生茶、綾鷹、伊右衛門などそれぞれの緑茶の特徴や違いは何?

緑茶は日本を代表とする飲料で、多くの飲料メーカーから様々な商品が販売されています。今回は、キリンが製造する「生茶」、コカ・コーラが製造する「綾鷹」、サントリーが製造する「伊右衛門」について、それぞれの特徴について解説していきます。

これらのドリンクはコンビニやスーパーなどで多く販売されており、特に人気の高い商品となっていますが、それぞれの違いなどはあるのでしょうか。そこで今回は、

  • それぞれの緑茶の特徴
  • 生茶、綾鷹、伊右衛門の違いは?
  • 生茶がその他の緑茶と違うポイントとは?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

それぞれの緑茶の特徴

生茶と綾鷹、伊右衛門はそれぞれどのような特徴を持っているのでしょうか?商品の特徴を詳しく見ていきましょう。

生茶の特徴

生茶はキリンが販売している緑茶飲料で、2000年に発売が開始されてから現在まで、根強い人気を誇る商品です。「生茶葉抽出物」と呼ばれる旨味成分を使用することにより、緑茶本来の味を楽しむことができます。

使用する茶葉は国産の玉露とかぶせ茶、深蒸し茶飲みを使用し、約60℃程度の低温抽出にこだわっています。原料から製造方法まで、強いこだわりを持って生まれた商品ですよ。

綾鷹の特徴

綾鷹は日本コカ・コーラが販売する緑茶飲料で、京都の老舗茶店「上林春松本店」との共同開発により生まれた本格的な緑茶飲料です。製品のテーマは「急須で入れたような味わい」ということもあり、色や味にこだわって作られました。

綾鷹は2007年に販売が開始され、販売当初から爆発的なヒット商品となりました。2007年から2019年まで、12年連続販売増を記録する大ヒット緑茶飲料の代表格です。

伊右衛門の特徴

伊右衛門はサントリーが販売する緑茶飲料で、2009年に販売が開始されました。京都の老舗製茶会社である「福寿園」の創業者「福井伊右衛門」にちなんで名前が付けられました。

原料の茶葉は福寿園の茶匠が厳選した茶葉のみを使用、水は京都山崎の天然水を使用など、原料にも強いこだわりが感じられます。

スポンサードリンク

生茶、綾鷹、伊右衛門の違いは?

それぞれの商品はどのような違いがあるのでしょうか?成分や味、色などの違いに着目して紹介していきます。

栄養成分の違い

1つ目の違いは「栄養成分」です。緑茶と言えば「カテキン」や「カフェイン」が含まれていることで有名ですが、それぞれのメーカーによって含有量などが違うようです。

  • 生茶:カテキンの表記無し・カフェイン10mℊ
  • 綾鷹:カテキンの表記無し・カフェイン表記無し
  • 伊右衛門:カテキン8~20mℊ・カフェイン10mℊ

詳しく記載されていないメーカーも多く、栄養成分の違いは見つけ辛い部分でもありますが、結論で言えばどれもそれほど大きな違いはないと言えます。

味の違い

2つ目の違いは「味」の違いです。それぞれのメーカーによって味の違いがあると言えます。

例えば綾鷹は「渋み・甘味のバランスがよく、味は濃いめ」、伊右衛門は「新緑の若々しさやさっぱりとした味わい」、生茶は「濃厚な甘さや生茶特有の風味」などが特徴と言われています。

色の違い

3つ目は「お茶の色の違い」です。濁り具合やお茶の色に微妙な違いがあります。綾鷹はやや茶色がかった色合い、伊右衛門は深い新緑を感じる緑色、生茶はかなり深みを感じる緑色です。

お茶の色を見て思うことは、生茶が一番緑茶感がありそう!です。お茶本来の苦味や甘さなどが感じられそうという印象を受けました。

パッケージの外しやすさの違い

最後は「パッケージの外しやすさ」です。綾鷹はフィルムが外しやすく、リサイクルしやすい設計になっているようです。

スポンサードリンク

生茶がその他の緑茶と違うポイントとは?

続いて生茶に焦点をあてて紹介していきます。製法や味、成分などについて詳しく見ていきましょう。

作り方

お茶に多く含まれる旨味成分であるテアニンなどの「生茶葉抽出物」を使用することにより、緑茶本来の旨味や甘味を楽しむことができます。

使用する茶葉は国産の玉露とかぶせ茶、深蒸し茶飲みを使用し、約60℃程度の低温抽出にこだわっています。お茶を抽出する温度は60℃がベストと言われるように、キリンでも抽出方法には力を入れているようですよ。

味の違い

生茶には生茶葉を抽出した旨味成分が含まれているため、「濃厚な甘さや生茶特有の風味」を感じることができます。

成分の違い

使用する茶葉や抽出方法などにより、各社ともに微妙な成分の違いが生じることは明白です。生茶には「生茶葉抽出分」が原材料に記載されているため、他社の製品よりもお茶本来の味わいが楽しめると言えます。

ただ、生茶葉の風味が強いためマズいまではいかない物の、「独特の風味を感じる」と評価される方も多いようです。

まとめ

今回は、日本の人気緑茶飲料である「生茶・綾鷹・伊右衛門」の特徴やそれぞれの違いについて紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 生茶はキリンが販売している緑茶飲料。生茶葉抽出による緑茶本来の旨味や甘味を感じることができる。
  • 綾鷹は日本コカ・コーラが販売する緑茶飲料。12年連続販売増の記録を持つメガヒット商品。
  • 伊右衛門はサントリーが販売する緑茶飲料。茶葉や水、抽出方法にもこだわりを持った商品。

いかがでしたか?日本の人気緑茶飲料について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク