によって水分がついてしまうとカビが生える原因になってしまいます。
パプリカパウダーは湿気の少ない冷暗所で保管するようにしましょう。
ホール状の物の賞味期限
日本ではあまり見かけませんが、パプリカ丸ごとの缶詰や瓶詰めがネットや高級スーパーなどで買えます。
メーカーによっても違いますが1年以上保存可能です。
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パプリカが腐るとどうなる?
見た目の異常
パプリカが日持ちするとは言っても以下のようなものは要注意です。
- ハリがない
- シワが多い
- 乾燥している
- 黒ずんでいる
匂いの異常
腐ったパプリカは生臭い匂いがします。
味の異常
腐ったパプリカは酸っぱい味がします。
見た目が大丈夫そうでも、匂い・味に異常があった場合は食べるのはやめておきましょう。スポンサードリンク
パプリカを長持ちさせる方法
常温の場合
パプリカは常温保存が可能な野菜です。
新聞紙で包むことで、乾燥してシワシワになってしまうのを防ぎます。
野菜室の場合
パプリカは状態が良ければ常温保存が可能ですが、以下の場合は注意が必要です。
- 初夏〜秋にかけて
- カットしたものが余ってしまった
- 見切り品を購入したため状態が悪い
これらに当てはまった場合は、野菜室に保存することをオススメします。
ここで、「野菜室?冷蔵室ではダメなの?」「冷蔵室の方が温度が低いから長持ちしそう」と疑問に持つ方もいらっしゃるかと思います。
パプリカは原産地が南米で20~30℃の温暖な気候で育つ高温性野菜です。そのため、寒さや乾燥に弱く、冷蔵室の5℃前後の温度よりも野菜室の方が長持ちするのです。
パプリカを野菜室で保存する手順は以下の通りです。
パプリカを丸ごと保存する場合
①ペーパータオルで包む
②ポリ袋に入れて軽く口を閉じる
パプリカを丸ごと保存する場合は10日程度保存可能です。
カットしたパプリカを保存する場合
①ワタとタネは取り除く
②ラップにつつむ
※濡らしたキッチンペーパーと一緒に包むと乾燥を防げます
カットしたパプリカは2~3日を目安に使い切りましょう。
冷凍の場合
スーパーの特売で多く購入した時などは冷凍保存がオススメです。
パプリカを冷凍保存する場合
①ワタやタネを取り除く
②使いやすい大きさにカットする
③1回分ずつ小分けにしてラップに包む
④なるべく平たくして冷凍する
冷凍したパプリカは1ヶ月程度保存できます。
乾燥させる場合
パプリカは乾燥させてドライパプリカにしても美味しく保存できます。
パプリカを乾燥して保存する方法
①ワタとタネを取り除く
②細めの千切りにする
③ざるに並べて乾燥させる
しっかり乾燥させる場合は2日間・セミドライにする場合は3時間程度干します。
調理する時はセミドライパプリカはそのまま、ドライパプリカはお湯に3分ほど浸けてもどしてから使用します。
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まとめ
いかがでしたか?今回はパプリカの賞味期限や保存方法をご紹介しました。
この記事をまとめると
- パプリカは正しく保存すれば2週間程度日持ちする
- パプリカパウダーは開封前で2年程度・開封後は半年保存可能
- パプリカのホールの缶詰はメーカーによって違うが1年程度保存可能
- パプリカは常温・冷蔵(野菜室)・冷凍・乾燥で保存することができる
- パプリカは寒さと乾燥に弱い
パプリカは栄養豊富で日持ちもします。冷蔵庫に一つあると心強いですね。
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