パピコは太る?カロリー・糖質は?アイス代わりのダイエットとは…

大人から子どもまで、長年にわたって愛されている人気のアイス・パピコ。スプーンを使わなくていいこと、片手で手軽に食べられることなどから、ダイエット中でもつい手が伸びてしまう。そんな方も中にはいるかもしれません。「半分なら、他のアイスの1/2個分なのでは?」そんな声も聞こえてきそうです。

そこで今回は、

  • パピコは太る?
  • パピコでダイエットできる?
  • アイス代わりのダイエットとは

これらのテーマについて紹介いたします。

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パピコは太る?

パピコは定期的に期間限定商品が発売されていますが、ここでは1年を通して販売されているロングセラー商品「チョココーヒー」「ホワイトサワー」これらの成分を詳しく見ていきたいと思います。

ダイエットの観点で特に注目されるポイントが、カロリー・糖質・脂質の3点です。具体的な数値とともに、次の項目から解説していきます。

カロリー

まず、パピコの商品パッケージの栄養成分表示は「1本当たり」で記載されています。つまり1袋を一度に食べた場合は、数値が倍になるということを先にお伝えしておきます。(※パピコの公式ホームページより抜粋して転載)

  • ホワイトサワー:86kcal
  • チョココーヒー:89kcal

パピコには糖質の成分表示がないため、ここでは「炭水化物」の数値を紹介します。正確には、炭水化物ー食物繊維=糖質となるため、実際の糖質の数値とは誤差があることだけご了承ください。

  • チョココーヒー:12.1g
  • ホワイトサワー:13.1g

脂質

乳固形分や乳脂肪分の含有率によって「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」と4種類に分類されるアイスの中で、パピコは「ラクトアイス」に位置しています。

ラクトアイスや乳脂肪分が低めですが、その代わりに植物性脂肪を多く含んでいる場合があります。ただそれでもパピコは、1本当たりの脂質は低いようです。

  • チョココーヒー:3.8g
  • ホワイトサワー:3.3g

パピコでダイエットできる?

パピコの利点は、何と言っても半分ずつ食べられるところ。そのため、他のアイスと比べたらダイエットに向いているように思われることがあります。

食事制限を徹底しすぎるとなかなかダイエットが長続きしないのは確かです。果たして、パピコはダイエット向きなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

カロリーは低いけど…

参考までに、市販で売られている他の主なアイスのカロリーがこちらです。

  • 明治 エッセル スーパーカップ 超バニラ:374kcal
  • 森永 チョコモナカジャンボ:303kcal
  • 森永 PARM(パルム)チョコレート:232kcal
  • ロッテ 爽 バニラ:230kcal
  • ロッテ クーリッシュ バニラ:147kcal

比較すると、確かに1本当たりのパピコのカロリーは低いです。

ですが、他のアイスを選ばずにパピコを食べたからと言って、必ずしもダイエットに繋がるというわけでもありません。カロリー・糖質・脂質いずれも一定の量が含まれていることは事実なので、ダイエット中に食べることは控えた方がいいでしょう。

ダイエットにむいてるアイスは?

では、そもそもダイエットに向いているアイスはあるのでしょうか?

まずダイエットは、大きく分けて「カロリー制限」と「糖質制限」の2種類があり、カロリー制限は長続きしやすく、糖質制限は体重が落ちやすいと言われています。そのため、ダイエット中でもアイスを食べたい時は、「カロリー」「糖質」に注目し、数値が低いものを選ぶといいでしょう。

1つおすすめしたいのが、先ほど紹介した4種類のアイスの中の「氷菓」です。氷菓は他の3種類のアイスと比べると圧倒的にカロリーと脂質が低いです。市販品で言うと、赤城乳業のガリガリ君、森永のアイスボックスなどが挙げられます。

ただ、暑さを紛らわすために、夏はつい頻繁にアイスを食べてしまうこともあるかと思います。氷菓とは言え、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

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アイスに代わるダイエット法とは?

アイスは必ずしもダイエット効果があるとは言えないことをここまでご説明してきました。では、アイスに代わるようなダイエット食品はあるのでしょうか?

効果は?

ダイエットをする以上、確かな効果を得られないことには意味がありません。先ほどもお伝えした通り、カロリーと糖質の数値には特に注意する必要があります。

カロリーを制限するダイエットは、普段の食事での摂取カロリーを減らすというシンプルなものなので、基本的にどんな食品を食べても問題ありません

カロリーの数値だけを意識していればいいので、献立も組みやすく、よって長く続けやすいダイエットと言えます。ただ極端に自分好みな食事にしてしまうと効果は得られません。自己流に陥りやすいところが、カロリー制限ダイエットの難点と言えます。

対して糖質を制限するダイエットは、その名の通り糖質を多く含むものを極力避けることによって減量を目指す方法です。糖質の摂り過ぎは肥満の一因にもなると言われています。

炭水化物、イモ類、果物、砂糖を多く含む菓子や飲料などが、糖質制限ダイエットにおいて避けた方がいいとされる食べ物です。

たんぱく質や脂質メインの食事となってくるため、筋肉の減少は抑え、体重だけを効率よく落とすことができます。そのため効果を実感しやすいダイエットではありますが、炭水化物を控えているため、その中に含まれている食物繊維が不足しがちな生活になります。

そのため便秘を引き起こしやすくなるなど、健康上のリスクがあるところが懸念点ではあります。

なにをアイスの代わりにする?

ダイエット中でもアイスを食べたくなることはあると思います。カロリーと糖質を抑えつつ、アイスを食べた時と同じような満足感を得られる食べ物。これが「アイス代わりのダイエット食品」と言えます。

ここで1つご紹介したいのが、キッコーマン提案の「豆乳アイス」です。キッコーマンと言えば、豆乳飲料で有名なメーカーです。ダイエットの一環として豆乳を飲んでいる方もきっと少なくないかと思います。

この豆乳飲料を紙パックごと冷凍庫に入れて凍らせ、シャーベットのようにして食べることを公式サイトでキッコーマンは紹介しています。低カロリー・低糖質という豆乳飲料の品質はそのままに、アイス感覚で食べることができます。まさにダイエット中にぴったりと言えます。

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まとめ

ここまで、パピコを食べると太るのかどうか、含まれているカロリーや糖質の量、アイスの代わりになるダイエット食品などについてご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 1本ずつ食べるのであれば、パピコは他のアイスよりもカロリー・糖質ともに低い傾向にある
  • ただ、パピコに必ずしもダイエット効果があるとは言えない
  • ダイエット中は「豆乳アイス」がおすすめ

暑い季節はついアイスを頻繁に食べてしまいがちですが、ダイエット中は極力控えた方がいいでしょう。パピコにおいても同様のことが言えます。仮に食べるとしても、少なくとも1本ずつにしましょう。

ダイエット中でもアイスを食べたい場合は、今回ご紹介した豆乳飲料を凍らせる方法など、何かひと工夫を加えてみるといいかもしれませんね。

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