お寿司はスーパーなどでも売られているので、定期的に買われる方は多いのではないでしょうか?そんなテイクアウトのお寿司ですが、冷蔵庫に入れておくとなぜか固くなってしまいます。一体どうしてお寿司は冷蔵保存をすると固くなるのでしょうか?
また、固くなったお寿司は、元に戻すことが出来ないのでしょうか?今回は、お寿司について以下のような事を解説していきます。
- どうしてお寿司は冷蔵庫で固くなるのか?
- お寿司を固くなりにくく保存するには?
- 固くなったお寿司は復活させることも出来るのか?
こんな内容になっています。記事をしっかりと読んで頂き、お寿司を上手に保存できるようになってしまいましょう。
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目次
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お寿司を冷蔵庫に入れると固まるのはなぜ?
お寿司は冷蔵庫に保存していると、段々と固くなってしまいます。どうしてお寿司を冷蔵庫に入れておくと固くなるのでしょうか?
でんぷんは冷えると固まる
お寿司の中で、温度を下げると固くなるのは「シャリの部分」です。シャリはご飯なので、温度を下げてしまうと、でんぷん質が老化して固まってしまいます。また、ご飯は「乾燥すること」で固くなる特徴もあります。
冷蔵庫内は非常に水分が少ない場所なので、シャリが乾燥して固くなってしまうのです。とにかく、ご飯はあまり冷蔵庫と相性が良くないようですね。
パンやご飯も固くなる
でんぷんは温度が下がると、劣化が進んで固くなる。ということで、パンや普通のごはんも同様に硬くなってしまいます。もし、パンやご飯を冷蔵保存した場合は、食べる前に温めてあげると柔らかい状態に戻るはずです。劣化したでんぷんは、加熱することで元の状態に近くなってくれるのです。
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お寿司を保存する時の方法
普通に冷蔵してしまうと固くなってしまうお寿司ですが、固くなりにくく冷蔵する方法もあるのでしょうか?いくつかの方法があるので、ご紹介しておきましょう。
野菜室で保存するのがおすすめ
1つ目の方法は「お寿司を野菜室で保存する方法」です。通常の冷蔵室であれば、庫内の温度は2℃から6℃くらいに保たれています。この温度で保存してしまうと間違いなくすぐにシャリは固くなってしまうでしょう。
そこで、「通常の冷蔵室よりも温度の高い、野菜室」にお寿司は保存するのがおすすめなのです。野菜室であれば、庫内の温度は7℃以上に保たれています。なので、出来るだけシャリの温度を下げずに、美味しい状態を維持してくれます。
ネタとシャリに分けて保存する
2つ目の方法は「ネタとシャリを分けて保存する方法」です。ネタは生ものを扱っているので、通常の冷蔵室で保存したほうが鮮度は落ちにくいでしょう。逆にシャリの部分は温度が下がりすぎると固くなります。なので、シャリだけ分けて「野菜室」に入れておくといいのです。
こうやって、シャリとネタを分けるだけでかなり鮮度を維持させることは可能です。その他、こうやって分けて保存することで更なるメリットもあります。そのメリットは、次項で見ていきましょう。
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シャリだけをあとからレンジでチンが最高!
前述した通り、ネタとシャリを分けて保存していると、非常に大きなメリットがあります。それは、「別々に後から調理できる」ということです。
電子レンジで加熱
シャリの部分だけ分けて保存しておくと、電子レンジでシャリだけを温めることが出来ます。前述した通り、ご飯は食べる前に加熱すると、元のふわふわの状態にいくらか戻ります。なので、お寿司でもシャリだけを電子レンジで加熱するといいでしょう。ポイントとして、
- 20秒ごとに様子を見ながら加熱する
- 温まったら、一肌程度の温度になるのを待って、ネタを乗せる
こんな方法で、お寿司は復活されることが可能です。
すし酢を少しだけ足す
電子レンジでチンする際に「すし酢を少しだけ塗ってあげる」のもおすすめです。すし酢を足すことで、乾燥しているシャリを復活させることが出来るからです。レンチンした後に、少量だけ塗ってみましょう。
ネタを乗せる
ふわふわに柔らかくなったシャリに、わさびを塗ってネタを乗せましょう。この方法だと、完全にネタの鮮度も維持され、シャリも冷たくないのでふわふわ状態になります。
握りたてと同じふわふわに!
スーパーなどで販売されているお寿司は、売られている時点で既にシャリの温度が下がっています。乾燥も始まっているので、ちょっと固くなっているでしょう。そういう場合でも、ご紹介した通りネタとシャリを別々に調理し直すことで、握りたてと同じふわふわ状態に復活させることが可能です。
もし、スーパーのお寿司をもっと美味しく食べたいのであれば、ご紹介した方法を活用してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「お寿司が冷蔵庫で固くなってしまうのはどうしてなのか?」ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をまとめてみたので、ざっくり振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- お寿司は冷蔵庫で保存するとシャリが固くなる
- お寿司は野菜室で保存すると固くなりにくい
- お寿司は、ネタとシャリを分けて保存し、シャリだけあとでレンチンするといい
こんな内容になっていました。あなたもお寿司を購入した際は、ご紹介した方法で上手に保存してみられてはいかがでしょうか?簡単でおすすめです。
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