お茶のカビを飲んだら食中毒になるの?死ぬこともある?白い粉は危険?

日本人と言えば緑茶をよく飲むイメージがありますが、皆さんは家にお茶の茶葉を保存していますか?いつも飲みたいわけではないけれど、甘いお菓子や和菓子が手に入った時に緑茶が欲しくなることはありますよね!

そんなお茶ですが実は意外と日持ちしない食材で、気を抜くとあっという間にカビが生えてしまうことがあります。

今回の記事では、

  • カビの生えたお茶を飲むとどうなるの?
  • お茶に白い粉が付いているのはカビ?
  • お茶の賞味期限
  • お茶の保存方法

これらについて解説していきたいと思います。 

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カビが生えたお茶を飲むとどうなる?

お茶は長期保存が可能なイメージがあるかもしれませんが保存状態によってはカビが生えてしまうことがあります。特にお茶は乾燥状態で保存しているのでなんとなくいつまでも日持ちすると思って、食器棚の奥にしまい込んでしまっている人も多いですよね。

お茶はしっかりと密閉した容器に入れておかないと水分を吸ってしまいあっという間にカビてしまいます。

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カビの生えたお茶を飲むとどうなるの?

もしカビが生えて腐っているお茶を飲んでしまっても、食中毒のような症状が起こることは比較的少ないです。

ただし飲む量や腐敗具合、年齢、体調にもよりますので、決して安心はしないようにしてください。もしお茶を飲んで食中毒になった場合は以下のような症状が想定されます。

  • 腹痛
  • 下痢
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 発熱

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お茶の葉についた白い粉はカビ?危険? 

白いフワフワしたカビのようなものには警戒が必要な茶葉ですが、実は最初から白い粉のようなものが付着している場合がありますこれは茶葉由来のアミノ酸が結晶化したもので、袋の内側や茶葉につくことがありますが、飲んでも特に問題はありません。

ただし菌の繁殖のもととなってしまうことがありますので、白い粉が確認できた場合には出来るだけ早く飲み切るようにしましょう。

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茶葉の賞味期限はどれくらいなの?

次はそもそも茶葉がどれくらい日持ちする食品なのかについて見ていきましょう。

未開封

未開封の茶葉は賞味期限は約半年から1年程度のものが多いです。ただし、賞味期限は製造方法やメーカーによっても異なりますので、必ずパッケージの記載を確認しましょう。

また茶葉は乾燥していて保存期間が長いように思えますが、実は約3%程度水分を含んでいます。未開封であっても味や香りなど品質は損なわれてしまいますので注意しましょう。

開封後

開封後の茶葉は空気や湿気の影響を受けてしまうため、急速に劣化が始まります。

また基本的にはパッケージに記載のある賞味期限は開封前を想定しています。一度でも開封してしまった茶葉は日持ちしませんので、賞味期限に関わらず出来るだけ早く消費するようにしましょう。

賞味期限切れはいつまで飲める?

賞味期限が切れた茶葉は、湿気ていたり腐っている様子がなければ飲むことは可能です。以下、目安となるおおよその日数です。

未開封(真空パック):冷凍庫保存で1~2年程度

開封後:密閉していない常温保存で開封から1週間程度

また賞味期限が切れてしまった緑茶の茶葉は、フライパンで軽く炒れば「ほうじ茶」として飲むことができます。他にも冷蔵庫や靴箱などの臭い取りや拭き掃除に使うなど、茶葉は賞味期限が切れても様々な使い方が可能です。

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茶葉の保存方法

茶葉は一度開封してしまうと意外と期限が短いため、正しい方法で保存することが大切です。常温、冷蔵、冷凍の3つに分けて茶葉に向いている保存方法を紹介します。

常温保存

茶葉は基本的には常温保存が可能です。ですが茶葉は湿気は湿気が大敵ですので、高温多湿、直射日光を避けて冷暗所で保管してください。

気温や温度に問題がなければ開封後でも大丈夫ですが、その場合は密閉できるような容器や袋に入れ替えることで、少しでも長持ちさせることができます。

冷蔵保存

茶葉は冷蔵保存することで長持ちさせることができます。ただしそれは開封前のものに限ります

一度でも封を開けてしまった茶葉は他の食材の臭いが移ってしまったり、冷蔵庫の開け閉めや茶葉の出し入れによって結露してしまうため、冷蔵保存には向いていないのです。

冷凍できる?

実は茶葉は冷凍保存も可能ですが、冷凍の場合も開封前がおすすめです。

ですがもともと茶葉は水分や温度変化に弱いもの。使用する際に一度凍らせた茶葉をすぐに開けてしまうと、外気温との温度差で結露してしまい、一気に傷んでしまいます。

冷凍した茶葉を使う時には一度冷蔵庫に移し、1日程度時間を掛けて解凍したら、さらに冷蔵庫から出しもう1日かけて徐々に常温に戻してからにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • お茶は長持ちしそうに感じるが意外と簡単にカビが生える
  • 購入した時にすでに白い粉がついていたらカビではなくアミノ酸の塊
  • カビの生えたお茶を飲んでしまうと低確率ではあるが下痢や腹痛などの症状を引き起こす可能性がある
  • 未開封のものであれば冷蔵保存や冷凍保存がおすすめ 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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