パンナコッタとプリンの違い|ババロア・ムースは?作り方・アレンジは

パンナコッタは、牛乳と生クリームの甘く濃厚な味わいが特徴で、少し贅沢をしたい時や自分へのご褒美として食べられる方が多いのではないでしょうか。

そんなパンナコッタですが、このような疑問が浮かんだことはありませんか?「パンナコッタとプリンは何が違うのだろう?」たしかに、パンナコッタとプリンは同じような見た目をしているため、何が違うのかよくわかりませんよね。実はパンナコッタとプリンの違いは使われている材料にあるそうです。そこで今回の記事では、パンナコッタとプリンの違いに関連して下記の内容を解説します。

  • パンナコッタとは
  • ババロア・ムースとの違い
  • パンナコッタの作り方・アレンジ

スポンサードリンク

パンナコッタとは

そもそもパンナコッタとは、どのようなデザートなのでしょうか?パンナコッタを食べたことのある方は多いかと思いますが、パンナコッタの歴史について知っている方は少ないのではないでしょうか。まずは、パンナコッタとはどのようなデザートなのか?について解説をします。

発祥地

パンナコッタは北イタリアのピエモンテ州が発祥地だといわれています。現在、ピエモンテ州でパンナコッタは、地域の伝統的な食品の一覧にのっており、とても親しまれているデザートのようです。

材料・食感の特徴

一般的なパンナコッタは、下記のような材料が使われます。

・牛乳

・生クリーム

・砂糖

・ゼラチン

パンナコッタは、非常にシンプルな材料から作られており、伝統的な作り方だと、牛乳が多く使われ、生クリームが少なめのようです。また、パンナコッタはとてもクリーミーな食感で、固形というよりは口の中でとろけるような食感が特徴的です。

プリンとの大きな違いは?

パンナコッタとプリンの大きな違いは「材料」にあります。参考までにまずは、プリンの材料をご紹介します。

・卵

・砂糖

・生クリーム

・牛乳

・バニラエッセンス

上記のように、パンナコッタとプリンは使われる材料が異なります。パンナコッタは、ゼラチンを使って固めます。一方で、プリンは卵を使って固めます。また、プリンはカラメルソースが使われますが。パンナコッタは使われません。これらのように、パンナコッタとプリンにはいくつかの違いがあります。

スポンサードリンク

ババロア・ムースとの違い

パンナコッタによく似たデザートはプリン以外にもあるんですよ。それは、ババロアとムースです。では、ババロア、ムース、パンナコッタは何が違うのでしょうか?ここでは、ババロアとムースの特徴について解説をします。

上記のパンナコッタの材料や特徴と比べてみてください。

ババロアの特徴

ババロアとは「ムースやパンナコッタ」と同じく、フランスを代表するスイーツの1つです。

ババロアの名前の由来は諸説ありますが、19世紀初頭のころ、ドイツのバイエルン王国に仕えていたフランス人シェフが貴族に振舞うために考案したデザートであるため「ババロア」と呼ばれているようです。

またババロアは、パンナコッタとは違う材料から作られています。

・卵黄

・グラニュー糖

・牛乳

・バニラビーンズ

・ゼラチン

・生クリーム

上記のように、パンナコッタとババロアは使われている材料が異なります。また、作る工程も違うので、全く違うデザートであるといえますね。

ムースの特徴

ムースとは「泡」という意味で、フワフワとした食感が特徴的です。このムースはそのまま食べれるというよりも、洋菓子の彩りを整えるのに使われることが多いです。

また、ムースもパンナコッタとは異なる材料が使われます。

・卵黄

・砂糖

・牛乳

・ゼラチン

・生クリーム

ムースとパンナコッタの材料には多くの共通点がありますが、大きな違いは「卵黄が使われない」点です。卵黄を使って固めることで、より濃厚な仕上がりになります。

違いをまとめると

パンナコッタ、ババロア、ムース、プリンの4つのデザートはよく似てますが、違いをまとめると下記のようになります。

・材料が違う

・発祥地が違う

・用途が違う

・作り方が違う

上記のように、パンナコッタ、ババロア、ムース、プリンはそれぞれで使われかたが異なります。

スポンサードリンク

パンナコッタの作り方・アレンジ

「自宅でパンナコッタを作ってみたい!」そんな方に向けて、自宅でもカンタンに作れるパンナコッタの作り方について解説をします。

材料

パンナコッタに必要な材料は下記の通りです。

・牛乳

・生クリーム

・砂糖

・ゼラチン

・バニラビーンズ

作り方の手順

①水に粉ゼラチンを振りかけてふやかす

②鍋に生クリーム、牛乳、砂糖、バニラビーンズを加え、中火にかける

③ゼラチンが溶けたら漉し器で濾しながらボウルに移す

④氷水にあてて混ぜながらとろみが付く程度冷やす

⑤容器に分け入れて、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めて完成

MEMO
お好みでフルーツやジャムなどを加えてお召し上がりください。

アレンジ方法

パンナコッタは、材料を少し変えるだけでアレンジレシピを楽しむことができますよ。例えば、生地にチョコレートを混ぜ込んだ「チョコレートパンナコッタ」です。濃厚なチョコレートと牛乳のクリーミーな味わいが絶妙にマッチして、とても美味しいですよ。

スポンサードリンク

まとめ

今回の記事では「パンナコッタとプリンの違い|ババロア・ムースは?作り方・アレンジは」について解説をしました。

最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • パンナコッタは、北イタリアのピエモンテ州発祥のデザート
  • パンナコッタとプリンの大きな違いは「材料」にある
  • パンナコッタは自宅でもカンタンに作ることができる