パクチー・ナンプラー・どくだみの違いは?臭いや使い分け方も解説!

近年、パクチーは大ブームとなっていますよね。以前よりは、下火になりましたが、パクチーを使ったお菓子や食品が発売されるなどして、一気にパクチーの知名度は上がりました。パクチーを使った料理には、ナンプラーを使用しているものが多いですよね。ナンプラーを買ったけど、お家でパクチーを食べるとき以外はどうやって使っていいのか分からない人も多いのではないでしょうか?また、パクチーのことをどくだみだと勘違いしている人も多いようです。そこで、この記事では

  • パクチーの特徴とおいしい食べ方は?
  • ナンプラーはどんな料理につかえる?
  • どくだみとパクチーの違いは?
について紹介していきます。

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パクチーの使い方

パクチーの保存方法・保存期間を解説/常温・乾燥・冷蔵・冷凍

独特の香りから、好き嫌いが分かれるパクチーですが、実は葉だけでなく、茎や根もおいしく食べることができます。葉の部分は、生で食べることで香りと味わいをそのまま感じられます。

水分がついているとパクチーのおいしさが半減してしまうので、洗ったあとはよく水気を取ってから食べることをおすすめします。
茎の部分は、しゃきしゃきとした食感を楽しむことができます。

細かく刻んで生のまま食べたり、卵料理に入れたり、スープの具材として使うこともできます。
根の部分は、肉や魚の臭みを消す効果があります。肉や魚を茹でるときに使えば、パクチーの匂いも気にならなくなります。

根を使うときは、よく洗い、しっかりと泥を落としてくださいね。

パクチーの特徴

パクチーは地中海沿岸が原産です。コリアンダー、シャンツァイといった別名を持ち、和名はカメムシソウといいます。この和名のとおり、パクチーは独特の香りが由来となりつけられた名前です。

どんな臭い?

パクチーのにおいは、和名でもカメムシソウとついているように、「カメムシのにおい」や「石鹸や洗剤のにおい」と例えられることがあります。近い食材でいうと、セロリやセリのように風味にクセのある食材と言えるでしょう。

どんな料理に使える?

パクチーの代表的な料理としては、タイのトムヤムクンやベトナムの生春巻きなどのエスニック料理に使用されています。また、パスタソースにしても美味しいですよ。

効果効能

独特の香りから、苦手な人も多いようですが、β-カロテンやビタミンCが豊富で、香りには食欲増進や消化促進などの働きがあります。ぜひとも食卓に取り入れたいところですね。

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ナンプラーの使い方

ナンプラーの代用品でしょっつるは使える?おすすめの代用品は?

ナンプラーは醤油と同じように、食材につけたり、かけたり、料理に加えたりして風味を加えることができます。しかし、塩気が多いのが特徴なので、醤油と同じ分量で使用すると塩辛くなってしまいます。

醤油の代わりとして使うときは、少しづつ調節して使いましょう。
また、ナンプラーは蒸発するのが早いため、ナンプラーを入れた後はすばやく調理をするのがコツです。

特徴

ナンプラーはタイの代表的な調味料です。カタクチイワシを塩に漬けて発酵熟成した魚醬で、日本のお醤油のような存在です。

どんな臭い?

ナンプラーは、カタクチイワシを原料としているので、日本の醤油にくらべて魚の独特な香りがします。この独特の香りから、苦手という人もいますが、加熱したり、レモンを加えたりすると香りがやわらぎます。

どんな料理に使える?

ナンプラーを使った料理といえばタイ料理ですが、チャーハンや炒め物、魚料理などにも使うことができます。醤油の代わりにナンプラーを使えば、手軽にエスニック料理を味わうことができますね。

効果効能

ナンプラーは、魚が原料ということからDHAやEPAが豊富です。DHAは脳の栄養といわれており、記憶力や言語能力、行動能力にもうれしい影響をもたらしてくれるので、ぜひ取り入れたいところです。

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どくだみの使い方

どくだみは、茎は硬くて食べられませんが、葉の部分はやわらかいので食べることができます。料理のアクセントとして使用できます。しかし、独特の香りがありますのでサラダのように大量にたべるものではないようです。近い食材というと、バジルのようなアクセントをつけるための食材と言えるでしょう。

特徴

どくだみは、東アジアが原産です。ベトナムでは食材としてよく食べられています。どくだみは、独特のにおいをもち、生命力が強くコンクリートの割れ目からでも生えてくるので、よく雑草扱いされてしまう植物です。

どんな臭い?

どくだみの臭いは、パクチーにそっくりなようです。どくだみの花がつぼみの状態の時の葉は、やわらかく生で食べることができます。若い葉であればあるほど、パクチーにそっくりで、育ってくるとどくだみの独特の臭いが強くなり、ミントのような清涼感が出てくるそうです。

どんな料理に使える?

どくだみは、葉の生春巻きの具材として数枚使ったり、ベトナムのサンドイッチであるバインミーとしてフランスパンにはさむ具材の一つとして使ったり、生で使う場合は、料理のアクセントとして使えます。

また、ニラやニンニクとの相性がよく、加熱すると柑橘類のような香りに変化するようです。どくだみを使った餃子やハンバーグなどに入れれば、いつもと違った餃子やハンバーグを味わえます。

効果効能

どくだみには、カリウムが含まれているため高血圧の予防に効果があります。また、フラボノイド類の成分も含まれているので、血液や血管に関係する病気の予防効果もあるようです。

そして、どくだみにはマグネシウムやカリウムなどのミネラルが多く含まれているので、水分を腸のなかに集めて、便をやわらかくしてくれる効果があります。便通がよくなる可能性があるので、生活に取り入れたいですね。

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まとめ

この記事では「パクチーの特徴とおいしい食べ方やナンプラーの使い方、どくだみとパクチーの違い」について紹介してきました。

この記事をまとめると

  • パクチーは、葉も茎も根もすべて使える
  • ナンプラーを醤油の代わりに使えば、簡単にエスニック料理になる
  • どくだみは、加熱すれば柑橘類のような風味になる

パクチーは、その香りによって好き嫌いがはっきりと分かれるところですが、肉をゆでるときに使ったり、卵料理に使ったりと少しづつ量を増やしていけば、もしかしたら好きになれるかもしれませんね。

また、パクチーとどくだみは香りがとても似ていますが、どくだみはパクチーと違って、茎は硬くて食べられません。お庭に生えているパクチーだと思っている植物は、どくだみかもしれませんね。

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