青梅ジャムが苦い・エグみが強いのはなぜ?対処法やアク抜き方法

梅ジャムの冷凍・冷蔵保存方法は?ジップロックやタッパーで大丈夫?青梅のジャムというと、とても色合いが良くさっぱりとして美味しいジャムですが家で作ろうとするとどうしても苦味やエグみが強いジャムになってしまうんですよね。

ではどうして青梅のジャムは完熟梅のジャムにはない苦味やエグみがでてしまうのでしょうか。

今回の記事では、

  • 青梅ジャムが苦い原因
  • 徹底的にアクを抜く方法
  • ジャムにしてから苦味を取る方法は?
  • ジャム作りで失敗しないためには

これらについて解説していきたいと思います。

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青梅ジャムが苦い原因は?

作った梅ジャムが何となく苦いときって、食べるのを躊躇してしまいますよね。梅ジャムはとても風味がよく甘くて美味しくなりますが、青梅を使った梅ジャムだと少し苦くなることがあるのです。

考えられる原因は「アク」です。しっかりとアク抜きを行ったつもりでもアクがまだ残っていると苦味が強い梅ジャムになってしまうことがあります。

梅のアクをとるには浸水時間を長めに取ったり、なんどもなんども茹でこぼす必要があります。しっかりとアクを抜くにはこの両方を行う人もいます。それくらい青梅のアクというのは抜けにくいと思っておいたほうが良いでしょう。

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青梅のアクを抜く方法

では青梅のアクを徹底的に抜く方法を紹介していきますね!先ほども紹介しましたが青梅のアク抜きは2種類の方法があります。

  • 2~4時間程度水につけておく
  • 更に良く水で洗って包丁で種と果肉に分ける(種も一緒に茹でるので捨てないこと)
  • 鍋に果肉と種を入れてかぶるくらいの水を入れたら弱めの中火で30分ほど茹でる
  • アクを掬いながら茹でていき、30分経ったらお湯を捨てる。これを3回繰り返す

このようにしっかりと浸水と茹でこぼし時間を設けることで青梅の中に含まれるアクを徹底的に抜くことが出来ます。作っている最中で味見をしてみてエグみや苦味が残っていれば再度茹でこぼし作業を繰り返すようにしてください。

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ジャムにしてしまった場合の苦味とり方法

次はジャムにしてしまったあとに苦味が気になるときの対処法です。基本的にはジャムにしてしまった場合、もう苦味やエグみは消えないと思っていただいたほうが良いのですが、それでも無駄にしたくない場合は梅ジャムとそれと同じ量の水を鍋に入れてもう一度弱火でじっくりと煮詰めていきます。

沸騰させていくとアクの泡が浮いてきますので、それを丁寧にすくって取り除いていくことでいくらかエグみや苦味を除去することが出来ます。

もしこの作業をしてもエグみや苦味が取れない場合は、ジャムとして食べるのではなくドレッシングなどに混ぜて梅ドレッシングとして使えば、違和感なく食べることが出来ますよ!

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ジャム作りで失敗しないポイント

ジャム作りのコツをつかむまでは、基本のレシピ通り作ることをおすすめします。

まずは基本的なジャムが作れるようになることが、ジャム作りで失敗しない一番のポイントでしょう。

ここではジャム作りで失敗してしまう人の特徴について紹介します。

  • いきなりアレンジしちゃう
  • いちごや梅など、オーソドックスな果実ではなく、珍しいフルーツでジャム作りに挑戦する
  • 大量に作ってしまう
  • 分量を変えてしまう

など、いきなり自分流にアレンジするのは失敗の原因になるのでおすすめしません。

道具を見直す

使用している道具がジャム作りに適しているか、チェックしてみましょう。

  • 鍋・ボール・・・ガラス製もしくはステンレス製のものを使用していますか?この2つがジャム作りに適していると言われています。アルミ製のものは、酸によって傷みやすいので使用するのは避けた方がいいでしょう。
  • 杓子・・・手作りジャムは、煮詰める際に焦がさないように混ぜる必要があります。木杓子は、おたまよりも全体をまんべんなく混ぜ合わせるのに適しています。

青梅を使った梅ジャムは上級者向け!完熟梅を使おう!

初めてジャム作りをする方に向けたレシピを見て作ってみましょう。下記の方法なら、梅を下ゆでせず短時間で作れます。

<梅ジャムの材料(300ml分)>

  • 完熟梅:500g
  • 砂糖:500g

事前準備として完熟梅をよく洗い、ペーパータオルで水気をしっかりと拭き取り、ヘタを取り除きます。冷凍用保存袋に入れて口を閉じ、冷凍室に入れてひと晩冷凍してください。冷凍で約1ヵ月保存可能です。

<作り方>

  • 鍋に冷凍梅と砂糖250gを入れて中火で10分ほど煮ます。焦がさないように木べらで混ぜ合わせてください。
  • 梅肉がトロトロに溶けたら火を止め、種を取り除きます。アクが出ていたらこまめに取り除いてください。
  • 残りの砂糖を入れ、15~20分ほどフルーツソースぐらいのとろみがつくまで、弱火で煮込みます。木べらでかき混ぜ続け、アクが出てきたら取り除きます。ジャムは冷めるととろみが強くなるので、緩めに見えても煮詰めないようにするのがポイントです。
  • 消毒しておいた保存容器に、ジャムを詰めて蓋をしましょう。やけどに気をつけてください。

保存容器に入れたら、室温で冷まし冷めたら冷蔵室で保存します。自家製梅ジャムの保存期間は2~3週間ほどです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 青梅のジャムは苦味やエグみが出やすい
  • その理由はアクがとても多いから
  • アク抜きを徹底することで美味しい青梅ジャムになる
  • 浸水と複数回の茹でこぼしはマスト
  • ジャム作りで失敗しやすいのはアレンジをしてしまうこと
  • まず簡単な完熟梅を使ったジャムを作ってみよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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