パイナップルって喉がイガイガする…治す方法はある?対処法を解説!

パイナップルって喉がイガイガする…

夢中になて食べすぎてしまった時に、そんなこと思ったことはありませんか?一体パイナップルの何が原因なのでしょうか。

そこで今回は、

  • パイナップルで喉がイガイガする原因
  • 喉のイガイガを治す方法
  • イガイガせずに食べるには?

これらのテーマで調べてみました。イガイガせずに食べる方法にも迫りましたので、是非ゆっくり読んでみてください。

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パイナップルで喉がイガイガする原因は?

パイナップルを食べて喉がイガイガする、かゆみがある…一体何が原因で起こっているのでしょうか?ここで詳しくみていきましょう。

口腔アレルギー

喉がイガイガする原因は口腔アレルギーかも知れません。口腔アレルギーの症状としては、喉の痒み皮膚の赤み発疹痒みなどです。症状がひどくなると嘔吐下痢、重症な場合はアナフィラキシーショックを引き起こす危険性があるので注意が必要です。何かしらの症状が現れた場合は、食べるのを控えて様子を見るようにしましょう。自分のアレルギーを知るために、医療機関でアレルギー検査をするのもお勧めです。

プロメライン

喉がイガイガする原因はプロメラインも考えられます。プラメラインとはパイナップルに含まれているタンパク質分解酵素のことです。通常このプラメラインは肉などのタンパク質の分解を助けて消化を助ける働きがあります。しかし食べすぎたり、体調が悪い時に摂取すると喉や食道、胃の粘膜のタンパク質までを溶かしてしまう可能性があるようです。そのため喉がイガイガする場合があるので、食べ過ぎや体調が悪い時に食べるのは控えましょう。

シュウ酸カルシウム

原因として挙げられる一つにシュウ酸カルシウムもあります。まだ未熟なパイナップルには、シュウ酸カルシウムが含まれています。シュウ酸カルシウムとは、針状結晶をしています。そのために食べると結晶が喉に刺さってイガイガする原因になるようです。このシュウ酸カルシウムは結石の原因にもなる物質なので、しっかりと完熟したパイナップルを食べるようにしましょう。シュウ酸カルシウムが多い食品には、パイナップルの他にほうれん草やさつまいも、ブロッコリー、ナッツ、完熟していないバナナなどが挙げられます。

喉のイガイガを治す方法は?

喉のイガイガの原因がわかったので、次は治す方法を調べていきましょう。アレルギーの場合は食べるのを控えるのが一番です。それ以外はどうしたらいいのでしょうか。

乳製品

パイナップルを食べる際に一緒に乳製品を取ることで、喉のイガイガが改善される場合があります。これは原因で挙げた『プロメライン』に効果的です。乳製品に含まれるタンパク質が喉をプロメラインから守ることができます。しかし乳製品に含まれるカルシウムがシュウ酸カルシウムの結晶化を進めてしまう可能性があるので、完全に熟していないパイナップルを食べたい場合は、乳製品を一緒に摂取することは控えましょう。また牛乳とパイナップルを一緒に取ると、パイナップルの苦味が増してしまう可能性があるので注意が必要です。パイナップルと合う乳製品のおすすめは、ヨーグルトチーズです。

ハチミツ

喉がイガイガしたときは、蜂蜜を食べるのがおすすめです。はちみつにはたくさんの効果効能があり、抗酸化作用や抗菌作用が含まれています。その中には粘膜を保護する成分や保湿効果もあるため、喉が傷つけられたときにはちみつを食べると効果的です。喉を潤して、傷を早く回復させるのでイガイガが気になる場合ははちみつをそのまま舐めたり、飲み物に入れたりして取るようにしましょう。風邪などの喉の痛みにもはちみつは効果的です。

イガイガせず食べるには?

喉がイガイガするのは嫌だなと思って、パイナップルを食べれないでいるのはもったいないですよね。そこでイガイガしないで食べる方法を調べてみました。

加熱する

パイナップルを喉がイガイガせずに食べる方法は、加熱してから食べるのがおすすめです。これはパイナップルの『プロメライン』に効果的です。プロメラインは熱に弱く、加熱することで酵素の働きを弱めます。加熱する際は60℃以上の温度で熱を加えてください。加熱するとパイナップル自体に甘みが増すので、さらに美味しく食べることができます。

熟したパイナップルを食べる

熟したパイナップルには、シュウ酸カルシウムはあまり含まれていません。シュウ酸カルシウムが少ないと喉のイガイガは抑えることができる可能性があります。そのためになるべく完熟したパイナップルを食べるようにしましょう。完熟したパイナップルの方が甘みも強くて、濃厚な味わいが楽しめます。

まとめ

今回は「パイナップルって喉がイガイガする…治す方法はある?対処法を解説!」についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • パイナップルで喉がイガイガするのはアレルギーもしくはパイナップルに含まれるプロメラインやシュウ酸カルシウムが原因である
  • 喉のイガイガを抑えるには乳製品やはちみつを取るようにする
  • アレルギーが原因の場合はパイナップルを食べるのを控えるようにする
  • パイナップルは加熱したり、熟したものを食べるようにする

パイナップルを食べて喉がイガイガする原因は、アレルギーやパイナップルの成分によるものでしたね。原因がわかったので、しっかり予防や対策をしてパイナップルを楽しみましょう。